川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

サンデー毎日若狭記者による「ゲーム脳批判」まとめ

2006-04-08 09:31:50 | トンデモな人やコト
リンク: ゲーム脳:高次脳機能障害3年半 早期教育検証を-ゲーム:MSN毎日インタラクティブ.

サンデー毎日の記者で、ゲーム脳理論を批判する記事を書いた若狭猛氏が、今の脳科学と、「とんでも」脳科学をめぐる論考(とエッセイの中間、みたいなもの)を発表しています。
ちなみに、若狭記者、講演の「現場」にいたのですね。
あの場所はやはり、講師の高説を聞きに来た人たちがほとんどだったのだろうけれど、こうやって、違う方面からの視線が飛び交っていたのかと思うと、興味深いです。
若狭記者は、彼なりに、ぼくとはちがう意味での「当事者」なのですね。その当時者性をもって書かれた原稿です。



クアトロゲームは楽しい(でも、名前は考えたいな)

2006-04-08 05:44:52 | サッカーとか、スポーツ一般
昨日のこと。
始業式を終えて帰ってきた息子と近所の公園でボールを蹴っていると、隣の小学校の子たちが6人やってきたので、一緒にクアトロゲームをすることにした。

で、発見したのだが、クアトロゲームは、楽しい。
とはいっても、ぴんとこない人も多いと思われるので、とりあえず解説。
一種のミニサッカーなのだけれど、キモは「団体競技のサッカーをやりつつ、個人としての順位がつく」こと。

具体的に昨日のルールを説明すると……

1.キーパーなしの4対4。
2.時間は3分。
3.一試合終わったら、メンバーをシャッフルして、また試合をする。
4.試合に勝つとメンバーは勝ち点3をもらう。引き分けは1で、負けは0。勝ち点はチームではなく個人につき、試合ごとに加算される。
5.みんなが疲れたら、勝ち点を加算し、一番多かった人が優勝。3位までは拍手で表彰。

みたいなかんじ。

つまり、プレイ自体は「チームを勝利に導く」ことをめざして行わなければならず、にもかかわらず、結果は「個人」で出るというのが、面白いわけ。

ルールを説明したら、子どもたちの目は、キラーンと輝いたし、すごく盛り上がった。

反省点としては、何度もゲームをするうちに、だんだん自分の勝ち点を忘れる子がいたので、一試合終わるたびに確認して、勝負気分を盛り上げてもよかったかな、と。
ホワイトボードなんぞがあって、書き込めるようにできたら最高なのだけれど。

で、クアトロゲームって、「試合」というよりも、遊びの要素が強くて、でも、やってることはやはり普通のミニサッカーで、「ぶれ」がないのに、変化はある。知らない同士が、いっせいので、で遊ぶにはいいもんだなあと感じた次第。

でも、例によって(?)、言葉について気になってしまう。
なぜ、クアトロゲームというかというと、もちろん「4対4」だからなのだと思うのだが、別にこれはクアトロゲームの本質をついた名前ではない。
別に3対3でも、2対2でも成立する。それどころか、3対4とか、人数が半端でもできてしまうだろう。シャッフルするうちに、全員が「公平」なめぐりあわせになるようにできるから。

じゃあ、なんて言えばいいのかって、今、おもいつかないのだけれど、「どんどんメンバーシャッフルして、勝ち点で優勝を決める」ニュアンスがあればいいなあ、と考え中。