川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

シーワールドがシャチの繁殖をやめる決断をどう受け止めるのか。結構うろたえている

2016-03-19 22:26:57 | 日記

(↑ メルマガ「川端裕人の秘密基地からハッシン12号より)

 

昨日、メルマガを出す数時間前に、ニュースが飛び込んできた。

アメリカのシーワールドが、シャチの繁殖をやめるという。今いる飼育下個体群が、シーワールドで最後の世代になるそうだ。

理由は、「時代の変化」。

徐々に撤退方向かなという印象は持っていたけど、いきなりスパッとやめるという発表。

ここまで潔い(?)かとびっくりした。

そして、うろたえている。

メルマガにもあわてて入れ込んで、月に2回の媒体として、めずらしく「速報」をしたけれど、それにしても、この話題、どう受け取ればいいんだろう。

飼育自体がいけないことだという眼差しが北米では年々強くなっている。

シーワールドは、シャチの人気を高め、それによって、シャチへの眼差しが変わり、結果、シャチの飼育をやめていく方向になったというふうに捉えているみたい。そして、今後、自然保護団体、アニマルライツ系も含めた動物関連団体と連携しつつ、ますます自然保護色・動物愛護色を強くしていくようだ。

いずれは、イルカの繁殖も停止することにも含みをもたせている。

本当に、どう受け止めればいいのだろう。

日本の鯨類飼育からみたら、雲の上のような技術と施設を持ち、飼育下繁殖でなんとかできるようになっているシーワールドが撤退することで、これから繁殖に乗り出そうとしている日本の飼育関係者は、なにかハシゴを外されたような気分になるかもしれない。

あそこまでやっても、そうなるか、よ。とか。

変な無力感が蔓延したり。

また、北米で「決着」をみた、鯨類飼育反対の勢力が日本に目を注ぐ、ということもありうるかもしれない。そうなると、「面倒くさい」。捕鯨・イルカ漁とリンクして非難され、和歌山に来た活動家が、名古屋や鴨川にも抗議しに行くなんてこともおきるかもしれない。

そういえば、アメリカのシーワールドは、鴨川シーワールド名前についてハッピーだろうか。

ほかの大型動物の飼育への影響はどうだろうか。

色々気になることがあるのだけれど、なにを気にすればいいのか、イマイチ分からない。

なんか思いついたら追記します。

 

 

 

 

 

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柴犬サブの絵をもらった。

2016-03-16 22:18:36 | 日記

メルマガの「クルー」のKNさんから、柴犬サブの絵をもらった。

とある午後、ささささっと描いてくださったらしい。

優しい顔をしているね。

柴犬サブは、架空アニメ「センターライン」に登場する「キャラ」です。

結城勇樹くんが演じております。

で、結城君の姿はこちらの書影にてご確認くださいませ。手前の方です。この人が、サブちゃんの中の人、です。

以上、本日のサブちゃんでした!(明日があるわけではない)。

 

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蜂須賀正氏「世界の涯」とドードーについて

2016-03-13 23:11:24 | 日記

(↑メルマガの一節です)

ドードー研究者で、徳川慶喜の孫。風雲児にして問題児。

蜂須賀正氏は破格の人であって、とらえどころがない、というよりは、個人的に関心の「とらわれどころ」がありすぎて、語るのが難しいです。

ぼくは、ドードーが17世紀に日本に来ていたこと自体に興奮しており、それが直接のきっかけで、メルマガ「秘密基地からハッシン!」を始めたのですが、ぐるりと時代がめぐった20世紀、日本人の蜂須賀がドードー研究に手を染め、20世紀におけるドードー研究中興の祖になったことにも興奮を禁じ得ないのです。

17世紀の出島ドードーの行き先をひとつひとつ潰していくような話をしてきて、ちょうど一段落したところなので、先日、幕間的に蜂須賀本を紹介しました。

「世界の涯」は、稀覯本。たまに古書が出たりすると、とんでもない値段がついたりします。

しかし、今この時点では、さいわいにも復刻本が手に入ります。小野塚力さんが、限定200部で復刻したもの。ドードーの話を中心に、モアや「世界一の剥製屋」などの章が収録されています。

以下、説明文。

*******

華族にして、鳥類学者の蜂須賀正氏博士の数少ない一般書のうち、極めつけの稀稿本が、本書「世界の涯」。

蜂須賀正氏博士が、生涯のテーマとしたのは、絶滅鳥ドドの研究。

ドドは、「不思議の国のアリス」にも登場する、飛べない巨大な鳩の近縁種である。

本書には、蜂須賀正氏博士のドド研究を一般向けに書かれている「ドド」、ニュージランドにかつて生息した、飛べない巨大な鳥類、モアについて記した「モア(恐鳥)の話」、留学時代の破天荒な各国の鳥類学者との交流を記した「世界一の剥製屋」を収録。

