『月光の下、我思う』
でましたこれぞ台湾映画!といった感じの純文学映画。超ミニマル。カメラは現象をひたすら忠実に再現するだけ。観客にそれなりの「忍耐」を要求する作品ではあります(これも途中で何度か失神しかけた)。
でもだからこそ後半のどっひゃ〜〜〜!などんでん返しが効果的なんだな。ホンマどっひゃ〜〜〜ですわ。ビックリしたなーもう。
原作は李昂(リー・アン)という作家の小説だそーですが、もし邦訳があったら読んでみたいです。考えてみたらこの林正盛(リン・チェンシェン)監督の旧作『台北ソリチュード』も姉弟の許されざる恋愛感情の話だったから、もしかしたらこういう家庭内の恋愛ものとゆーモチーフに何かこだわりがあるのかな?
ヒロイン楊貴媚(ヤン・クイメイ)はさすがの存在感だけど、それに加えて若いキャストもとても魅力的。娘の恋人を演じた台湾のアイドル施易男(シー・イーナン)は「理想に燃える清廉潔白な小学校教師」という役柄にイヤというほどぴったりとハマッててすごくよかったです。娘役の林家宇(リン・ジャーユー)はこの作品のためのオーディションで選ばれた新人だそーだ。この子がまた超かわいい。キュートでフレッシュで、キュッと実のしまったサクランボをイメージさせるような乙女。
このふたりみたいな若者はもう日本にはどこ探したっていないだろうと思う。こういうキャラクターが出てくるところが台湾映画にぐりがどうしようもなく惹かれるところなのだ。痛々しいほど純粋でまっすぐでどこか不器用な、若さという檻に苦悩するいたいけな男の子や女の子たち。彼らをみているだけで胸が苦しくなるほどなつかしい。
今日観た4本のなかではぐりは個人的にはこれがいちばん好きかも。出来れば眠くない時に観たかったなぁ。
でましたこれぞ台湾映画!といった感じの純文学映画。超ミニマル。カメラは現象をひたすら忠実に再現するだけ。観客にそれなりの「忍耐」を要求する作品ではあります(これも途中で何度か失神しかけた)。
でもだからこそ後半のどっひゃ〜〜〜!などんでん返しが効果的なんだな。ホンマどっひゃ〜〜〜ですわ。ビックリしたなーもう。
原作は李昂(リー・アン)という作家の小説だそーですが、もし邦訳があったら読んでみたいです。考えてみたらこの林正盛(リン・チェンシェン)監督の旧作『台北ソリチュード』も姉弟の許されざる恋愛感情の話だったから、もしかしたらこういう家庭内の恋愛ものとゆーモチーフに何かこだわりがあるのかな?
ヒロイン楊貴媚(ヤン・クイメイ)はさすがの存在感だけど、それに加えて若いキャストもとても魅力的。娘の恋人を演じた台湾のアイドル施易男(シー・イーナン)は「理想に燃える清廉潔白な小学校教師」という役柄にイヤというほどぴったりとハマッててすごくよかったです。娘役の林家宇(リン・ジャーユー)はこの作品のためのオーディションで選ばれた新人だそーだ。この子がまた超かわいい。キュートでフレッシュで、キュッと実のしまったサクランボをイメージさせるような乙女。
このふたりみたいな若者はもう日本にはどこ探したっていないだろうと思う。こういうキャラクターが出てくるところが台湾映画にぐりがどうしようもなく惹かれるところなのだ。痛々しいほど純粋でまっすぐでどこか不器用な、若さという檻に苦悩するいたいけな男の子や女の子たち。彼らをみているだけで胸が苦しくなるほどなつかしい。
今日観た4本のなかではぐりは個人的にはこれがいちばん好きかも。出来れば眠くない時に観たかったなぁ。