バタフライガーデンのほとりに植えているオキナグサの花がさいていました。まったくの季節はずれ、オキナグサは早春の里山に咲く、絶滅しそうな花なのです。この株は、昨年６月に種をまいて、今年春に移植したものです。今年春は、株がまだ小さく花をつけることはありませんでした。それが、今に「なって、この株の初めての花になったのでしょう。
最近、秋に咲くオキナグサの株が一つくらいあります。それで、あまりめづらしい現象というわけではないのです。案外、この株は、その遺伝子をもった２期咲きなのかもしれません。そうなると園芸的には、貴重な株かもしれません。
このオキナグサの兄弟たちを数株、バタフライガーデンに植えていたのですが、ことごとくイノシシがほりあげて、枯れてしまいました。残っている株はわずかなのです。
寒くなってきたので、ほかの植物も季節はずれに咲くものもあらわれてくるのでしょう。