蛍句会 ２

　　切なさを明滅させし蛍かな

私の句です。
説明くさくていけません。
私のはいつもこういう句になってしまう。
反省。
それでも４人の方が選句してくれた。感謝。

私の選句した句は次のとおりです。

　　17.　まだ夢はすてないつもりほうたるこい

          （私もまだ夢はあります。すてないつもりです。）

　　29.　朝の螢少年は手に握りしめ

　　　　 （これはやはり少年です。少女ではない。）
　　　　　
　　31.　運命線ついと横切る恋蛍

　　　　 （「ついと横切る」がうまい。）

　　35.　蛍火の闇やはらかにわしづかみ

　　　　 （よく意味がわかりませんでしたが、「わしづかみ」です。）

　　37.　蛍の夜拗ねてみせるも手管かな

　　　　 （こんな夜が私の人生にあっただろうか。）

　　84.　もうひとつ蛍飛んだらキスします

　　　　 （拗ねておいて、いきなりこんなことされたら…。）

　　93.　蛍待つ誰れも小声になつてをり

　　　　 （どこでも誰も同じなんですね。なんかうれしいです。）

　　　　＜蛍句会結果＞

清水哲男さんと話す

乾杯が終わって歓談になったとき、
喫煙所にいた清水さんのところに行った。
私は現在、禁煙生活はやめている。

「九想です」と挨拶した。
話したくて行ったのに、何を話したらいいか分からなかった。
何をどういう順序で話したんだろう。

「毎日見てますよ。（九想話を）書くのは大変でしょう」
とおっしゃってくれた。
中途半端なとりとめない会話をして自分の席に戻った。
会に来るまでは、清水さんと会えることを楽しみにしていた。
いろいろ話をしたいと思っていた。
それがいざ、ご本人を目の前にしたらしどろもどろ。
そんな自分が情けなかった。