漫画家、玉川重機氏の美麗書き下ろし挿画七点を収録。

 軽フランス装、アンカット、糸かがり。外装は、ムーラン紙銀鼠色使用。

限定200部。価格6500円。

*****

ぼくも入手しましたが、ペーパーナイフで一ページごとに切って読む、「昔ながら」の読書を楽しめました。

これが、売り切れたら、きっとこれ自体、稀覯本になってしまうのだろうなあ。

興味のある人は、書肆盛林堂まで。

http://seirindousyobou.cart.fc2.com/ca4/67/

 

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声優の中津真莉さんから「声のお仕事」の感想が届いた!

2016-03-08 15:23:08 | 日記

 アニメ「銀河へキックオフ!!」で高遠エリカ役を演じてくれた中津真莉さんから、先月出たばかりの「声のお仕事」の感想が届きました。

おまけに、自宅で朗読(?)している雰囲気の写真まで!

というわけで、本人の許可を得て、紹介させていただきます。

 

 ******

「声のお仕事」 川端裕人先生


とても面白かったです!「銀河へキックオフ!!」でご一緒させていただいた声優のみなさん、スタッフさん、いろんな方たちや現場を思いだします。

後半にいくほど、主人公・結城くんの悩みや思いが彼一人のものから、周りのいろんな人と共有されたり絆になっていくみたいで、物語がスピードアップされて引き込まれました。そして、自分と似たものを一部抱えている結城くんの思いをたどることでお仕事についてのいろんなヒントをもらえる気がしました。

この物語が面白い理由の一つは、川端先生が声優のお仕事やスタッフさんのお仕事に、とっても敬意を払っておられるからだと思います。それは、いろんなエピソードを読むなかで、ひしひしと伝わってきました。丁寧に取材されたリアルな描写があちこちに出てきます。マイクワークの動きや、ブースとサブの距離感などもそうですね。「銀河へキックオフ!!」の制作に何度も来られていた川端先生の好奇心や感動がそのまま物語になっていると思います。演技についても、主人公の声優一人の視点だけではなく、音響監督さんや音響効果の方たちの視点も交えて描かれているのがとても勉強になりました(ペコリ

銀オフのキャストの性格や特徴がバラバラになって、「声のお仕事」の結城くんや大島さん、椎野さんに再統合されていますね。腕を大きく動かしたり、台本に顔の絵を書いているのは、私かな・・?(笑)

そして結城くんの、掛け合いのお芝居に強いところや、声の仕事での悩み、小児病棟や子ども番組への思いも、私のことのようにもちろん感じます。他の声優のみなさんもきっと自分のことと思っておられるかもしれません。

それくらい結城くんは、たくさんの声優さんの魂を感じさせてくれる魅力的な人物になっていました。

それにしても、個性がぶつかりあって面白い物語なのに、誰も嫌な人がいない。それは先生の人徳なんだとおもいました。

急いで読んでしまった気がするので、もう一度ゆっくり読みたいと思います。

 

中津真莉        

*******

 

中津さんありがとうございます!

あとがきに挙げさせていただいた皆さんは、誰もが「自分のことじゃないか!」と思う資格があると思います。

「この人のモデルは誰」みたいなのはないですけど、おっしゃるとおり、要素がバラけてます。それはもう間違いなく。

お話をきかせていただいただけでなく、こってり感想もいただいて、本当にありがとうね!

なお、あなたの肩にとまっている、そのピヨピヨした感じのものは何なのか!と、わたしは問いたい。 

 

追記

今、中津さんの「声のお仕事」が楽しめるのは、

MXやMBSでやっている「ヘヴィーオブジェクト」のチャーム役

そして、Eテレの「スマイル」

です。ぜひ見て見て、聞いてみて。

 

 

 

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アメリカの民間宇宙港ってどんなふう? ミッドランド宇宙港に行ってみた。

2016-03-06 14:20:46 | 日記

写真は、今現在のアメリカの宇宙港の許可状況。

メルマガ「川端裕人の秘密基地からハッシン!」11号からのピックアップです。

アメリカには宇宙港がいくつもあって、航空当局FAAが認可しているのは現時点では10箇所。

その中には、NASAや軍の施設と一体化しているものもあるんですけど、もっとカジュアルな民間宇宙港が、どんな雰囲気なのか見てみたいわけです。

それで、訪ねたのが、2014年にテキサス州ではじめて認可を受けた、ミッドランド空港&宇宙港。

通常の旅客機が発着する空港なんですが、そこを宇宙港として使おうという話です。

それがね、射場施設とか発射台とか、ああいう、打ち上げ基地的にイメージできるものが何もないんですよ。

なぜ? なぜ? と思いつつ、出てきたのは、水平離着陸のサブオービタル機を発着さようとしているXCOR社。

写真をまじえながら、お伝えします!

