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ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ハセガワ1/48 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁 製作記・その3

2018年03月18日 19時34分30秒 | ハセガワ1/48飛燕Ⅰ型丁製作記
今日は春の彼岸の入り。「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言いますが、暖かくなったと思ったら急に寒くなったりして、体調管理が難しい時期でもありますね。更に、花粉症の方には辛い時期かもしれませんね。

飛燕の製作は、アイリスのディティールアップパーツに悪戦苦闘しながらも、少し前進しました。以前からも言ってるように、全てのパーツを使い切ろうとは最初から考えていなくて、適当に間引いて使用しています。まず使用したのは計器盤で、エッチングパーツにフィルムを貼る東欧系メーカーお得意の手法となっています。

エッチングパーツだけでは、コクピットに取付け出来ないので、キットの計器パネルのパーツを薄く加工して、それに張り付けています。フィルム裏面には白を塗っています。

コクピット内部はこんな感じです。エッチングパーツを適当に使用したのと、操作レバー関係にアイリスの物を使っています。シートもアイリスの物を使用する予定でしたが、キットのパーツにうまくシートを取り付ける事が難しく、結局、キットのシートを使用しました。座布団(クッション)をパテで自作しました。シートベルトはアイリスのエッチングパーツを使いました。塗装はMr.カラー日本陸軍戦車色前期迷彩色カラーセットの中のTC-18陸軍カーキを基本色として使用し、ウェザリングカラーのダークブラウンでウォッシングし、タミヤエナメルのXF-59デザートイエローとペイントマーカーのシルバーでドライブラシしました。この時、パーツを一つ破損してしまい、真鍮パイプで適当にでっち上げています。(笑)

胴体右側に内臓物を取り付けました。そのまま左右を合体させようとかとも思いましたが、前作で接着剤の乾燥を待ち切れないまま左右を張り合わせたら、あとで計器パネルが取れてしまい、再接着するのに苦労したのを思い出し、ここは接着剤の乾燥の為に1日放置する事にしました。機首部分のプラ板はプロペラ抜け落ち対策として取り付けたものです。最近ではさすがに見られなくなりました(と言うか、ハセガワからプロペラ機が出ていない)が、当時のハセガワのキットは、プロペラを単に差し込むだけとなっているキットが多く、そのままでは抜け落ちてしまいます。それで、その抜け落ち防止対策として、ポリキャップを使用する事にしました。

こんな感じにしました。キットではスピナー側にシャフトがあり、それを差し込むだけですが、そのシャフトをカットし、2㎜の穴を開けました。胴体側に回転軸を設け、あとからプロペラを接着する形にしました。このキット、エンジンカバー(機銃カバー)部分が開いているので、後からポリキャップを嵌める事も出来そうですが、果たして無駄な作業になってしまう可能性もありそうですね。😓

そして、接着剤が乾燥したので、胴体左右を合体しました。これでやっとⅠの字になりました。この状態で21日まで放置です。21日は休みの予定ですので、うまく行けば十(士)の字まで進めるかもしれません。(キャノピーはフィット感を確かめるために仮組みしただけです。)

ハセガワに部品請求していたデカールは無事に届いています。いつプリントした物かは不明ですが、新品のデカールはやはり綺麗です。このデカールの出番はもう暫く先になりますね。

十の字目指して、その4に続く。



ハセガワ1/48 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁 製作記・その2

2018年03月09日 22時42分40秒 | ハセガワ1/48飛燕Ⅰ型丁製作記
今日は北風の吹く寒い1日になりましたが、来週からは暖かくなりそうです。本格的な春が待ち遠しいです。私の心にも春が来てほしい(笑)

今週から仕事に復帰したので、模型作りはあまり進んでいませんが、現状報告と言う感じでアップさせて頂きます。

私はあまり全体的な仮組みをしない方ですが、ハセガワ1/48飛燕(五式戦含む)でいつも言われている上反角不足を確認するために、仮組みしてみました。前作の経験もあって、大体の感じは掴めてはいるのですが、念のために再確認しました。こうして見ると、やはり上反角不足がお分かりかと思います。

このキットが登場した頃の模型雑誌には、主翼下面のフィレット部分に当たるスジボリにカッターで軽く切り込みをいれ、主翼上面パーツの接着部分をサンディングして上反角を修正しろと書かれているケースが多く、私も前作ではこのようにしましたが、サンディングをやり過ぎてしまい、胴体との接着部分にかなりの段差が生じる結果となってしまいました。

上反角不足の修正は、上記のような単純な方法では基本的な修正には至らないと言う意見が多くなり、私も過去のミスから、今回は金属板を使って修正する事にしました。

これ何だと思いますか? 本当はもう少し長い金属板が欲しくて、近くのホームセンターで探したのですが、あいにく見付ける事が出来ず、結局、家にあったスチール棚の補強パーツを使用する事にしました。図面に合わせて、上反角の角度に左右を曲げた状態がこの写真です。

上の金属板を主翼下面の中央部に、瞬間接着剤で固定しました。これで上反角の角度出しはOKですが、パーツ自体にかなりの歪み(反り)が生じていたので、プラ板(1ミリ)を貼り付けて修正しました。まだ、若干の歪みがありますが、上翼パーツを接着する事で、その歪みはなくなります。

修正後、上翼パーツを仮付けし、胴体と合体させて見ました。この状態ではフィレット部分は特になにもしていませんが、最終的には若干接着面をサンディングする必要がありそうです。上反角の修正、うまく行ったと思いませんか?

