タケダくん

この写真は、4月2日のタケダくんの勇姿です。
私が今の職場に来た頃、タケダくんのことを九想話に書きました。
さっき探したが見つかりません。

彼は、私の職場のあるK公園内の授産施設（知的障害者施設）にいます。
おもな仕事は、公園内の清掃です。
毎日のんびりやってます。
私がいた所沢の作業所よりは幸せかも知れません。
あそこではのんびりなんてやっていられません。
職員は、なんとか1日のあたえられた仕事をやりとげるために必死でした。
大声で怒鳴って作業をやらせていました。
（こんなことをしていていいのだろうか？）
といつも私は、自分に対して疑問符だらけでした。
今日は、こんなことを書きたいわけではありません。
タケダくんのことです。

タケダくんは、ダウン症の中高年です。
野球が大好きで、お昼休みに毎日私の職場に来ます。
そして私がいるときはいつも一緒に野球をします。
冬は寒くて辛かったけど、この頃は少し暖かくなってきていいです。
私は、彼がかわいいです。
40過ぎたおじさんをかわいいというのはへんですが、かわいいです。
（所沢のあきらくんは、どうしているんだろう？）
かわいいものはしょうがない。
彼は、私のいうことなんかききません。
でも、かわいいです。
タケダくんには、タケダくんのポリシーがあります。
こだわりがあります。
りっぱです。
そんなところが〝かわいい〟です。