川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

「雲の王」に出てくるタンゴ、「エル・ウラカン」について

2012-10-09 21:26:59 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
質問されたので、YouTubeでさがしてみました。
エル・ウラカンは、英語ではザ・ハリケーン。日本語題で「台風」とよ呼ばれます。
この渋い楽器構成を楽しみ下さいませ。

</object>

YouTube: EL HURACAN - Los Reyes del tango


ただ……「雲の王」の中で言及した、無音部(台風の目をイメージしたされる)は省略してつなげて演奏されてるんですよね。
ほかにも動画さがしてみたけど、今はつなげちゃうのが主流なのかもしれないです。
ぼくが聴いた音源はしっかり、4分の3くらいのところで何秒かのミュートがあって、最後のすごい風雨を思わせる部分になだれ込むんですが。

なお、実際にタンゴを踊っている画像もいくらかアップされていますが、それらを見ていると、踊りの都合で(演出上)、時々、音楽を止める場合があるみたいですね。

ま、とにかく、エル・ウラカン、こんな曲です。

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knotlampのAcross my worldの動画

2012-09-28 08:35:29 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと

</object>

YouTube: knotlamp/Across my world

違法っぽくなくアップされていたのでしょうかいです。
knotlamp/Across my world、いわずとしれた、「銀河へキックオフ」の主題歌で、このブログに来る人には、毎週、見てる人も結構いるのではないか、と(希望)。
でもアニメだけだとフルコーラスを聞くことがないでしょう。
それで、この動画をみたら楽しいぞ、と。

ぼくがすごく印象づけられたのは、Aパートのドラムのスネアが、普通ハイハットで処理するような8ビートの裏打ちをドカドカやってるのね。リズム取りにくいけど、ある種の緊迫感につながっているのではないかと。


あと、曲の最後の盛り上がりの直前、楽器オフでBメロを歌う辺りから最後まで、アニメ本編でもなにかの時にBGMとして使えたら格好良いだろうなあって、思いました。

なお、正規ルートしとしてのCDはこちらね。

Across my worldAcross my world
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2012-06-06


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生命力とヴィーナスとジーザス

2010-10-09 18:35:43 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
生命力生命力
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:2007-10-24
ヴィーナスとジーザスヴィーナスとジーザス
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2010-05-26
なにを今更なチャットモンチーのアルバムが安く売っていたので買ってくる。
むかし一度聞いて感心したのを覚えていて。
本当にイキがいい。おまけに、歌詞も書けてる。クリシェをつないで、歌にしちゃうことはできるけど、きちんと自分の言葉を持ってる若い奴ってのは、いいな。
娘にドラムをさせたくなった(スウィング・ガールズをみて、一番、やりたかったのは、ドラムらしいのだ)。

やくしまるえつこは、相対性風味の残るミニアルバム。同時に、ジェニーはご機嫌斜めも聞いたのだけれど、そっちは彼女が歌う必然性があまり感じられなかった。

やっぱり、相対性風味なところに彼女の持ち味があるのだろうなあ。
繰り返し、擬音、脚韻などなどで、整えられた独特のリズムというか。ぼくはこの人、さりげなく、リズム感、タイム感覚が絶妙だと思う。

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湯川潮音の叙景、ふたたび

2010-09-27 03:12:20 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
灰色とわたし灰色とわたし
価格:¥ 2,800(税込)
発売日:2008-07-02
決して新しいわけではないのだけれど、たまたま目にしたので聴いた。
前にも書いた通り、湯川潮音のおもしろいところは、「叙景」的な歌詞を書くこと。
目に見えるものから感情のひだを表現しようとしていると思われる部分もあるかと思われれば、ぶっとんだランドスケープ、サウンドスケープ描写そのもののためにコトバが費やされたりする。
すごく珍しいタイプの歌い手だと思う。
だから、その分、フックに欠けいて、大ブレイクにはつながらないのかもしれないけれど、こつこつと曲を書いてほしいと思うのだった。

ぼくは、リンダ・リンダ・リンダで彼女が「風来坊」を歌っているのを聴いて、こりゃ聴かなきゃと思いました。
その思いはまったく変わらず。
リンダリンダリンダ [DVD]リンダリンダリンダ [DVD]
価格:¥ 5,040(税込)
発売日:2006-02-22


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相対性理論+スガシカオ

2010-09-25 02:47:36 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
ハイファイ新書ハイファイ新書
価格:¥ 2,300(税込)
発売日:2009-01-07
ニュージーランドに行く前から今まで、J-POPをあんまり聴いていなかった。今iTunesに入っているので十分間に合ってるよ、ってかんじで。

