林縁では、ウツギの花が満開ですが、少し、奥に進むとエゴノキの白い花も満開です。エゴノキの花は、咲いているのを気が付くよりは、落ちているたくさんの白い花を見て、上を見るとエゴノキの花がさいているんだなあと気が付くのです。
ウィキペディアで、調べてみると、エゴノキの幹や実は、さまざまな形で、里山とかかわってきているようです。
その中で、興味を引いたのは、エゴの実を食べる甲虫の幼虫が川釣り用のエサとしてとられていたということです。この時期、わたしも小中学校のころ、川釣りは大好きで、よくハエをつっていました。エサの中で、クリムシとか、アザミムシという甲虫の幼虫をエサとしてつかってはいましたが、エゴノキの実の虫は、知りませんでした。
この地方には、それを使う習慣はなかったのかもしれません。
エゴノキから脱線しますが、もう川釣りをすることは、まずありません。それほど魚影はうすくなってしまいました。そちらのほうが、残念なことと思います。