川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

森有正のPTA論

2008-10-30 22:22:07 | ひとが書いたもの
いかに生きるか (講談社現代新書 445)
価格:¥ 672(税込)
発売日:1976-09

森有正がPTAについて言及しているエッセイがあると、PTA仲間から教えてもらった。
彼の「PTA体験」は今から半世紀くらいは前なのだけれど、今この現状とまったく違和感なく通じる議論が興味深い。

以下、引用。
本郷にある、ある有名な小学校のPTAからよばれて、何かフランスの話をしてくださいということで、お訪ねしたわけですが、PTAを強化するにはどうすればよいかというのです。お母さん方や先生方が全部集まって、そういう話をするのです。私は破壊的なことを言うのではありませんが、私はPTAは強化されないほうがよいと思います。

 というのは、それだけ言うと誤解を受けますけれども、自分が生徒であったときのことを考えますと、家で親が自分に対して無理解な態度を示す場合には、学校に行って先生に訴え、いろいろ慰められたり、教えられたりして、自分の態度を考えるわけです。

 理不尽な先生がいれば(実際、先生というものは知らないうちに、えこひいきしていることが多いものです)、家にとんで帰って親に話す。場合によっては親が校長先生に言いつけに行くこともある。そのようなことによって子供は、家には学校と別の社会があり、学校には親と別の人間がいて自分を導いてくれることを知るわけです。学校で困ったことがあれば、家に帰って親に話せば、親は自分のことをわかってくれます。その親と先生とが結託したら、子供は行くところがありません。

 これは非常に危ないと思います。それに気づかず、みんなで結託し、情報を集め、子供を駄目にしてしまう。そのような親と先生の関係というものは、精神の発達のために、非常によくありません。私の考え方が間違っているのかもしれません、極端かもしれませんが、そういう点をもう少しはっきりとして、親は親で自分の考えをはっきりと持ち、先生は先生で自分の考えをはっきりと持つことが大切だと思います。


 キーワードは……
 
 多様性を容認すること。
 親,教師が、市民として成熟すること。

 この二点か。
 結局PTAって、いつの時代にも、こういうものだったのね、という意味でげんなりすると同時に、我が意を得たり、という部分もあって痛快。

PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2008-10

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

こういう写真が撮りたかった+「社会教育」のPTA特集

2008-10-29 21:55:27 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
R0010505未来館にて、GX200で撮影。
GRD2だと、非常に広い絵になってしまうため、こういうのはこれまで撮れなかった。
なんかいいかんじ。
満足。

それはそれとして、月刊社会教育でPTA特集。

月刊 社会教育 2008年 11月号 [雑誌]月刊 社会教育 2008年 11月号 [雑誌]
価格:¥ 700(税込)
発売日:2008-10-17
「PTA再発見」と題された特集は、「PTA再活用論」と微妙に呼応する。

ぼくの本にも出演いただいた杉並区議の松尾ゆりさんへのインタビューや、ぼくのスペシャルリスペクトな全P研の味岡尚子さんの寄稿もあり、充実している。

各執筆者は、PTAの原理原則に非常に忠実。
好感が持てる。

ただその反面、PTAの原理原則がすでにそぐわなくなってしまった21世紀に対する対応の意識は希薄だと感じた。
例えば、「地域」についての議論で、民俗学者、岩竹美加子さんほどのクリアな視点を持った論者はいなかった。

あと、社会教育として、PTAを捉えてしまうと、どこか押し付けがましい。
やっぱり、生涯学習、程度がいいなあ、ぼくは思う。


PTA活動を考えよう (PTA入門シリーズ 2 活動編)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:1985-10

PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2008-10


追記
松尾さんの原稿の中に、実名は出ないまま、ぼくとの対話のエピソードが出ています。
また、書いてから気づいたのだけれど、岩竹さんについての、本ブログでの紹介はまだでした。
近い将来、書きます。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

エンリッチメント大賞2008

2008-10-28 21:28:30 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
昨晩、今年のエンリッチメント大賞が、昨晩、公式に発表になったようです。
詳しくはこちらを。
http://www.zoo-net.org/enrichment/award/2008/

最初、「今年は小粒だなあ」とぽつりつぶやいてしまったのは、ぼくです。
しかし、考えてみたら、それはお金をかけた新しい展示などがなかったというだけの話。
継続的で、創意工夫にあふれる、取り組みが、より輝いて見えてきた、という年になりました。
キーパーの情熱がダイレクトに反映されるようなタイプのエンリッチメント。
原点回帰なかんじで○。



