川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

ペンギン会議がチリから飼育技術者を呼びたいらしい

2006-02-10 07:22:50 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
ゲーム脳のことばかり書いてると、頭がゲーム脳になりそうなので(批判のポイントは出尽くしているので書くことは同じ……つい「習熟」してしまう。頭使わない)、きょうは別のこと。

「ペンギン会議」が、サンチアゴ・メトロポリタン動物園の飼育係を日本に呼んで技術交流したい、とのこと。
それで、寄付を募っている。
チリは、絶滅が危惧されるフンボルトペンギンのお膝元であり、日本は世界に冠たるフンボルトペンギン大国(このあたりは拙著「ペンギン日本人、出会う」か「サボテン島のペンギン会議」参照。宣伝っす)。
仲良く技術交流しましょうって話。

予算書が添付されているのだけれど、145万円弱、かかる。スペイン語の通訳などもつけなければならないし。
12日間の日程で、江戸川自然動物園や葛西臨海水族園なんぞで研修しつつ、コウノトリセンターを見学したり、もりだくさん。

ペンギン類飼育管理全般を江戸川で研修し、葛西臨海水族園では飼育全般、決闘管理、教育普及活動、疫病への対応などについて学ぶ。

学ぶっていうのは、やや髙みから立ったものいいかもしれないけれど、ことフンボルトペンギンの飼育については、お膝元のチリよりも、日本の方が数十年間にわたに蓄積がある。
今後、棲息地での保護が大事になる以上、地元の動物園の関与が期待され、その時に、日本で培われた技術を持ち帰って貰うのはとても有意義。

というようなことだと思う。
ひょっとしてら、ペンギン会議の人は、そういうニュアンスじゃない、というかもしれないけれど、だとしたらご指摘下さい。
修正します。

財布に振り込み口座のメモをしのばせて、郵便局の前を通ったら寄付させて頂きます。

郵便貯金口座
10540-38990881
口座名 フンボルトペンギン保護基金