3連休最終日の今日は、朝から霧雨のような雨が降り続き寒さを感じる1日で、なんだか一気に冬が訪れそうな雰囲気になる天気でした。雨はまだ降り続いています。
さて、前作の完成から少し日数が経ってしまいましたが、やっとある程度製作が進みましので、今日から新たなキットの製作記スタートです。
年内、少なくとも10キットは完成させたいなと思うようになり、それを達成するには残り4キットを完成させなければならず、1キットずつ製作していたらとても無理なので、なら4キット纏めて作ればええやん!と言う無謀な考えが浮上し、ちょうど1/72の飛行機(ドイツ機)を作る順番でもあったことから、今回はRSモデル1/72 ハインケルHe112Bのキットを4キット纏めて面倒見ることにしました。4キット同時製作に当たり、何にしようかちょっと迷いましたが、箱が潰れかけているし、以前から、はよ作らんとアカンと思っていたこともあり、今回の製作となりました。(「製作」⇒「制作」が正解だと思いますが、「製作」表記で行きます。) 便宜上、箱絵に番号を振りました。左がキットの箱絵で右がその裏面となります。①~③は初版キットで、当時は箱裏に実機写真が掲載されていました。④は再販キットで、こちらの箱裏にはカラー塗装図が掲載されていて、現在もこの形が続いています。
①~③のキットのそれぞれのデカールです。どの塗装にするか4種のうち3種はほぼ決まっていますが、もう1種類をどうしようか迷っています。
代表で④の再販キットのパーツとデカールを載せておきます。初版キットとはパーツの配置が異なっていますが、パーツ自体は同じ物です。この時にはまだ気付いていなかったんですが、パーツが一つ不足しています。初版キットのキャノピーは塩ビの絞り出しですが、再販キットではインジェクション成形されたパーツに変更されています。
左が初版、右が再販キットの説明書です。パーツの配置図が初版と再版とも同じ図面ですが、実際、再販キットではかなりパーツ配置が異なっています。上の④のパーツ画像を見てもらえれば一目瞭然。で、再販キットには34番のパーツがありません。(紛失ではありません。) 簡易インジェクションキットですので、位置合わせのためのほぞ穴などは一切ありません。また殆どのパーツがイモ付けですので、補強のための追加工作が必要になります。プロペラはそのままでは回転しないので、回転するようにしたいと思っています。
どのマーキングにするかは、この先の製作記で追々紹介して行きますが、一つは日本機仕様にします。それ以外はコンドル軍団とドイツ軍仕様の予定です。あと一つがまだ決まりません。
それでは、製作開始です。
初版キットを仮組みしてみました。合いは簡易インジェクションキットと言うファクターがありますが、まずまずと言った感じです。パーツ表面が艶々ですが、再販キットでは梨地状になっています。ネットで先達さんの製作記を拝見すると、エンジンカバーが合わないとか、キャノピーがごつすぎだと書かれていますので、この辺は修正が必要になりそうですね。
いきなりですが、コクピットを組み上げました。操縦桿が異様にデカくて目立ちますが、そのまま進めます。フットペダルは別パーツになっていますが、取り付け位置が曖昧で、適当に取り付けました。また、黒で塗装しろと表示されていますが、シルバーで塗装しています。コクピットはタミヤ水性のXF-22RLMグレーで塗装しました。シートベルトは紙創りのドイツ機用を使用。
初版キットの計器盤はのっぺらぼうなので、手持ちのデカールのストックから適当な計器デカールを探し出して貼り付けました。左右はスーパースケールデカールのBf(Me)110用、真ん中はハセガワ1/72Fw190Aの物ですが、これはダメですね。下にあるのは、再販キットの計器パネルのパーツで、なぜか再販キットでは計器のモールドが施されていて、塗装することにしたのですが、うまく塗装できずにデカールに置き換えました。
こちらがデカールを貼る前の再販キットの計器パネルのパーツで、計器のモールドが施されています。これを塗装仕上げしようとしたんですが、うまく行かなかったと言うことです。😢
完成した計器パネルです。実機とは似ても似つかない代物になりましたが、見えなくなるし、無いよりはましってことでいいんじゃないですかね? これでコクピットが完成して、胴体左右の合体だ!とは行かず、尾輪の取り付け用パーツを接着します。