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KENNさん、明坂聡美さんと「声のお仕事」について語る@アニメイト池袋本店

2016-03-05 22:42:56 | 日記

(写真は、KENNさんのカメラでたしかマネジャーさんが撮ったもの。その場で写っている全員でオーケイを出しあったものなので使わせていただきます。ぼくのカメラで撮ったのは封印。よく撮れているけど)

新刊の「声のお仕事」(文系春秋)をめぐって、3月1日に行ったトークについて報告しておきます。

まず、150名の定員が満員になって、ほんとうにありがたい限りでした。

いらしてくださった皆さんにまず感謝。

お忙しい中、このトークに出演してくださったKENNさん、明坂さん、本当にありがとうございます。

最後にちょっと登壇してくれた銀河へキックオフ!!の監督・宇田鋼之介さんにも、スペシャルサンクス。

そして、実はすごい時間が押していたのに、うまくまとめてくださったスタッフのみなさんありがとう。

イベント内容については、ぼくがあらためて報告するまでもなく、報じられているので、そっちを見ていただくとして──

川端裕人「声のお仕事」刊行記念イベントレポ KENN、明坂聡美が朗読も (アニメアニメ)
http://animeanime.jp/article/2016/03/02/27256.html

川端裕人さんによる『声のお仕事』刊行記念トーク&サイン会が開催! ゲストにKENNさん、明坂聡美さんが登場!
http://www.animate.tv/news/details.php?id=1456851342

ぼくは、トーク終了後のサイン会で少しずつ交わした言葉の中で、印象的だったこと、記憶に残っていることを書き残しておきます。

以下、箇条書き的に(思い出したら、書き足します)。

・3人ほど、留学生がいて、中国、オーストラリア、もうひとりは聞き忘れた。がんばって読みます!とうれしかった。

ふだん本読まないけど、久しぶりに読み通しました!という人も何人もいた。こういう方も本当にうれしい。放っておいたら、絶対に届かなかった読者さんだから。

・「声のお仕事」をしています(ナレーションとか)、という人もかなりいた。琴線に触れたようなことを言ってくれた。なにがしか、本質的なところに届いていたのならいいなあ。

声優を目指しているという人も何人か、いた。銀オフの現場には、養成所からストレートに来た人がわりと少なかったという話をしたけれど、それはぼくが知っている範囲内だし、声の芝居をしっかり勉強してきた人はやばりその点しっかりしていると評価されていた(これも知っている範囲内)ことも言わないと不公平だったと反省。これ、トーク内では、KENNさんがさりげなくフォローしてくれたことでもあった。

KENNさんと明坂聡美さんが、演じてくださった作中の一コマについての反応がとてもよかった。ぼくも引き込まれた。1次元の文字情報が、二次元以上の世界に展開される瞬間の相転移を感じていただけたなら本当にうれしい。ぼくはそれを言葉にしたかった。つまり、いったん1次元に落としてみたかった。ぼくは、そういう欲望で生きているもので。

下北沢で井上優さんと坂巻学さんにオリジナル台本を呼んでいただき、池袋でKENNさんと明坂聡美さんに作中のいい感じのシーンを演じていただいたわけだけど、少なくとも二人、「両方を見た(聞いた)」人がいた。保証します。みなさんは、伝説の生き証人(?)です。いえいえ、どちらかでも見て(聞いて)くださった方は、充分すぎるくらいに生き証人です。ありがとう。

・ゲストのメンツから言って当然とはいえ、銀河へキックオフ!!・銀河のワールドカップを楽しんでくれていた人が多かった。これは素直にうれしかったです。「銀河のワールドカップ」のワールドの話の「続き」はないのかと聞かれたけれど、これについては「銀河のワールドカップ・サイドB」(ブラインドサッカーの話)を書くと公言して、自分にプレッシャーかけてます。

・「声のお仕事」の「続編読みたい」とおっしゃってくださるありがたい声は、とても多かった。好んで来てくださる方々だから、バイアスかかっているにしても、うれしいです。「続き」だせるといいな。

 

 

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