癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


人を、そして自分を癒し真なる喜びをもたらす
   
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NO539・・・お供物

2018-01-24 | ヒーリング

神にお願いするとき、何らかの捧げものを用意する。神社にお願いに行くときはお賽銭であろう。インドでは、多くの人は果物とお花を持って行く。シルディー村に参拝し、ババサマディーにお参りをする時も、すべての人はお賽銭とお花を用意して長い行列の一員となる。

 

 

一時間並んで会えるのは、ホンの数秒であるが、並んでいる間もババのエネルギーが流れているので不満の声は漏れて来ない。まさに、「押しくら饅頭」の状態だが楽しんでいる様に思われる。わずか一時間であるが、多くのインド人は古郷からの道中は満員バスか電車で数日かけて参拝する。泊まる宿もシラミが普通の安ホテルだ。

7種類のお供物を手前の赤色の量りで量りながら調合します。

 

 

また、お寺の中にはプージャを授かるブースもあり、多くの人は用意された供物を持ち参加する。このように神にお願いする時は花とお菓子類がつきものであり、周辺には、多くの店が連ねている。また子供の花売りもうるさい程、沢山付きまとうのがシルディー村の現状であります。

 

 

私たち行者は、儀式で神にお願いするのだが、その多くはプージャで行っている。プージャの中でも殆どは火を焚くファイヤープージャであるが、これからは煙プージャが主体となっていく。香木を種火に入れると燃え上がるが、香木よりも粉状のお供物を沢山入れれば煙になる。

 

 

この時、物質が変化し煙になるのであるが、灰は残る。人間が死後火葬場で焼かれる時も煙が発生し、灰が残る。だが、灰と煙だけではないのである。一部のモノは気化されエネルギーに変化しているのである。気化とは気に化けると書く。この気に化けた物がエネルギーだから、神にささげる事になるゆえに火を使うのである。

樹脂は粉砕機で粉にし、他のものとブレンドします。

 

神の世界は死後の世界であるから、ご先祖様が亡くなり仏壇に安置されると、初物の果物は一番に仏壇にお供えされる。また、毎朝ご飯を炊き、これも一番に仏壇に捧げられる。つまり、香りと湯気とお線香から出る煙もエネルギーであり、死後の世界の人は、これらから発生するエネルギーで子孫を守っているのである。神は捧げてくれる者の要望を叶えようと努力してくれるものである。

 

 

私たちは、自分の身の丈以上のものを神に要求している事になる。それならば、それを補うために神が喜ぶ物を捧げなければならないのだが、そのほとんどは絶滅したか絶滅寸前で入手しにくいし、入手出来ても非常に高額である。ゆえに現在は、行にもお金が必要なのである。1.000年~2,000年前は、山に行けばいくらでもあり、日常茶飯的だったので、その教えは省かれている。また、現在においても、行法はいろいろで、自力行を行えば寸志程度で行える道も神は用意しているのであります。

 

 

神やご先祖様も自分だけなら、大したエネルギーもいらないのでお供物は必要としないだろうから、自分からは要求はしないが、すがってくるから、しなければならない。親も子供から頼まれれば何とかしてやりたいと思うのと同じである。死んでも、それは変わらない。まして神は多くの人から頼まれる。

調合しながら、火に入れ香りを嗅ぎます。その時に鼻に抜け頭の天辺から抜けて行くのを何度も確かめます。完成しましたら秘伝瞑想小屋のホーマーで毎日焚き天井と壁の板に染み込ませます。地下洞窟も同じく、毎日煙らせ石に染み込ませます。このようにして、シルディー・サイババ他偉大な聖者が修行したヒマラヤの洞窟はエネルギーが充満し続けているのです。ゆえに入るだけで一気に浄化され頭は涼しくなり境地は高くなります。さらに壁には成功例や配合比率が彫り込まれ、宝の山の洞窟となっているのです。ついでに、種火は竹炭とクヌギの炭で実験します。

 

そして、それを叶えてあげると。お礼参りとして多くの人が供物持参で押しかけて来る。多ければ多い程神のエネルギーは過剰になる。その多くのエネルギーを多くの人に差し向ける。これが仏教でゆうところの廻向(えこう)である。ゆえに我々が神の一員を目指すのなら、それなりのお供物を用意しなければならない仕組みになっている。その道が間違っていなければ入手出来るものである。それも相場よりもはるかに安くである。

 

 

これより、使うお供物の種類は7種類必要となる。その主役は何といっても香木(樹脂)である。お供物にはそれぞれの役目があり、主役と準主役と補佐する役目の三部構成(君・臣・佐)で決めらる。そして、その三部構成の配合比率でお願いごとが変わって来るのであり、最大9種類(シッディープロセスは後2種類主役と準主役が必要だが揃っていないので、まだ早いという事でしょう)が使われる。これらの中には害になるものもあるので、それを無害化するお役目が補佐の佐である。目的は、神が住む世界に辿り着くことであり、それは、何重にもガードされた,脳(小宇宙)の中にあるとだけお伝えしておきます。

 

天気の悪い時は、毎日でも書きますが、次の仕事が始まったらお休みします。

 

 


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