アイリスのDUパーツ(レジン製)の切り出しも完了しました。一部組立ても開始しましたが、かなり苦労させられています。案の定、エッチングパーツを一つふっ飛ばしてしまい、自作する羽目になってしまいました。

ジャーン、コクピットの組立てが完了しました。…って言いたいのですが、完成するとこんな感じになるらしいです。(某HPから画像を拝借して拡大しています、) ここまで組み立ててしまうと、キットの一部をカットしたりしなければならず、そこまでやる腕も時間もないので、一部のパーツを使うだけに留めようと思っています。あまりディティールアップパーツの組立てばかりに関わっていると、肝心の本体の組立てが進まなくなってしまいそうで、早く本体の製作に入りたいと思っています。

その3に続く。

ハセガワ1/48 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁 製作記・その1

2018年03月04日 21時25分00秒 | ハセガワ1/48飛燕Ⅰ型丁製作記
桃の節句を過ぎて、初春の穏やかな日々が続いていますが、このまますんなり春本番とは行かないようで、まだ寒い日があるとの予報です。再び体調を崩さないようにしたいものです。下旬には、桜も咲き始めそうですので、春本番までもう少しですね。

さて、タイガーⅠ型が完成したので、次のアイテムの製作に入りました。何だかI型続きとなりますが、ハセガワ1/48 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁”244戦隊”と書かれたキットを作る事にしました。えっ?タミヤの最新キットがあるのになぜハセガワの古いキットを今更作るの?と思われた読者さんもいらっしゃるかもしれないですが、実は、このハセガワの飛燕を作るのは2回目となります。以前から、同じ月台(台湾語でプラットフォームの意味)で、旧日本陸軍の正式採用戦闘機である一式戦”隼”から五式戦(屠龍も含む)までをコンプリートしたいとの思いで、製作を続けていました。以前、私のブログで製作記をアップした”隼”の完成で、一応その目標は達成出来たのですが、過去製作した飛燕の完成度が自分では納得出来ない完成度だったので、機会を見てもう一度作り直そうと考えていて、やっとその機会が訪れたと言う訳です。本当はタミヤのキットを作りたい気持ちもありますが、ハセガワの飛燕をちゃんと完成させない限り、やはりタミヤの飛燕に手を出せません。そんな訳ですので、ハセガワの飛燕を作ります。

模型小屋に保管しているハセガワ1/48飛燕を探したら、この4キットが見付かりました。この中からどれにしようかちょっと迷いましたが、今も定番キットとして店頭に並んでいる左上のキットをチョイスしました。小池画伯のイラストが素晴らしいですね。タミヤのキットもこのイラストを参考にしたと思われるくらい、良く似ていますよね。



パーツはこれだけです。タミヤのキットが存在する今、どうしても比較されてしまいますが、タミヤのキットに比べるとパーツ数はかなり少ないです。94年5月発売のキットで、24年近く放置していたせいでデカールは黄ばんでしまっていて、使い物になりません。例え黄ばみがなくても、劣化しているのは目に見えています。別売デカールを探して見たのですが、売切ればかりで入手出来ず、止むを得ずハセガワに部品請求する事にしました。現在の価格と在庫の有無をメールで問い合わせ中です。在庫がなければどうしましょうかね…。

今回、アイリスのディティールアップパーツを奢る事にしました。(キットより高い!)それがこの写真ですが、一部パーツが台座から取れてしまっています。エッチングパーツはステンレス製なので、焼き鈍しが必要かもしれないですが、全てを使う事はないと思います。キットを切り刻んで、こちらのレジンパーツを使う部分もありますが、まだどうするか決めていません。レジンの台座カットが面倒そうです。

資料として準備したのがこちらの2冊。これ以外にも、昔の世傑やモデルアートの増刊、航空ファンなど、模型雑誌も沢山あるので、資料的には困らないと思います。タミヤのキットも参考になりますしね。

早速、アイリスのDU用レジンパーツの切り出しから開始しました。この切り出しが結構面倒で、下手すると必要とする部分まで鋸刃が入ってしまいそうです。結局、今日は2パーツの切り出しで時間切れとなってしまいました。

こちらが今日切り出した2個のパーツです。断面はあとでヤスリ掛けで仕上げます。(各パーツの下にあるのが不要の台座部分)

コクピット内の塗装に使う塗料をどうしようか迷っています。キット説明書では、Mr.カラー19番のサンディブラウン指定となっていて、前作は素直にこれを使用しています、ただ、最近のキットでは、同じMr.カラーの119番RLM79サンドイエローの指定に変更されています。タミヤの飛燕の説明書には、同社のXF-59デザートイエローが指定されています。上で紹介したモデルアート増刊の作例(タミヤのキット)では、Mr.カラー55番カーキが使われているようですが、モデルアート増刊に掲載されているカラー図では、Mr.カラー日本陸軍戦車色前期迷彩色カラーセットの中のTC-18陸軍カーキが一番近似色のようにも感じるのですが、ん~、悩みますね。塗装に入れるのはもう少し先になるので、ブロトモ諸氏の意見なども参考にしたいと思います。よろしくお願いします。(オイオイ!)

左から、タミヤXF-59デザートイエロー、Mr.カラー19番サンディブラウン、Mr.カラー119番RLM79サンドイエロー、Mr.カラー55番カーキ、Mr.カラーTC-18陸軍カーキの順です。

明日から仕事も復帰となりますので、次の製作はいつになるか分かりませんが、いつもの事ながら、焦ることなく、マイペースで製作を進めようと思っています。梅雨に入る前には完成させたいですね。

その2に続く。

ハセガワ 1/48 日本陸軍 川崎 三式戦闘機 飛燕 I型丁 飛行第244戦隊 プラモデル JT14
クリエーター情報なし
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