名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

名古屋納屋橋界隈

2009年06月14日 | セカンドルーム

 

昨夜も暑くて寝苦しかったが、早くも名古屋名物熱帯夜の前触れがやって来たようだ。
今日も真夏のような太陽が照りつけ、近くのビルの電光温度計が、お昼頃には30℃をさしていた。
名駅の東急ハンズやアウトドアショップなどで買い物をし、堀川の納屋橋界隈を歩いてきた。

 
両岸の整備は少しずつ進んで、遊歩道や花壇などもよく手入れされているが、散策する人の姿はあまり見かけない。
堀川の澱んだ汚水とヘドロから噴き出す悪臭を敬遠しているようだ。

 
河畔に建つ旧加藤商会ビル地下の「堀川ギャラリー」で、開催中の「堀川の美しい風景画展」を見てきた。


涼しげな風景画は、これが堀川かと疑わせるほど爽やかに描かれている。


このビルは登録有形文化財に指定され、タイ領事館が置かれていたこともあってタイ料理店が入り、堀川に面した地下ギャラリーは、清流を取り戻すための各種イベントや展覧会などが、市民レベルで随時開催されている。
名古屋城の本丸御殿の再建計画が進んでいるが、文化的に価値の無い箱物に巨費を投じるよりは、都心に清流を取り戻すことが先決だと思う。
酷暑に喘ぐ市民は、巨大なレプリカより清流を渡る心地良い川風を望んでいる。

コメント (2)
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