今日、カンアオイの種取りに、少し南の谷にいってきました。ここは、ギフチョウの自生地でした。数年前、種とりにきていたら、ギフチョウの5齢幼虫が生息していました。ところが、昨年からは、それも見ません。もうサナギになって、影も形も消えてしまたかどうかは、わかりませんが、少し心配なところです。大きな環境の変化はありません。
その谷沿いで見つけたのが、上の植物です。ランに間違いありません。一般的なエビネラン(これもそう簡単には、見ることはないのですが)ではありません。となると、キエビネかその他のランなのでしょう。
咲いたのは、5月だと思います。子房が膨らんでいます。
私の地方は、ランは、減少傾向が続いています。一番の原因は、ササが繁茂しているからでしょうか。ここ何年もコケイラン、キンランとかみたことはありません。ギンランにいたっては、25年で1回だけです。もう絶滅してしまったかもしれません。どこにいってもササハラなのですから。
画像のランの子房を採取して、種を蒔いてやればいいかもしれませんが、人工で育てるのは、まず不可能でしょうか。増やせるものなら増やしてやりたいのは、やまやまではあります。難しすぎます。
来年5月、無事?覚えていれば、咲いている写真を提供できると思います。
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