近所のレンタルショップがもうすぐ閉店というので、つい大量に借りて、Jポップ復帰。

いきなり相対性理論にはまる。デビュー版には、若干ジッタリンジンフレイバーがあるけど、のちのち、特異な歌詞世界で、そういうのが相殺されてしまう。「学級崩壊」だとか「バーモント・キッス」あたりを今のところ愛聴中。

FUNKASTiCFUNKASTiC
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:2010-05-12
やっと、ファンカスティックにおいついた。
一聴して耳に入ってくるのは、とりあえず「サヨナラホームラン」。でも、いろいろ突き刺さるものがありそうだ。

Jポップはいい。やっぱり、母語で歌われるうたは大事だ。

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叙景ということ、湯川潮音

2009-04-22 22:25:04 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
紫陽花の庭紫陽花の庭
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2006-06-14

あまり求められていないからもしれないけれど、叙景的なコトバで押し通す歌は、今の商業音楽界ではあまりない。
湯川潮音はその珍しい人。
叙景、それに応じた楽曲、アレンジ。
ツボにはまっている。

叙情なんて簡単なんだ。ニッポンの場合。
叙景に徹して、なさけ、に至る。そんなロードマップが浮かぶ。
リンダリンダリンダをきっかけに聴き始めたのだけれど、大正解であった。

仕事しながら音楽を聴かないぼくが、「はじまりの歌を……」の文庫版ゲラを直しながら、このミニアルバムを聞いていた。

そして、ユニコーン。
【Blu-spec CD】I LOVE UNICORN~FAN BEST~(初回生産限定盤)(DVD付)【Blu-spec CD】I LOVE UNICORN~FAN BEST~(初回生産限定盤)(DVD付)
価格:¥ 3,500(税込)
発売日:2009-03-18

いわゆる、ファンベストというやつ。

服部、強し。
何曲入っているだろう。

あと、サラリーマンソングも強し。
ヒゲとボインをはじめ、だいたい入っているんじゃないか。

しかし、個人的なツボは、「PTA──光のネットワーク」。
「踊る亀、ヤプシ」だっけ。すごくふざけたミニアルバムに入っていた曲だった。
光源氏+TMネットワークみたいな(サウンド的にも)、しかし、妙に胸にしみる曲なのだ。
ちなみに、タミオ氏が、この時点でPTAについて多くを知っていたとは、まったく思えませぬが。

リンダリンダリンダ [DVD]リンダリンダリンダ [DVD]
価格:¥ 5,040(税込)
発売日:2006-02-22

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ちょっと前から聴いている元気ロケッツ

2009-01-11 20:46:07 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
元気ロケッツ I-Heavenly Star-(DVD付)元気ロケッツ I-Heavenly Star-(DVD付)
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:2008-07-02

Rachel Rhodesと宮原永海のユニットらしいのだけど、よく分からん。
宮原永海って声優さんっすよね?

宇宙で生まれたはじめての人類「ルミ」が歌っているという設定で、サウンドもスペイシー。

コンセプチュアルな音って、そこにハートはあるのか!と言いたくなることがあるけれど、安心して聴けます。
ハートというか、志はあるみたい。

ちなみに、ぼくは眠る前に少しアッパーな気分になりたい時がベスト。

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やたら、キモチイイー

2009-01-08 20:58:13 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
凪唄凪唄
価格:¥ 2,300(税込)
発売日:2008-09-17

沖縄系の花*花ってかんじのユニットなのだけれど、絶妙にキモチイイ。

沖縄な節回しで、しっかりハモる、不思議なコーラスアレンジで、歌うカバー。
ラインナップは……

1. 花(喜納昌吉)
2. 涙そうそう(森山良子、BEGIN)
3. TSUNAMI(サザンオールスターズ)
4. 風になりたい(THE BOOM)
5. 島唄(THE BOOM)
6. 海岸通(イルカ)
7. さよなら夏の日(山下達郎)
8. 少年時代(井上陽水)
9. イラヨイ月夜浜(大島保克・比嘉栄昇)
10. 島人ぬ宝(BEGIN)

こりゃ、オリジナルも聞かなきゃなあ。
サクラとか、名曲は自然に耳に入っているのだけれど。

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Hold on!

