『ブロークン・イングリッシュ』
ニューヨークのホテルでマネージャーとして働くノラ(パーカー・ポージー)は30代後半の独身、いわゆる「負け犬」。ある日パーティーで出会ったフランス人のジュリアン(メルヴィル・プポー)に熱烈にアプローチされて恋に堕ちるのだが、2日後に彼は帰国。いっしょにパリに行こうと誘われたものの、臆病なノラは素直に同意することができないでいた。
うーん。やったぜ。
もうどのシーンもどのエピソードも、「そうそうそうそう!」「わかるよそれ!わかるわかる!」の連続なんだよー。心の中でばんばんと膝を打ちまくりで、妄想のフトモモがまっかに腫れております(笑)。それくらいリアルなの。観てる間中ニヤニヤしっぱなしさあ。
まず主演のパーカー・ポージーがイケてないってとこがいい(爆)。いや魅力的なんだけどね。それにしてもちょっと必要以上に老けこみすぎてるとゆーか、よれてる。痩せ過ぎてるし、ヘアスタイルもダサいし、お肌もたるんじゃってるし、大体歩き方からしてヤバい。ガニ股で猫背でおなかを突き出して、よたよたというかほてほてというか、見るからに自信のなさそうな歩き方なんだよね。負け犬芝居もここまで来れば完璧っす。
そんな彼女が有名人にナンパされてほいほいついてっちゃって舞い上がって大失敗しちゃったり、親のアレンジで見合い?みたいなことをしてしょっぱい目に遭っちゃったり、そんな災難続きのせいで白馬の王子=ジュリアンの登場にひよってしまったり、もうその気持ちがいちいちものすごくわかる。痛々しいくらいすごくわかる。
そもそもフランス人は口がうますぎるんだよね。ぐりは10年以上前にパリでナンパされたことがあるんだけど、そのときのフランス男の台詞がおかしくて未だに笑える。「Your hair is very beautiful」ときたもんだ。ちなみに当時ぐりは肩までの髪にワッフルパーマをかけていて(細かい三つ編みにしてパーマをかける)、ぱっと見にはプードルみたいな、ぶっちゃけとんでもないヘアスタイルにしていた。その髪を見て「すげえ髪型してるね」なんて呆れる人はいっぱいいたけど、ビューティフルっておかしい。ヨイショするにしてもそこなの?みたいな。
まあ日本にいても声をかけてくる外国人男性って口がうまいよなあって思うことはよくあるけど、アメリカ男はああいう歯の浮くよーなことってあんましいわないのかしら?この映画に出てくるアメリカ人男性は全員が揃いも揃って口下手だったけどー。
ただ口が上手いだけならまだしもメルヴィル・プポーですよ。王子ですよ。そりゃー誰でもびびりますわね。当り前でございます。「好きだ」「理想の女性だ」なんて口では誰だってなんとでもいえる。いっしょにいて楽しいけど、ホントにこれでいいのかな?あたしホントに彼といっしょにいていいのかな?これ以上ムダに傷つくのはやなんだけどな・・・って思うさ誰でもー。
ストーリーそのものはとくに斬新さはないけど、展開がスピーディーでディテールの表現が的確で、観客を立ち止まらせない構成がとても練れている。新人監督の作品とは到底思えません。さすが血は争えない。
音楽とかファッションもよかった。ノラの衣裳がみんなかわいくて、どれも着てみたくなりました。ゴージャス!ってんではなくて、さりげに個性的な感じがすてきー。
メルヴィル・プポーは最近ハリウッド作品に続けて出てるみたいですが、正直あんまし安売りはしてほしくないかなー。こういう王子キャラな役が続いてるのも微妙に気になる。ちょっとファンなので・・・。
あとイタかったのはヒロインの親友オードリー(ドレア・ド・マッテオ)がダンナ(ティム・ギニー)にイラついて、そんな自分にブルーになってたとこ。傍目にはいい条件の相手と結婚して幸せそうに見えてるから、そんな結婚に不満な自分が間違ってる気がしてなんかしんどいとゆー、えもいわれぬ気分。女ってゼータクな生き物です。そこがかわいいんだよ、っていってくれる男性ばっかりだといいんだけどね。
