『9条どうでしょう』内田樹/小田嶋隆/平川克美/町山智浩著
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4620317608&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
昨今にわかにかしましくなった改憲論議に「ちょっと待った」な4人の論客による個性豊かな「9条論」。
まず読ませます。笑えます。考えさせられます。すごくよく書けてます。とってもオススメ。
けどここでは細かい内容には触れません。例によって。めんどくさいから。だから今日のレビューにゃアナ満載ですがご容赦を。
でもとりあえず誰にでもオススメできる本です。「憲法?めんどくせーな」「関係ないしー」なヒトにはもちろん、改憲派/護憲派両者の主張に違和感を感じる人(ぐりはここに含まれます)、護憲派の平和第一主義が鬱陶しくてしょーがない人、要するに大抵の日本人にオススメできます(笑)。それくらい読みやすい。
4人は4人ともそれぞれまったく違ったアプローチで「9条」を論じてる訳だけど、ごくランボーに彼らの主張をまとめちゃうと「9条は改正しなくてもいい」ということになる。「改正しちゃイカン」のではなくて、「しなくたっていい。できればしないでほしい」なんである。
そこがぐりは気に入りました。なにしろぐりの座右の銘は「しなくてもいいことはやるべきでない」「継続は力なり」ですから。
しばしば改憲論議が不毛に聞こえてしまうのは、「改正せにゃいかん」改憲派と、「改正してはならん」護憲派の主張が決してかみあわないからだ。かみあわない議論は退屈です。前進しようがないから。なんでかっつーと「改正してはならん」という主張が改憲派にとってはありえないし、「改正せにゃいかん」という主張が護憲派にとってありえないからだ。
互いにありえない意見を交換しても議論にならない。少なくとも傍目にはそうとしかみえない。そういうとき有利なのはどっちか?外野(=自分のアタマでは考えない人々)にわかりやすい方ですね?カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでパンツまる見えなスケスケドレスとか着てる正体不明のお嬢さんが注目されるのといっしょです(爆)。まあどっちがどーとかいいませんけど。
そういう点でいえばこの4人の「9条は改正しなくてもいい」という主張はとーーーってもわかりやすい。リアルだ。わかりやすいってすばらしー。
なんで改正しなくてもいいのか?仮に改正したらどうなるか?改正したいヒトの主張ってどーゆーの?大体なんで今9条なのか?てゆーか9条ってナニ?という、もうメチャクチャ親切なところから、9条と日本、9条と戦後、9条と世界というグローバルなところまで、キレイにすっぽりカバーされてて、かつまったくマニアックでも専門的でもない。
ホントにアタマよくてオトナでヒップでクールな本です。読んでハレバレとした気分になれます。
こんなリスキーな本をスカッと書いてくれた4人─虎の尾がそこにあると思わず踏みたくなる方々─に拍手。
個人的にはやっぱり町山氏の文章には思わずほろっと来ました。こういうことをいわないことを矜持といういいわけにして生きてきた人はごまんといます。それをあえて恐れずに書けるって、カッコイイと思うよ。
「君が代」替え歌流布 ネット上「慰安婦」主題?
心ならずも「君が代」を歌わざるを得ない状況に置かれた人のための歌(歌詞・翻訳違い)
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4620317608&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
昨今にわかにかしましくなった改憲論議に「ちょっと待った」な4人の論客による個性豊かな「9条論」。
まず読ませます。笑えます。考えさせられます。すごくよく書けてます。とってもオススメ。
けどここでは細かい内容には触れません。例によって。めんどくさいから。だから今日のレビューにゃアナ満載ですがご容赦を。
でもとりあえず誰にでもオススメできる本です。「憲法?めんどくせーな」「関係ないしー」なヒトにはもちろん、改憲派/護憲派両者の主張に違和感を感じる人(ぐりはここに含まれます)、護憲派の平和第一主義が鬱陶しくてしょーがない人、要するに大抵の日本人にオススメできます(笑)。それくらい読みやすい。
4人は4人ともそれぞれまったく違ったアプローチで「9条」を論じてる訳だけど、ごくランボーに彼らの主張をまとめちゃうと「9条は改正しなくてもいい」ということになる。「改正しちゃイカン」のではなくて、「しなくたっていい。できればしないでほしい」なんである。
そこがぐりは気に入りました。なにしろぐりの座右の銘は「しなくてもいいことはやるべきでない」「継続は力なり」ですから。
しばしば改憲論議が不毛に聞こえてしまうのは、「改正せにゃいかん」改憲派と、「改正してはならん」護憲派の主張が決してかみあわないからだ。かみあわない議論は退屈です。前進しようがないから。なんでかっつーと「改正してはならん」という主張が改憲派にとってはありえないし、「改正せにゃいかん」という主張が護憲派にとってありえないからだ。
互いにありえない意見を交換しても議論にならない。少なくとも傍目にはそうとしかみえない。そういうとき有利なのはどっちか?外野(=自分のアタマでは考えない人々)にわかりやすい方ですね?カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでパンツまる見えなスケスケドレスとか着てる正体不明のお嬢さんが注目されるのといっしょです(爆)。まあどっちがどーとかいいませんけど。
そういう点でいえばこの4人の「9条は改正しなくてもいい」という主張はとーーーってもわかりやすい。リアルだ。わかりやすいってすばらしー。
なんで改正しなくてもいいのか?仮に改正したらどうなるか?改正したいヒトの主張ってどーゆーの?大体なんで今9条なのか?てゆーか9条ってナニ?という、もうメチャクチャ親切なところから、9条と日本、9条と戦後、9条と世界というグローバルなところまで、キレイにすっぽりカバーされてて、かつまったくマニアックでも専門的でもない。
ホントにアタマよくてオトナでヒップでクールな本です。読んでハレバレとした気分になれます。
こんなリスキーな本をスカッと書いてくれた4人─虎の尾がそこにあると思わず踏みたくなる方々─に拍手。
個人的にはやっぱり町山氏の文章には思わずほろっと来ました。こういうことをいわないことを矜持といういいわけにして生きてきた人はごまんといます。それをあえて恐れずに書けるって、カッコイイと思うよ。
「君が代」替え歌流布 ネット上「慰安婦」主題?
心ならずも「君が代」を歌わざるを得ない状況に置かれた人のための歌(歌詞・翻訳違い)