2008-06-01 08:09:28 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
これは何に書いたのか覚えていない。
とにかく2004年頃に、「夏にまつわるCD」というようなテーマで発注されたエッセイ。言及されるのは暑苦しいゴスペル。
Georgia Mass Choir - Greatest HitsGeorgia Mass Choir - Greatest Hits
価格:¥ 2,077(税込)
発売日:1996-11-19
Hold OnHold On
価格:¥ 1,197(税込)
発売日:1997-10-14





*******************

 宙ぶらりんな夏(2004年頃、何かの雑誌に掲載)

 二十世紀の最後の方に八年勤めたテレビ局をやめてフリーになった。小説家志望だったけれど、まだデビュー作の『夏のロケット』は世に出てはおらず、在職中に始めたノンフィクションの仕事で、少なくとも「文章を書くことを生業にする」ことは実現できる確信は持ちつつも、自分のキャリアに不安を抱いたままの見切り発車だった。

 夏の終わり、ニューヨークにいた。やたら暑い九月だった。

 コロンビア大学のジャーナリズムスクールへの留学だったのだが、これが不思議なポジションなのだ。ミッドキャリアのフェローシップという表向きとは裏腹に、スクール主催のフェロー懇親パーティには招かれもしない。ならば学生かというと、「あなたはすでに日本で現場を経験しているのだから、授業は取る必要はありません」などと言われてしまう。仕方ないので、大学の外に出て自分のテーマを取材して取材して取材しまくった。それで大学の籍は保証された。コロンビアのジャーナリズムスクールのIDさえあれば、取材証として通じるのがマンハッタンのルールで、それをフルに活用した充実した日々ではあった。

 それでも、宙ぶらりんだった。出版するあてもないノンフィクションの取材をし、小説デビューの目処も立たず……。

 そんな時に、CDプレイヤーのヘヴィローテーションになっていたのが、The Georgia Mass Choirの "Great Hits"。超大編成のゴスペルである。映画の「天使にラブソングを」の合唱隊をもっと大規模に、かつ、黒っぽくしたやつ。最初のチューンが"Hold On Help Is On The Way"というもので、ぼくは別にジーザスのHelpを待つ気分ではなかったけれど、Hold On(その場で持ちこたえろ、というようなニュアンス)というメッセージには敏感に反応して、宙ぶらりんの不安さを感じるたびに心の中で、Hold On!とつぶやいていた。

 ゴスペルというのは信仰の歌であり、基本的にはキリスト者のものだ。そしてぼくはキリスト者ではない。でも、ぼくが、西向きの部屋で暑さのあまりくらくらしながらも、彼ら彼女らのこれもやたら暑苦しい迫力ヴォイスに耳を傾けていた時、なんとなくぼくの前には似非信仰プログラムみたいなものが横たわっていた気がする。

 それが証拠に(?)、たまたま練習を聴きに行ったハーレムの教会のクワイアに参加することになって、自分自身もああいう暑苦しい歌を歌うはめになった。一年限定の参加ではあったが、やはりディープであり、カタルシスをもたらすものでもあって……その経験がはるかかなたになった今、聴き直してもやはり、The Georgia Mass ChoirのHold ON!は、強烈に暑苦しく、晩夏の西日に灼かれるような、宙ぶらりんの感覚を思い起こさせる。

 ちなみに、ぼくは今も昔も、クワイアでの日々ですら、どうしようもなく不可知論者だ。夏の暑さには関係なく。

*************
追記@2008
この時、出す当てもなくひたすら取材していたノンフィクションは、ふたつの本にまとまりました。しつこいですが紹介。
緑のマンハッタン―「環境」をめぐるニューヨーク生活(ライフ)緑のマンハッタン―「環境」をめぐるニューヨーク生活(ライフ)
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2000-03
動物園にできること (文春文庫)動物園にできること (文春文庫)
価格:¥ 690(税込)
発売日:2006-03-10

こういう空回りしても不思議ではない無意味なパワー全開だった10年前だったわけですねぇ。
と、しみじみ、していると、またアオキさんに叱られそうだ……っと。

それはそれとして、ジョージア・マスクワイアのCDがアマゾンのco.jpの方で手に入るなんて、なんだかすごく便利すぎて怖いような……。
ちなみに、great hitsの方に入っているjoyは、カーク・フランクリンが作曲および指揮をしていて、めっちゃくちゃクールです。カークにしてはクラシカルなアプローチで、それがよいのです。鳥肌立ちますぜ。

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J-POPジャンキー

2008-05-27 21:58:03 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
これも2000年頃に、どういういきさつか「現代」に書いたエッセイ。
J-POPについて熱く語っています。

言及されるのは、こういうもの。
NOW AND THEN~失われた時を求めて
NOW AND THEN~失われた時を求めて
価格:¥ 1,020(税込)
発売日:1996-10-28