これが尾輪を取り付けるためのパーツ(34番)です。シルバーの塗装指示なので、それに従いました。ただ、尾輪の支柱を差し込むための穴がないので、0.7mmΦのドリルで開口しておきました。
写真下の②が初版キットで、写真のような状態で取り付けますが、④の再販キットにはこのパーツがなぜか入っていなくて、プラ板を適当な大きさにカットして接着しました。紛失したかもしれないと思ったのですが、以前購入したキット(下のリンク参照)を確認してみても34番のパーツはありません。接着剤乾燥後、シルバーで塗装します。
この状態で胴体を貼り合わせたい所ですが、まだやるべきことが残っていて、Ⅰの字状態まではもう少し追加工作が必要です。一つ目は水平尾翼の取り付け補強です。イモ付けになるので、ここは金属線などを介して補強したいと思っています。胴体内面から金属線を差し込みたいと思っていますが、位置合わせが難しそうです。尾翼側に金属線を取り付けるべきか検討してみます。もう一つはプロペラの可動です。後から取り付け可能にしたいので、どうするのが良いのか思案中です。この辺、何か良いアイデアがあればぜひご教示頂きたいと思っていますので、よろしくお願いします。🥺
恐らく初版キット購入に合わせて購入したんだと思いますが、エアロマスターデカールを買っています。
6種類の各国マーキングがセットされていますが、残念なのは、詳しい塗装図が用意されていなくて、迷彩パターンがわからない点です。資料があれば良いんでしょうが、He112に関する資料はあまり持ち合わせていなくて、塗装などに関しては殆ど資料がありません。先にも書いたように、あと一つ、どの塗装にするか決めかねていますが、この中から一つを選択することになると思います。2、3、6のどれかになるかも?
それからコンドル軍団機の塗装について、以前、Me109Eを製作した時(下にリンクあり)にも書きましたが、RLM02(63)問題がどうしても付きまといます。市販されているRLM02(63)の塗料は、Mr.カラー60番と酷似した色合いですが、コンドル軍団機のRLM02(63)はこの色ではなく、下の写真左にある63 Light Grayだと思われます。この塗料を探した所、一度見付けたことがあるんですが、売り切れだったこともあり、どこのメーカーだったか忘れてしまっています。水性塗料だったと思います。と言うことで、自作するしかないようですが、写真の色合いそっくりとは行かないまでも、手持ち塗料(Mr.カラー)であれこれ試してみようと思います。
年内完成を目指していますが、果たしてどうなりますことやら? あわよくば、早目に完成させて年内更に次のAFVキットに着手できればと思っているんですが、このキット、見た目以上に手こずりそうな気がします。
長くなるので、実機解説などは次回に譲ることにして、今回はここまでとさせて頂きます。最後までご覧頂きありがとうございました。
さて、前作の完成から少し日数が経ってしまいましたが、やっとある程度製作が進みましので、今日から新たなキットの製作記スタートです。
代表で④の再販キットのパーツとデカールを載せておきます。初版キットとはパーツの配置が異なっていますが、パーツ自体は同じ物です。この時にはまだ気付いていなかったんですが、パーツが一つ不足しています。初版キットのキャノピーは塩ビの絞り出しですが、再販キットではインジェクション成形されたパーツに変更されています。
左が初版、右が再販キットの説明書です。パーツの配置図が初版と再版とも同じ図面ですが、実際、再販キットではかなりパーツ配置が異なっています。上の④のパーツ画像を見てもらえれば一目瞭然。で、再販キットには34番のパーツがありません。(紛失ではありません。) 簡易インジェクションキットですので、位置合わせのためのほぞ穴などは一切ありません。また殆どのパーツがイモ付けですので、補強のための追加工作が必要になります。プロペラはそのままでは回転しないので、回転するようにしたいと思っています。
どのマーキングにするかは、この先の製作記で追々紹介して行きますが、一つは日本機仕様にします。それ以外はコンドル軍団とドイツ軍仕様の予定です。あと一つがまだ決まりません。
それでは、製作開始です。
初版キットを仮組みしてみました。合いは簡易インジェクションキットと言うファクターがありますが、まずまずと言った感じです。パーツ表面が艶々ですが、再販キットでは梨地状になっています。ネットで先達さんの製作記を拝見すると、エンジンカバーが合わないとか、キャノピーがごつすぎだと書かれていますので、この辺は修正が必要になりそうですね。