ちなみに、エンリッチメントってなに?
って人には、いまだにぼくの本は多少は、参考になります。

動物園にできること (文春文庫)動物園にできること (文春文庫)
価格:¥ 690(税込)
発売日:2006-03-10


そして、コミックでも、そのジレンマも含めて、味わえるのがこちら。
最近紹介してない勝ったけど、とうとう様々な意味で「究極」のオスのゾウのお話に突入。
ZOOKEEPER 6 (6) (イブニングKC)ZOOKEEPER 6 (6) (イブニングKC)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2008-08-22

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

書きます

2008-10-27 19:46:55 | 日々のわざ
R0010474久しぶりに、というか、1年半ぶりくらいに、執筆モチベーションが盛り上がっている。
去年は、片っ端から執筆をことわってたけど、今後はどんどん書こう。
アリメトが終わった後の準備もそろそろ。
と言いつつ、具体的に決まっているものは、まだそれほど多くないので、いろんなアイデア出してプレゼンする必要もあるかも。
ま、とにかく、やりますよ。

モチベーションがあがったことの一端に、こういう本もあったりして。
サイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へサイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へ
価格:¥ 2,940(税込)
発売日:2008-08-25

3ヶ月前から手元にあったのに、やっと読んだ。
マッド系科学者・工学者が自分の研究のプレゼンをして、SF作家とパネルディスカッション、しかるのちに、科学者・工学者からの作家達への「お題」を料理した小説をそれぞれの作家が書く……。

こういうのって、刺激的。
瀬名さん、良い仕事したなあ。

コメント (7)
この記事をはてなブックマークに追加

船の科学館、宗谷

2008-10-26 20:37:39 | 日々のわざ
いつも未来館には行くのに、隣の船の科学館は素通り。一度行ってみたかったので、本日、はじめて入館。
いやー、濃ゆかった。歴史的な軸、時間的な水平面。船をめぐるあらゆることについてがテーマ。
しかし、なぜだろう。
IHIや三菱重工の船はふんだんに出てくるけれど、川崎重工とかはないのだな。不思議。
R0010491R0010494R0010493

R0010486ところで、この博物館には、「分館」として、初代南極観測船の宗谷が停泊している。
今回は、そこにいくまでに疲れてしまって(子どもたちは未来館へ行きたがって)、断念。
そのうちに、宗谷にもいっておかないと。
「しらせ」のスクラップが決まって、妙に貴重に思えてきてしまった。

ちなみに、「しらせ」の後継船も、「しらせ」に決まったのだそうですね。
ほとんど同じサイズで、似た風貌。

なお、日本に生きたペンギンをもたらした「宗谷」については、この本でも書いた。
どこかで文庫化できるといいのだけれど。
ペンギン、日本人と出会うペンギン、日本人と出会う
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2001-03


さらにいうと、宗谷の来歴は、知らないことばかりでおもしろ。
戦時中は、海軍特務艦、奇跡的に戦争を生き抜いて、戦後は引揚船。灯台補給船として全国を巡ったりしたあとで、南極観測船になって、最後は、巡視船、だそうな。南極観測船としてしか知らなかったわけで、びっくりすることしきり。
奇跡の船「宗谷」奇跡の船「宗谷」
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2006-10-01

コメント (5)
この記事をはてなブックマークに追加

ゆるやかな時間

2008-10-26 08:21:25 | 日々のわざ
R0010369息子が学校で右の親指を剥離骨折。
それだけで生活のリズムが変わる。中学受験もしないし塾にも行かないとすでに親子協議にて決定済みなので、わりと体を動かす系統の習い事を続けている。それに加えて最近は、本人がクライミングにはまっていて、今週は川崎のクラブのレッスンに3度(アウトドア含む)行くはずだった。当然、キャンセル。

右手を使えないなら、じゃあ、左手でボールを投げる練習をして三週間でサウスポーデビュー計画というのを立ち上げるが、そんなの1日10分ボールを投げるだけ。有り余った時間を息子は児童館行ったり、ドモダチの家にいったりで満喫しているようで、こういう「事故」も生活上のくさびになるなあ、と放置することにする。

と思っていたら、きのうの朝、月に一度のサイエンス倶楽部から電話がかかってきて、「まだきてませんがー」と教えてくれた。そうだった。運動会かなにかの振替で、この日にしてもらったのだった。慌てて送り出したり。

