昨日から、2016年のカンアオイの種まきを開始しました。ギフチュウ学校を大きくするためには、なんといってもカンアオイが必要です。ギフチュウの守にかける時間は、わずか0.1%、残りの99.9%がカンアオイの栽培にかけています。
今年も、種取り、種まきの時期に入りました。去年より少し早いのですが、ギフチュウが、カンアオイの実をかじっているので、そこから、アリが種を持ち帰ったりしています。それで、実をとってみたのです。種の色も少し白で、早いかなあというのもあります。
画像のように、16穴のプラグトレイに9粒ずつ、蒔きます。そのあと、杉葉チップをかけて、栗林の樫の木のしたに、8か月投げときます。
画像は、2015年、種蒔きの今の状態、プラグから育苗箱やポットに4月から移植しています。ここだけでも、300株はあるでしょうか。
昨年種をまいたものは、なぜか、すごく発芽しました。2年間で、50株、50株くらいしかできなかったのに、このまま枯れずにいてくれたなら、1000株以上は、確保できそうです。置き場所や、土を変えたわけでもないのに、なぜ、今年の発芽がよかったのかは、まったくわかりません。変えたところは、杉葉チップを乾燥防止に上にのせたことぐらいなのです。来年の春もこれくらい発芽してくれると、うれしい悲鳴で、4年くらいはしないといけない育苗の場所の確保がむづかしそうです。自生地に移植しても、そう簡単に大きくはならないのも問題ありそうです。小苗のうちは、目のとどくところで、管理してやらんといけません。