いきなりですが、コクピットを組み上げました。操縦桿が異様にデカくて目立ちますが、そのまま進めます。フットペダルは別パーツになっていますが、取り付け位置が曖昧で、適当に取り付けました。また、黒で塗装しろと表示されていますが、シルバーで塗装しています。コクピットはタミヤ水性のXF-22RLMグレーで塗装しました。シートベルトは紙創りのドイツ機用を使用。
初版キットの計器盤はのっぺらぼうなので、手持ちのデカールのストックから適当な計器デカールを探し出して貼り付けました。左右はスーパースケールデカールのBf(Me)110用、真ん中はハセガワ1/72Fw190Aの物ですが、これはダメですね。下にあるのは、再販キットの計器パネルのパーツで、なぜか再販キットでは計器のモールドが施されていて、塗装することにしたのですが、うまく塗装できずにデカールに置き換えました。
こちらがデカールを貼る前の再販キットの計器パネルのパーツで、計器のモールドが施されています。これを塗装仕上げしようとしたんですが、うまく行かなかったと言うことです。😢
完成した計器パネルです。実機とは似ても似つかない代物になりましたが、見えなくなるし、無いよりはましってことでいいんじゃないですかね? これでコクピットが完成して、胴体左右の合体だ!とは行かず、尾輪の取り付け用パーツを接着します。
これが尾輪を取り付けるためのパーツ(34番)です。シルバーの塗装指示なので、それに従いました。ただ、尾輪の支柱を差し込むための穴がないので、0.7mmΦのドリルで開口しておきました。
写真下の②が初版キットで、写真のような状態で取り付けますが、④の再販キットにはこのパーツがなぜか入っていなくて、プラ板を適当な大きさにカットして接着しました。紛失したかもしれないと思ったのですが、以前購入したキット(下のリンク参照)を確認してみても34番のパーツはありません。接着剤乾燥後、シルバーで塗装します。
この状態で胴体を貼り合わせたい所ですが、まだやるべきことが残っていて、Ⅰの字状態まではもう少し追加工作が必要です。一つ目は水平尾翼の取り付け補強です。イモ付けになるので、ここは金属線などを介して補強したいと思っています。胴体内面から金属線を差し込みたいと思っていますが、位置合わせが難しそうです。尾翼側に金属線を取り付けるべきか検討してみます。もう一つはプロペラの可動です。後から取り付け可能にしたいので、どうするのが良いのか思案中です。この辺、何か良いアイデアがあればぜひご教示頂きたいと思っていますので、よろしくお願いします。🥺
恐らく初版キット購入に合わせて購入したんだと思いますが、エアロマスターデカールを買っています。
6種類の各国マーキングがセットされていますが、残念なのは、詳しい塗装図が用意されていなくて、迷彩パターンがわからない点です。資料があれば良いんでしょうが、He112に関する資料はあまり持ち合わせていなくて、塗装などに関しては殆ど資料がありません。先にも書いたように、あと一つ、どの塗装にするか決めかねていますが、この中から一つを選択することになると思います。2、3、6のどれかになるかも?
それからコンドル軍団機の塗装について、以前、Me109Eを製作した時(下にリンクあり)にも書きましたが、RLM02(63)問題がどうしても付きまといます。市販されているRLM02(63)の塗料は、Mr.カラー60番と酷似した色合いですが、コンドル軍団機のRLM02(63)はこの色ではなく、下の写真左にある63 Light Grayだと思われます。この塗料を探した所、一度見付けたことがあるんですが、売り切れだったこともあり、どこのメーカーだったか忘れてしまっています。水性塗料だったと思います。と言うことで、自作するしかないようですが、写真の色合いそっくりとは行かないまでも、手持ち塗料(Mr.カラー)であれこれ試してみようと思います。
年内完成を目指していますが、果たしてどうなりますことやら? あわよくば、早目に完成させて年内更に次のAFVキットに着手できればと思っているんですが、このキット、見た目以上に手こずりそうな気がします。
長くなるので、実機解説などは次回に譲ることにして、今回はここまでとさせて頂きます。最後までご覧頂きありがとうございました。
Iから士を目指して、次回に続く。