退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

’24 GW8

2024-05-06 02:43:56 | Weblog
快晴。やや風強し。

藤谷千明・蟹めんま「バンギャルちゃんの老後」を読む。

「バンギャル」とは「ヴィジュアル系バンドのファンの総称」だとのこと。
彼女たちは「バンギャル老人ホーム」を目指して。

離婚や自らのケガあるいは親の死や介護など。
さまざまな「ライフイベント=現実」が次々とやってくる中で。

あくまで「具体的」なのが女子らしく。
いろいろあるのね。

もちろん他人事ではないのだけれど。
種類は違えど「オタク気質」を共有する者としては大いに参考になった次第。

おそらく本書が示す「現実」についてはほぼ「無知」。
あれこれ教えてくれてありがたい限り。

ヤン・ユンホ「ホリデー 有銭無罪 無銭有罪」(’06)を観る。

「オリンピック」のために「汚れたもの」が排除されたのはかつてのわが国も同じく。
保安監察法」は05年に廃止されたようだけれど。

'97にIMFが介入して以降の「貧富の差」がもたらしたもの。
「スラム街」が権力によって一方的に壊されることに。

副題の「有銭無罪 無銭有罪」の意味を忘れずに。
「金持ちは無罪になり貧乏人は有罪になる」ということ。

「話をさせてくれ」というイ・ソンジェの訴えは無視され。
チェ・ミンスの「悪玉ぶり」がなかなか。

脱獄以降の展開はジョン・スタージェス「大脱走」(’63)の韓国風味か。
「血を流さずにはいられない」模様。

「恨=ハン」というのはこういうものかと思うことしきり。
主人公たちが逃げる途中で「寄った」家での描写を覚えておこう。

「アジョシ=おじさん」と叫ぶヒョジュ、チョ・アンの叫びよ。
これを「ストックホルム症候群」と済ますわけにはいくまい。

ビージーズ「ホリデイ」など。
サタデーナイトフィーバー」の前にこんな曲があったことも覚えておこう。
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