ニューヨークのホテルでマネージャーとして働くノラ(パーカー・ポージー)は30代後半の独身、いわゆる「負け犬」。ある日パーティーで出会ったフランス人のジュリアン(メルヴィル・プポー)に熱烈にアプローチされて恋に堕ちるのだが、2日後に彼は帰国。いっしょにパリに行こうと誘われたものの、臆病なノラは素直に同意することができないでいた。
うーん。やったぜ。
もうどのシーンもどのエピソードも、「そうそうそうそう!」「わかるよそれ!わかるわかる!」の連続なんだよー。心の中でばんばんと膝を打ちまくりで、妄想のフトモモがまっかに腫れております(笑)。それくらいリアルなの。観てる間中ニヤニヤしっぱなしさあ。
まず主演のパーカー・ポージーがイケてないってとこがいい(爆)。いや魅力的なんだけどね。それにしてもちょっと必要以上に老けこみすぎてるとゆーか、よれてる。痩せ過ぎてるし、ヘアスタイルもダサいし、お肌もたるんじゃってるし、大体歩き方からしてヤバい。ガニ股で猫背でおなかを突き出して、よたよたというかほてほてというか、見るからに自信のなさそうな歩き方なんだよね。負け犬芝居もここまで来れば完璧っす。
そんな彼女が有名人にナンパされてほいほいついてっちゃって舞い上がって大失敗しちゃったり、親のアレンジで見合い?みたいなことをしてしょっぱい目に遭っちゃったり、そんな災難続きのせいで白馬の王子=ジュリアンの登場にひよってしまったり、もうその気持ちがいちいちものすごくわかる。痛々しいくらいすごくわかる。
そもそもフランス人は口がうますぎるんだよね。ぐりは10年以上前にパリでナンパされたことがあるんだけど、そのときのフランス男の台詞がおかしくて未だに笑える。「Your hair is very beautiful」ときたもんだ。ちなみに当時ぐりは肩までの髪にワッフルパーマをかけていて(細かい三つ編みにしてパーマをかける)、ぱっと見にはプードルみたいな、ぶっちゃけとんでもないヘアスタイルにしていた。その髪を見て「すげえ髪型してるね」なんて呆れる人はいっぱいいたけど、ビューティフルっておかしい。ヨイショするにしてもそこなの?みたいな。
まあ日本にいても声をかけてくる外国人男性って口がうまいよなあって思うことはよくあるけど、アメリカ男はああいう歯の浮くよーなことってあんましいわないのかしら?この映画に出てくるアメリカ人男性は全員が揃いも揃って口下手だったけどー。
ただ口が上手いだけならまだしもメルヴィル・プポーですよ。王子ですよ。そりゃー誰でもびびりますわね。当り前でございます。「好きだ」「理想の女性だ」なんて口では誰だってなんとでもいえる。いっしょにいて楽しいけど、ホントにこれでいいのかな?あたしホントに彼といっしょにいていいのかな?これ以上ムダに傷つくのはやなんだけどな・・・って思うさ誰でもー。
ストーリーそのものはとくに斬新さはないけど、展開がスピーディーでディテールの表現が的確で、観客を立ち止まらせない構成がとても練れている。新人監督の作品とは到底思えません。さすが血は争えない。
音楽とかファッションもよかった。ノラの衣裳がみんなかわいくて、どれも着てみたくなりました。ゴージャス!ってんではなくて、さりげに個性的な感じがすてきー。
メルヴィル・プポーは最近ハリウッド作品に続けて出てるみたいですが、正直あんまし安売りはしてほしくないかなー。こういう王子キャラな役が続いてるのも微妙に気になる。ちょっとファンなので・・・。
あとイタかったのはヒロインの親友オードリー(ドレア・ド・マッテオ)がダンナ(ティム・ギニー)にイラついて、そんな自分にブルーになってたとこ。傍目にはいい条件の相手と結婚して幸せそうに見えてるから、そんな結婚に不満な自分が間違ってる気がしてなんかしんどいとゆー、えもいわれぬ気分。女ってゼータクな生き物です。そこがかわいいんだよ、っていってくれる男性ばっかりだといいんだけどね。