勝訴ストリップ勝訴ストリップ
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:2000-03-31

J-POPジャンキー
 
 「歌の言葉」が気になって仕方がない。10代の頃聞いていたニューミュージックや和製ロックの言葉が、ある時、なんとも不自由だと感じるようになった。特定のモチーフを、特定の言葉の順列組み合わせで表現しているような貧しさ。サビの部分では、必ず意味の通らない英語が入って「格好良さ」の記号として機能する。それを聞いて陶酔する自分を冷笑しつつ、いつも違和感を抱いていた。
 
 当時、歌の言葉に自覚的だったミュージシャンといえば、まず挙げられるのが、The Blue Hearts 。彼らはほとんど外国語を使わなかったし、常套句を排し、徹底的に自分の言葉で歌おうと試みた。また、ぼく自身は熱中しなかったけれど、多くの同世代にとって尾崎豊もそうだったかもしれない。
 
 ただ、彼らは歌で使われる語彙を増やしたけれど、「歌われる内容」については、相変わらず不自由きわまりなかった。ブルハも尾崎も、「社会」「学校」「既存の価値観」といった制度を批判、相対化してみせる。そして、聴き手に対して、「自分らしくあれ」、「そのままの君でいいんだ」と語りかけるのが常套手段。しかし、この "be yourself"系のモチーフは、なんとも素朴で、時として欺瞞に満ちていることか。
 
 「自分らしくあれ」などと言われても、多くの若者にとって「自分らしさ」が何なのか分からない。「そのままでいい」という現状追認には、一瞬、安堵を覚えるかもしれないが、実は「そのまま」の状態が不安だったのだと、歌がもたらす陶酔が終わると気付かざるを得ない。彼らの歌は、表向きのメッセージ性とは別に、むしろ、現実から目を背けたい時に役に立つ、退行的なところがあった。近代的な制度は批判できても、近代的な個のあり方を疑ったりしない。やはり違和感を覚えつつも、相変わらず、和製ロックやポップスに耳を傾けた80年代だった。
 
 純粋に「歌の言葉」を楽しむことができるようになったのは、比較的、最近のことだ。ぼくがリアルタイムで聴いていた範囲内では、まず、Mr. Childrenが、あけすけな言葉で、「個」の問題を歌うことに成功した。彼らは、「自分らしさ」を見つける処方箋を提供しようとはしないし、「隠蔽」にも荷担しない。そして、My Little Loverが、"now and then" という曲の中で、「自分らしく生きることさえ、何の意味もない朝焼け」と歌った時、近代的な個の問題が、はじめて流行歌の言葉の中で相対化されたと感じた。
 
 以来、ぼくはJ-POPジャンキーである。「歌の言葉」は、以前に比べて本当に自由になった。新しい人たちが歌う、思いもよらないような言葉が楽しくて仕方ない。
 
 たとえば、Dragon Ashが、「父への尊敬、母への敬意、あやまちを繰り返さないための努力」と歌った時、ただ「大人」や「制度」に対して頑なになるしかなかったかつてのロック系の歌詞は無効化した。また、宇多田ヒカルの歌う言葉は、日本で流通する曲の中で英語が歌われる必然性をはじめて感じさせるものだとぼくには感じられた。歌えるところまでぎりぎり日本語で歌って、それでは歌いきれない思いを、英語に乗せる時、「一曲の中に複数の国の言葉がまざる」という、世界的にも希で、ある意味、不自然な形式が、逆に歌の言葉の新たな可能性として聞こえてきた。椎名林檎、aikoのような、いつの時代にいた「ちょっと壊れた女性シンガー」の言葉も、以前よりずっと研ぎ澄まされたものになっているように思う。日本人によって、日本人のために歌われるロック、ポップスがようやく、ぼくたちのリアリティに届いた。そういう気がしてならない。
 
 あとは、曲のタイトルやグループの名前が、横文字だらけっていうのを、どうにかしてほしいな、などと思いつつ、きょうもJ-POPを聴いている。このエッセイのBGMは「勝訴ストリップ」。

***********
追記@2008
今のBGMは、こちら。
HEART STATIONHEART STATION
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:2008-03-19

宇多田ヒカルも、ずいぶん「オトナ」になったようなあ、と感じるのです。
まあ、それは悪くない。

 
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やっと聴いてる……

2008-02-05 07:03:46 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
orbital periodorbital period
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:2007-12-19
Bumpの新譜をやっと聴いている。
最近、というか、この1年、極端に音楽感受性が落ちていて、これくらいスポットにぴたっと入ってきてくれるやつじゃないと届かない。
fly byといい、プラネタリウムといい、なんか、「響きあっている」かんじがする曲ですね。
ささがにさんのお勧め通り、「せちやん」などと一緒にどうぞ。

