川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

醜い木としてのソメイヨシノ

2005-04-17 23:18:13 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
自転車で植物公園に行って、ピクニックランチ。

先週、ここで花見をした息子は、「桜はどこ?」と聞く。

それほど、桜、いや、ソメイヨシノって、オンとオフ、咲いている時と咲いていない時の差が激しい樹種だ。

花がないと、ぱっとしないどころか、醜い。
樹皮はごわごわで、「ただれている」という表現があてはまる。
枝はねじくれ、おどろおどろしい。
葉がたくさんついている時期にはじめじめするし、冬は冬で寒々しい。
死体が埋まってるって発想、すごくよく分かる。

桜並木ってやつは、一年のうちの一週間のために、ふだんの町の景観を犠牲にしているとしか思えない。
ソメイヨシノのかわりに、ケヤキやユリノキを植えたら、ずっと、素敵な町並みになるだろうに。

IMG_2579桜ってやつは、  どうしようもなく極端だ……。
と思ってしげしげ見ていたら、醜い樹皮から、こんなものが。
直接、花が芽吹くみたいに咲いていた。
花の可憐さと、周囲のただれ具合の対比が凄い。
指先で、花を隠したら、とたんに不潔なかんじの写真になる

IMG_2589ちょっと実験。
写真の中の花の面積を大きくしてみる。
とたんに、樹皮のことなんて気にならなくなる。
一応「きれい系」の写真になる、というか。

というわけで、桜はすごい。ソメイヨシノはすごい。
醜いけど、それを補ってあまりある瞬間的に美しさは、超弩級だ。

IMG_2586でも、これは美しくない。
花びらの中でも美しくない。
やっぱり、花見ってやーよね。
って、そこに落とすかって。

青春ってなんだ?

2005-04-17 22:51:56 | 日々のわざ
ある雑誌のアンケートで、青春とは、と問われる。

いったいなんだ。そいつは。

昔は、「大人」の概念がはっきりとあって、そこにいたる過程に「青春時代」があったのだと思う。

でも、いま、何が大人か分からない。

とすると、いつでもだれでも青春でありえるし、逆に、青春なんてものはなくなったのかもしれない。

ま、どっちでもいいですが、青春文学新人賞というのが出来るそうです。
うん、いいなあ。

その賞で世に出たかったなあ、なんて、思ったり。


虎の予習、ダッシュボードの歓び

2005-04-17 05:13:32 | Macだし、親指シフトだし
MacOS X 10.4 Tiger関連。
予習です。

リンク: アップル - Mac OS X - Dashboard.

まずは↑をどうぞ。

コンファビュレーターを使っていた人なら、説明するまでもないのだけれど、便利なJAVA小アプリの数々を使いやすく提供してくれる環境。
あくまでアナロジーとして、かつてのDA(デスクトップ・アクセサリ)を彷彿させる。

こういう小アプリを「常駐」感覚で使えるというのは、とても素敵なことで、ワープロとかエディタとかブラウザとかメイラーなど、大きなアプリとは違う独特の位置をこれらのウィジェットは占めてくれるかもしれないわけです。

しいていえば、マックらしい、楽しさ担当、というかね。


最初から用意されているウィジェットっで、ぼくとしての使用頻度が高そうなのは。

iTunes
カレンダー
世界時計
スティッキーズ
計算機
単価換算
Dictionary
Phone book
アドレスブック

っといったあたり。
って、ほとんど全部じゃん。

なんか、わくわくしてきた。

そうだよね。
かつて、DAというカテゴリがなくなって、すべてのアプリをDA的にアップルメニューに登録できるようになった時、逆にがっかりしたのを思い出した。