退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『生命の起源』が深海と宇宙をつなぐことあるいは意外に楽しいシリーズ映画」について

2024-05-14 02:36:32 | Weblog
くもり一時雨。5月半ばとは思えない気温。

高井研編「生命の起源はどこまでわかったか」を読む。

副題に「深海と宇宙から迫る」。
6年前の作品ゆえ現在はどうなっているのかは不明だけれど。

敢えてものすごく簡潔にまとめると。
奇跡的に生命が誕生したとしてもそれが生き延びなければわれわれの存在はなく。

「陸上地熱域」より「深海熱水環境」の方がその可能性が高いのが肝要。
詳細は本書まで。

「専門化のタコ壺」からは生まれない「発想」よ。
この「科学」は何ともワクワクする内容。

「生命誕生の謎」を通じて「深海と宇宙がつながるダイナミクス」が素敵。
その在り様が実は「生命」に似ていることを忘れずに。

ロブ・コーエン「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(’08)を観る。

どうせダメだろうと思っていたらあにはからんや。
面白いじゃないの。

一番のポイントはスティーブン・ソマーズがプロデュースに専念したことか。
アーノルド・ヴォスルーとレイチェル・ワイズを「消した」のも。

ジェット・リーよりミシェル・ヨーがいい感じ。
去年は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で活躍し。

リーアム・カニンガムの「マッド・ドック」も悪くなく。
アンソニーとラッセルの「ウォンふたり」も同様に。

「イエティ」のキュートさもなかなか。
この112分はグッド。

花火の使い方も上手く。
物語をドライブさせるシークエンスの配置がいい感じ。
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