アサギマダラの迷足譜

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カマキリがプラグで待ち伏せ

2024年09月07日 | 三次北部の自然

仕事場の横には、プラグトレイをたくさん置いています。ここで、育苗しているのです。アブラナ科が多いのですが、レタスなどもあります。その中で、キャベツのプラグにカマキリが来ていました。おそらく何か感じて、ここで待ち伏せしているのでしょう。一番有名な、モンシロチョウは、このくらいの苗には、まだ来ません。もう少し大きくなってからです。ここで、くるのは、コナガや、カブラヤハバチでしょうか。カブラヤハバチは、ナノクロムシという黒い幼虫の卵を産みます。5mmくらいになるとやっとわかります。葉っぱが食われていると、裏を見ると、時々いますね。また、この前紹介したオンブバッタもアブラナ科の苗を食べに来ます。オンブバッタは、ナノクロムシに比べて、莫大大きいので、被害は甚大になります。

カマキリは、オンブバッタを待っていたのかもしれません。

カマキリの待っている様子を観察していると、本当に動かずに、じっとしているなあと感心してしまいます。ちょろちょろして落ち着きのない子どものころからの私ですから、尊敬してしまいます。観察も1分くらいで飽きてしまいますね。

おそらく、このカマキリもどこかで諦めたことでしょう。

また近くにいたら観察してみましょう。