夕方、映画をみる。完全に習慣化しちゃったな。

シザーハンズ (特別編)シザーハンズ (特別編)
価格:¥ 1,490(税込)
発売日:2008-04-16


ジョニー・デップつながりで選択。
「未完成の人造人間エドワードは手がハサミ」という訳の分からないB級の設定なのだけれど、子どもたちはすんなりと入り込む。
活劇の部分とか、デップの演技のおもしろさなどは、引込まれていたみたいだけれど、心理的な機微になるとちょっとついて行けなかった部分があるかも。

ラストでおばあちゃんが孫に語るシーン、ほろりとしちゃうところを、息子はどうでもよそうだった。むしろ、娘の方が、「おばあちゃんの自分の話だったの?」とか入り込んでた。

ちなみに、山の上の城とか、雪の使い方だとか、ドラム王国を思わせました。
どっちが先なんだろ。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

大恐慌?

2008-10-25 08:04:03 | 日々のわざ
昨日、内田泉さんと会った吉祥寺に行って帰ってくる間に円ドルが、3円円高に。そのあと1、2時間でさらに3円。
なんだかすごい。
外貨や投信多少もってるから他人事じゃないんだが、もうここまでくれば損とか得とかじゃなくて、他人事みたいにしか思えない。
最悪、投信の破綻とかもありうるのかな。半分くらい損切りしといた方がよい気がしてきた。

それはそれとして、楽しい映画を見ましたぜ。
クール・ランニングクール・ランニング
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2006-01-25

いやー、楽しかった。
これ,一応、実話に基づいてるんですってね。
カルガリーにジャマイカのボブスレーチームが出て、主力は陸上選手だった、というところくらいまでは事実らしいです。
こういうのを観ると、life goes on!ってな気持ちになります。

コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

ニュージーランド教育事情(追記)

2008-10-24 20:06:24 | ひとが書いたもの
ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書 276)ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書 276)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2008-08
歯科の治療で帰国中の内田泉さんと会ってきた。内田さんといえば、ニュージーランドのダニーデン在住で、TVNZの仕事だとか、ネイチャー系で重なることが多く、特に飛べないオウム、カカポについては大いにいろいろなことを教えていただいた。最近でも、「子育て仲間」でもある。

さっそく恵贈してくださったこの本は、ニッポン人についてのポジティヴな評価を与えているいわゆる「親日国」(?)が、どのようにニッポン人を受容し、イメージを変遷させてきた、といったことが書かれている。基本的にポジティヴ方面の「クール・ジャパニーズ」の話が多くて、なんだか心づよい。

内田さんは当然のごくとニュージーランドの章を担当。
着実でまじめでよく働くけれど、傷つきやすく意見をはっきりいわず戸外の仕事が苦手なニッポン人を、ニュージーランドの有機農場でどのように扱えばいいのか、「日本人への接し方」マニュアルのごときものが存在しているというのが笑える。

あるニュージーランド女性が、日本人は悪いことが出来ないような育ち方をしているのでは、というふうな言い方をしており、そこに共同体の和を乱せないメンタリティに通じるものがあると感じるのだけれど。

で、ニュージーランドの教育。
公立学校の範疇が非常に広く、自由度が高い。

内田さんは、日本のPTAのことを、ニュージーランドのボード・オブ・トラスティ(BOT)、つまり評議委員みたいなものかと思っていたみたいだけれど、それはまったく違うのだ。

BOTには保護者も入っているかも知れないけれど、地域の教育熱心な人がいたりする。たいてい、校長の人事権まで持っている。
ヨーロッパの市民社会的なところではこういうやりかた、多いのでないだろうか。

で、PTAや、保護者の会は別にあって、日本と違うミッションとしては、ファンド・レイジング。資金集め。
日本の公立校は、保護者から、PTAからの寄付を受け取れないけれど(モノき形での寄付は別)、ニュージーランドでは、むしろ、それが大切な役割とされる。

国が決めた、教科ごとの「教えること」についてのガイドラインはあるけれど、教科書はない。
だから、学校の教師は大変。かなり資質を要求される職業だそうだ。

公立の自由度の高さのあらわれとして、シュタイナー学校まで公立扱いする話を聞いた。
この場合、公立といっても、国から公立としての運営費が出るという意味で、経営は各学校が主としてやるのだけれど。

そして、シュタイナー学校のように、国のガイドラインに沿わない教育をする学校でも、エクストラな資格で、「公立」としての扱いを受けられるのだとか。

また、内田さんは、最近、自由度が高まるあまり、学校側に商業主義的なものがどんどん入ってくる危険をかんじているという。

学校主催のディスコデイとか、「変な髪で来るデー」とか……。
おじいちゃんおばあちゃんが、フリフリの服を買ってあげて、スパイスガールズみたいなへそだし姿で学校に行ったり。

