僕の詩集No.1450【 居 酒 屋 】

　　　居 酒 屋

　　　　　　にのみや　あきら

久し振りの居酒屋
行きつけの「一軒め酒場」
格安だし若者が多いいから
気に入っている酒場
そして通いなれたせいか
とても落ち着く

さあ、何を呑もうか
おつまみは何にしようか
決まっているけど
一応メニューを見るのが
習慣、楽しみ

かかりつけのお医者さんに
注意されている
吞み過ぎないように
無茶をしないように
楽しみなさい
そこはそこ　
ほどほどにやっている
もう、若僧ではない
健康、命がほしい

僕の詩集No.1449【 模 索 ( 2 ) 】

　　　模 索 ( 2 )

　　　　　　　　にのみや　あきら

人生
迷いと苦難の連続
模索なくして
生きては行けない
手探りでもなんでもいい
色々と試みながら
生きることだ
初めから幸運はない
模索と努力の結果
幸運を勝ち取れる
模索の努力なくして
人生の幸運はあり得ない

僕の詩集No.1448【 構 想 】

　　　構 想

　　　　　　にのみや　あきら

人間
人生に
構想を持って生きる
大切なことだ
構想と言うと
芸術家のすることのようで
大袈裟だが
決してそうではない
一般人にも人生の構想が必要
無為徒食に生きるのは
一つしかない人生が無駄になる
構想を立てしっかり働いて
自分の人生を構築する
無計画はいけない
そのため
人間には知恵がある
知恵を充分に活かして
悔いのない人生を
送ることだ

僕の詩集No.1447【 居酒屋風景 】

　　　居 酒 屋 風 景

　　　　　　　　にのみや　あきら

こんなに大勢で
何の会ですか?
皆さん地味な服装の
女性ばかり
居酒屋で吞み会だなんて
ちょっと似合わないかな
でも楽しみなんでしょうね
僕の若い時代
合コンは経験しなかった
さぞかし楽しみでしょうね
皆さん心行くまで
呑みなさい
鋭気を養いなさい
女性だからと言って
気兼ねしないで
呑んで呑んで呑みなさい
それが明日への活力になる
それが明日への英気になる
そして生命力になる

僕の詩集No.1446【 自 画 像 ( 10 ) 】

　　　自 画 像 ( 10 )

　　　　　　　　　にのみや　あきら

僕のことは
構わないでください
気にしないでください
評価に値しない人間です
もう死期寸前の男で
ろくな人生の足跡を残していない
詰まらない人間です
この世に
いてもいなくてもいい
人間です
詩らしいものを
書いているようだけど
詩人と言えるかどうか
強いて言えば贋詩人です
どう転んでも
詩人と言われるのは
おこがましい
穴があったら
入りたい心境です