今日も、ギフチョウ日和でした。栗林に期待して見に行ってみると、オスが1羽飛び回っているだけでした。今年は、遅れていて、ピークは、今日くらいかなあと思っていたのですが、そうではなかったみたいです。もうピークは過ぎました。
実家の庭では、メスが1羽、産卵するカンアオイを選んでいました。後で見ましたが、産卵株は、発見できていません。
昨年6月の5齢幼虫の数は、1昨年と同じくらいです。栗林だけで、50匹くらいは、サナギになったと思います。そうなっていたとするとサナギから羽化した個体が少なすぎます。おそらく、サナギの状態で、死んでしまった個体が多数あるのだと思います。
その原因は、二つ予想してします。一つは、暑すぎて、サナギが乾燥してしまい、死んでしまったこと。もう一つは、サナギを食べる生き物が増加したか、寄生バチが増加したこと。
どうでしょうか。他の地区の発生状況をきかないとわかりません。
さて、昨日、嫌な話を聞きました。隣の地区のギフチョウ自生地に、ギフチョウをとりに人がはいってきているとのことです。練馬ナンバーだったそうです。そこの自生地は、採取禁止になっているわけではないのです。
けれど、数が、多いわけではありません。採取禁止になっていないだけのことなのです。
ネットで各地のギフチョウの標本を売っていると、やめてほしいなあと思います。
絶滅危惧種などに指定された生物を飼育栽培したものでないかぎりは、販売させないようなしくみはできないものでしょうか。
三次産のギフチョウとオークションででていると、やるせない気持ちになります。
画像は。満開のミツバツツシです。ギフチョウが吸蜜しているところは、まだ見ていません。