早く大人になりたい、セクシーになりたい、クールになりたい、という欲望は、日本以上に感じるとのこと。

それって、イギリス系の国は、子どもに早く自立させるのを是とする傾向があるのとリンクしているようにも感じた。おしゃれだけ真似して大人になれるわけではなかろうが、「大人になれ」という圧力はとても強い国なのかもしれない。

ぼくのPTAの本も差し上げた。
是非感想が聞きたいことろ。

そうそう、ぼくの1年間に使った時間の表のページをみせたら、目を丸して、なんでこんなにやることがあるの?と驚いていた。
これは、「外からは分からない」という典型的な反応で、「ダンナには愚痴るな」にも通じるものがある。

以上、だだだっ、とメモ書きでした。誤字脱字、意味の分からんところご容赦。

PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2008-10



追記
ニュージーランドのシュタイナー学校の件。
内田さんによると、シュタイナー学校が「公立」というよりは、「スペシャル・キャラクター」の学校として国の補助を得る対象となりえている、という位置づけだそうです。
いずれにしても、間口が広い。
多様性について寛容、というのかんじがひしひしとしますね。

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

きょうもまた……

2008-10-23 21:11:01 | 日々のわざ
きょうもまた、「いってらっしゃい、おかえりなさい」の日になりそうだったので、髪を切りに行った。
そこに置いてあった、吉野朔実さんの「映画ガイド」を読みふける。
大好きなニューランドが舞台の映画「ピアノレッスン」が出ていた。
これ、号泣ものなだよなあ、と思い出す。

ピアノ・レッスンピアノ・レッスン
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2005-07-23
シネコン111―吉野朔実のシネマガイドシネコン111―吉野朔実のシネマガイド
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-01


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

民家の庭のやたら大きなケヤキ

2008-10-22 21:16:47 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
R0010284近い水脈からこんこんと水を吸い上げて、大きくなったケヤキ。
さもありあん。
このあたりは目黒川と多摩川の分水界で、やたら湧水も多い土地柄だから、こんなことになったのね、と。
朝、この前を通るたびに感慨しきり。

ところで、ここで写真を撮るたびに、必ず出てくる「ゴミ出しのおじさん」というのがいて、その都度、「ケヤキですか、秋は落ち葉が大変でねー」と判で押したような、同じ会話をすることになる。

それもまた、いとをかし、なのであった。

呼応する作品しとては、これかな。
川の名前 (ハヤカワ文庫JA)川の名前 (ハヤカワ文庫JA)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2006-07

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

いってらっしゃい、おかえり

2008-10-21 20:52:21 | 日々のわざ
R0010429R0010430本日、朝、「いってらっしゃい」と言ってから、「おかえりー」と言うまで、誰とも話をしない日であった。
そういう日は、最近、わりと多い。
「アリメト」の執筆は佳境といえば佳境。でも、まだまだ。
さて、そろそろPTA本一週間なのだけれど、多少なりとも動きはあったのかな。
それほど爆発的な動きが期待できるものではないだけに、弱含みな気持ち。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

日経夕刊?

2008-10-20 21:58:50 | 自分の書いたもの
R0010276このお店には公衆電話があるのだそうです。
それが、ウリになった時代。
それって、ひょっとして、「今」っぽい?
携帯忘れた時、すっごく苦労するもの。

で、きょうの日経夕刊(夕刊のない地域では朝刊)にPTA関連の記事が掲載され、そこにぼくがコメントしている模様。未確認ですが、日経購読者の方、みてやってくださいませ。

PTA本についても言及してもらっている模様。

PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2008-10

追記。
タバコと飲料水も、今っぽいかもしれんですね。


コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

日教組とPTAの関係について、友人より質問される

2008-10-20 08:28:41 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
R0010366前文部科学大臣の「学力低下を招いたのは日教組」発言の頃に聞かれたのだけれど、おもしろい質問なんでエントリを書くと返事したまま、放置してしまった。
で、結論としては、ぼくにもよく分からないのだ。
でも、どんなふうに分からないかは説明できるので、書き留めておくとする。

子どもたちが通う小学校の場合、ぼくも、どの先生が組合員でどの先生が違うのか、知らない。そういうのはまったく表に出て来ない。
たぶん、保護者は、「たまたま知った」とか、「すごく興味があって詮索する」とかしないかぎり、知らないままだろう。


