癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO540・・・アロンの杖

2018-01-26 | ヒーリング

今日も塚原は零下で寒い、たまに雪が舞い、先日降った雪は凍り仕事(神に仕える)が出来る状況ではないので、アロンの杖とクンダリーニーについて書きなぐろうと思う。アロンの杖とはモーゼと兄であるアロンが持つ魔法の杖である。この杖はイスラエルの神に拝受されたと歴史に記されている。海を真っ二つに割り、ユダヤ教徒を逃がしたあの杖である。

 

この杖を良く観察すると二匹の蛇が、交互に交差しながら上に上がっている事がわかる。頭が下である。この杖を持つ者が奇跡を起こすのか?・・・ではない。軌跡を起こす力の出し方を教えているのである。インドにはタントリックという。性的エネルギーを用いてクンダリーニーの力を起こす方法がある。少し卑猥な話であるが、非常に重要なので霊性修行の一環として割り切って読んで欲しい。

ナーガステッキと虎牙とヒマラヤの雪豹の牙

 

そして、インド(ヒンドゥー教)には、台座に安置されたシヴァリンガム信仰がある。このシヴァリンガムは男根と女性器が合わさったものであり、それで得られる液体の通路もある。またお寺の外壁一体には男女が重なりあう性的描写の彫刻が描かれている。非常に卑猥な彫刻ゆえ多くの人は見るに忍びないし、自分をごまかし見て見ぬふりをし、話題を作ろうともしないのであるが、これが奥義を教えているのである。

 

 

シヴァリンガムの男根は、もちろんシヴァ神であり、女性器はカーリー神である。この二神が交わることから得られるエネルギーがクンダリニーのエネルギーであることを教えているのであるが、聖者によっては、これを実践するプログラムをやらせるが、人間が交わって得られるエネルギーとは似ても似つかないエネルギーである.

 

カレスワール、スワミの指導で制作されたシヴァリンガム。出口には蛇の図柄と横には3本線と太陽のシンボルマークが彫られています。

 

 

カーリー神は黒く描かれるがパールパティーは、潔癖の白であらわされる事が多い。つまりは、クンダリニーを上げる力は黒である事を教えている。そして強調して長く赤い舌が書かれている。赤い舌である。これは魔物を食い違った為と理解しているが、本当にそうであろうか?

 

またモーゼの神話には、水を血に変えた一説が出てくるが、カーリー神の赤い舌と関係ないだろうか?私のもとでグル行を実践している方々は、ここまで書けば、何を落としどころに書いているか、わかるだろうが、障りだけ書いてみたい。

 

アロンの杖は、脊髄を駆け上るエネルギーを表現している。二匹の蛇が交互に織り交ぜながら頭に向かって駆け上る状態を現わしている。蛇の頭は、脊髄の左右にある。これは、左右の腎臓を現わしている。東洋医学によると、腎臓は性の源である。年が増すと腎臓機能が司る臓器に疲れが現れる。すなわち腎虚の症状である。

 

地下室の祭壇。地下で自力行を行う方は、ここに奉納されている〇〇の頭骨をよく見て欲しい。これもババのご配慮により入手出来た貴重なものです。ここで与えられた行を行えば書いている意味が理解できるようになります。

 

 

腎虚の症状とは、歯・マラ・目である。そして黒のエネルギーが弱くなることによって白くなる。白髪であり、白内障である。歯は抜けマラ(男根)の力は弱まり、泌尿器系の病気が発生し、目は見えなくなる。これは、肉体の衰えであるが、クンダリニーのエネルギーとは陰陽学から考えると陽の肉体の衰えであり、陰のエネルギー的衰えではない。

 

反対に陽的エネルギーが低下すると陰的エネルギーは強くなる。老子曰く接して漏らさずである。接しても漏らさないエネルギーがクンダリニーのエネルギーであることを教えている。ゆえにグル行が進むと男性は年齢に関係なく夢精を体験する。女性は夢交を体験する事になる。卑猥なので解説は省略するが、これがクンダリニーの目覚めのエネルギーである。

 

このエネルギーを発生させるには、中枢神経が走るルートを理解しなければならない。中枢神経は、頭から尾てい骨に向かって流れている。杖が現わしている流れと同じではないか。蛇の頭は腎臓を現わしている。腎臓は五色の黒である。カーリー神も黒であり、台座に安置されるシヴァリンガムも黒である。白のシヴァリンガムを見た人はいないであろう。

地下瞑想室に奉納されている龍の入れ物の中には、信じがたい龍に関する粉が入っています。地下室で自力行を行う方々には時期が来たら、少し舐めながら行を行うプログラムを指導します。

 

腎臓で蓄えられたエネルギーは頭の中に向かって走るエネルギーになる。黒と頭である。ここで猿の黒焼きが出て来るのであるが、これに絡めて孫悟空の神話を絡めなくてはならない。これで、私の元にババが黒焼きを回した意味が分かるであろう。そして角は黒焼きにしなければならないのである。

 

 

シヴァ神のエネルギーの元は何であるかは?イスラーム教の神を紐解けばわかるであろう。そして何故偉大な聖者がヒマラヤの洞窟を目指したかもわかるであろう。ジーザスも目指したのである。最後にカーリー神の赤い舌は何を教えようとしているのか。いずれ機会があれば書くかも知れない。何度も云うが、蛇は龍であります。蛇は龍の化身であり、化身がモーゼとも関係があり、ブッダを守り、シヴァ神を守り、ジーザスもババも守ったのであります。龍のエネルギーが天(脳)に上り、扉が開かれる事により、アロンの杖で暗示されいる力が与えられる事を教えられているのです。


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