せちやん 星を聴く人 (講談社文庫)せちやん 星を聴く人 (講談社文庫)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2006-10-14


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今さらながら、リア・ディゾンのプロ魂に感心する

2007-04-11 20:21:39 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
Softly (初回限定盤)(DVD付)Softly (初回限定盤)(DVD付)
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2007-02-14
こいつをぐるぐる聞いていて、本当に感心。
プロ魂というか、プロとしてのプロデュースワークというか。
彼女の立ち位置で、あえてJ-POPを歌う意味やら意義やらがとてもクリアで、それによってJ-POPのワールドミュージックとしての立ち位置がはっきりしてくるおまけ付き。
とりあえず、コトバについてのみ述べると……、彼女は、日本語の音韻のエッセンスに、日本人以上に忠実であろうとすることで、J-POPらしさを、ひょっとしてカリカチュア(?)ってくらいのレベルで実現してしまう。

ひとつ分かりやすいのは、母音。
今時、ここまではっきりアイウエオの母音を発音するシンガーは少ない。
桑田ケイスケやら佐野元春から始まった、英語ぽい歌い方というのは、母音を抑圧して、子音のつらなりが耳に入ってくるようにすることで、それっぽさを演出していると思うのだけれど、リア・ディゾンは見事に、ひとつひとつの母音を、アイウエオ、としっかり発音する。

カップリングの曲で、英語で歌うところではしっかりと英語のリズムで歌っておいて、日本語パートの中に英語がまじっても、しっかり「ラブストーリーィーイー」などと、日本語のカタカナ語としてうたう。

これって、宇多田ヒカルで感じたことと似てるんだな。
Automaticで、「こんぴゅーたあー、すくりいんのなかー」と歌う時、それは英語じゃなくて日本語だったのだ。

だからといってどうだ、というわけじゃないのだが、ネイティヴぽい英語遣いがウリだった宇多田がやったことを、もっと徹底してしちゃっているわけですね。

サウンド面でも、同様の発見があるんじゃないかと思わされる。

もう一枚、もうすぐでるのですね。
って、まだ一ヵ月以上先らしいが。
恋しよう♪(初回限定盤)(DVD付)恋しよう♪(初回限定盤)(DVD付)
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2007-05-30

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椎名林檎からゲルニカへ

2007-04-05 21:15:44 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
改造への躍動(紙ジャケット仕様)改造への躍動(紙ジャケット仕様)
価格:¥ 2,310(税込)
発売日:2006-02-22
椎名林檎の「平成風俗」を聴いていたら、むしょうに思い出されるのがゲルニカ。そんなに似てるってわけじゃないのだが。創られ、歌われた時と、歌われているものへのベクトルが似ているのかも。
しかし、「改造への躍動」が復刻され、戸川純の「玉姫様」も簡単に手に入る……なんて素敵な世の中。

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ケトリンズ・ウッドストック

2007-03-07 20:37:44 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
R0010184非常に忙しい一日。とはいえ、これがまだ嵐の前の静寂に思えるのだから、逃避もしたくなるってもので、ケトリンズ・ウッドストックについて。

ぼくは、あきらかにニュージーランドが好きで、どうも一度くらいは住んでみたいとも思っており(そう思える土地は、ほかにはあまりない)、その時の候補がケトリンズ・コースト。
理由は……ただ、なんとなく肌に合うかんじがするだけのこと。

この写真の、似非ウッドストックは、信じがたいことに、本当に実在して、年に一度、ミュージック・フェスティバルを開いている。気になる。

この前の旅行では、地元のナチュラリストのサザーランド夫婦と一緒に行動することが多く、その時に聴いた話では、この農場の主は、自分の牧場の一部が非常に「音響的に優れている」ことに気づいて、フェスをやる気になったとか。

このウッドストックから一番近いパパトワイの町には、「エレホン」という宿があるし、なんとなく、ヒッピーな雰囲気が蔓延しておるのです。
おまけにペンギンもいれば、オットセイもアシカもいる。それがケトリンズコースト。



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世代についてのまなざし

2007-03-01 16:45:33 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
BESTYOBESTYO
価格:¥ 3,150(税込)
発売日:2006-11-29
一青窈の面白いところは、最初のころから世代についてのまなざしがある、ということだ。
恋愛についてうたうことよりも、母子関係や父子関係や、イエや、血族についてうたうことの方が多いのではないか。
ハナミズキですら、世代をうたったものとして、聞けなくはない。
個として寂しさをうたいつつも、時間の流れの中に位置づけられている感覚。
気に入りました。


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