ぼくの身の回りでも(つまり、世田谷区では)、これまでの4年半のPTA会員歴の中で、単Pと組合がなにかを一緒にやったという話は聞いたことがない。


単Pではなくて、P連レベルでも、話は同じ。


いや、世小Pの場合、総会以外の会合にヒラの教師が出てくること自体原理的にありえない仕組みだし、総会に出る教師も皆無に近いだろう。なにしろ総会は平日昼間だし。
そして、世小Pの運営委員会に相当する理事会は、64の小学校のPTA会長と校長で構成されるから、むしろ、組合と親和的な組織にはなりにくい。
ちなみに、校長はPTA会員の場合もあれば、非会員の場合もある。非会員でも、世小Pレベルでは、「理事」として意思決定に参加する。これはなんだかなあ、と思うのだけれど、まあ別の話。


都Pのことはよく知らない。


日Pは、あきらかに文科省側を向いているように見える。
今も、ゆとり教育を支持している(はず)ことは、ちょっとねじれているのだけれど、これは組織が巨大すぎるがゆえのタイムラグによるズレではないか、という印象。
実際、文科省側を向いているかどうかは別としても、全国大会で日の丸掲揚、国歌斉唱を普通に行う団体だから、日教組的とはいいくい。


というわけで、友人への回答は、
・身の回りレベルでは、よく分からない。だって、どの先生が組合員なのかも知らないし。
・ぼくが知っているP連、世小Pの組合との親和性は低い。
・全国レベルのPTA組織は、むしろ、非日教組的。
ということになる。

PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ 294)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2008-10

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

日曜日、怒濤

2008-10-19 22:00:08 | 日々のわざ
R0010441あー、疲れた。
朝、7時前発で、習志野の体育館まで、クライミングの競技会に出る息子を1時間半かけて送っていって、とりあえず一回目のトライアルを確認したあとで、家に戻る。
学童のお祭りがあって、娘が踊るので。
なんとか間に合って、お祭りの後片付けなどをするうちに、娘のバレエの練習のお時間。
年末の「クルミ割り人形」に向けて、イレギュラーな練習がどんどん入る。5時半に終わるはずが、7時40分に終了。待ってる方もくたくた。
息子も娘も、九時前にくたーっと眠った。

それでも、土曜日には映画も観て……

スウィングガールズ (Blu-ray Disc)スウィングガールズ (Blu-ray Disc)
価格:¥ 4,935(税込)
発売日:2008-10-24

これはほんとによかった。
ウォーターボーイズの流れだけど、オトコノコ・オンナノコで、裏表な物語が完結。
ぼく的には、関口萌え、でした。


あと、クライミングに関して、つい最近読んでしまっているのは、これ。

孤高の人 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)孤高の人 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2008-04-18

たぶん、クライマー一般からは「岳」なんかのほうが、評価が高いのかな。
あるいは、まだ、あんまりクライマーたちに届いていないのか。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

海洋三昧

2008-10-17 21:09:19 | ひとが書いたもの
コン・ティキ号探検記 (ちくま文庫)コン・ティキ号探検記 (ちくま文庫)
価格:¥ 998(税込)
発売日:1996-08
海洋冒険物語 (同時代ライブラリー)
価格:¥ 1,020(税込)
発売日:1992-06

椎名誠さんの15少年漂流記ものの流れで、海洋漂流・冒険ものを読みつなぐ。
ヘイエルダールは、今読むと語り口の軽妙さ、ユーモアのセンスに感動する。実際の冒険部分はもとより、それに至る準備期間の方が、ドキドキしたりして。

「海洋冒険物語」は、手漕ぎボートの大西洋横断とか、単独帆走世界一周レースとか、とんでもなく無謀な冒険の時代の物語をオムニバスでおさめていて、秀逸。


心に残るのは、世界一周レースで、優勝直前にして喜望峰をパスして南太平洋に遁走してしまうヨットマンや、同じレースで、世界一周をあきらめ延々と大西洋に留まりながら、偽りの航海日誌を書き続け、ゴールを間近に海に身を投げた男……。スィールボールランを思わせるような(まあ、逆ですが)、事実はコミックより奇なり、な物語。おすすめ。あ、中古1円だ(笑)。
「十五少年漂流記」への旅 (新潮選書)「十五少年漂流記」への旅 (新潮選書)
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2008-05

コメント (5)
この記事をはてなブックマークに追加