川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

花見嫌いが花見に行く

2005-04-09 18:46:04 | 日々のわざ
花見が嫌いだとはっきり自覚したのは数年前。

桜の花が嫌いというわけではなくて、混むし、花粉飛ぶし、昼真っから花を見ないで酒飲んでるのもどうよっていう気分もあって(酒を飲むのがいかんのではなく、せっかくだから花みたいじゃない)、ネガティヴ要素を積みかさねたら、行きたいって気が起きないのですね。

でも、きょう行ってきましたさ。
娘の保育園の交流会で、場所が公園で……行ってみたら、花見でした。

桜の名所というわけではなく、広い公園にほんの何本かだけ植えられているものの下で、ぬるーく交流。
混んでないから、リラックスできて、よかった。(つづく)
子供連れだと、混雑した場所は気を遣うでしょう?
やっぱり、最大のストレス要因は混雑なんだなあと再確認しましたね。

そうそう、その下に陣取った桜。これがなかなか。
ひとつの芽から、だいたい4っつから5つの花が出ている。平均、3から4だそうなので、かなり優秀といえますね。ほんとに花の数って鑑賞上、大問題。少しの違いでも、木全体としては、ふんわり度が違ってくるのですよ。
弘前公園のような「薄ピンクの雲」みたいにはならないにしても、きょうの桜もそこそこふんわり感のあるいいものでした。

ちなはに、日本人と桜について、「日本の桜が死んでいく」(平塚晶人)という本がとてもオススメです。ぼくがひとつの花序の花の数を数え始めたのも、この本のせい。

にもかかわらず、花見というのはやはり苦手です。
花見よりも、桜の下で昼寝したいです。