名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨の山仕事

2011年01月31日 | セカンドルーム

 

飛騨北部に大雪警報が出ていたが、昨夜の降雪は大したことはなかった。
日本海から流れ込む雪雲が、両白山地に阻まれて、飛騨高地までは及ばなかったようだ。
地形が複雑に入り組んでいるので、同じ飛騨でも河合村や白川村は大雪でも、このあたりは小雪が舞う程度のことはざらにある。
その分がすべて両白山地の両側に集中し、交通が遮断されて大混乱が続いている。
ゲリラ豪雨もそうであったが、気象予報士も読みきれない気象変化に、的確な対応が難しくなってきた。
まだ強い冬型が続くようだが、今朝は久しぶりに雲間から、太陽の淡い光を見た。


東の空は陽射しもあるが、西は相変わらずの雪雲に覆われている。


連日の寒さは和らぐことはないが、わずかな陽射しでも、散歩中のユキの表情は心なし緩む。


山仕事をしている人も、日向なら仕事もはかどると言っていた。
山の斜面で伐採した楢の木を、山裾の土場まで下ろし、必要な長さに切り分ける作業は、冬場によく見かける。

建築や土木用材は価格の下落で、大規模な切り出しが行われることは少ないが、きのこ栽培用の原木の需要はあるようだ。

今は農作業が出来ない時期なので、冬場の仕事として寒気の厳しい山中で、細々と作業が続けられている。
この集落にも、数は少ないが伝統的な飛騨山樵の技を引き継いで、林業に携わる人たちがいる。
以前、真冬の山中で山仕事をする人たちを、カメラを持って追い、自然環境も経済環境も厳しい中で、父祖伝来の家業を守る姿は、感動的であったことを思い出す。
林業の衰退が言われて久しいが、再び甦る兆しは見えず、集落でも、その日を夢見る人は少なくなっていく。

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山里は今日も雪降り

2011年01月30日 | セカンドルーム

 

深夜までサッカーのテレビ観戦をしていたので、寝不足気味だったが、ユキ(柴犬)に起こされて7時に起床。


連日の冷え込みと雪降り続きで、ユキを部屋に入れているが、早起きなので明るくなると外へ出たがる。
昼間も気温がプラスにならないが、朝の散歩が終わった後は、それほど寒がる様子もないので、日暮れまで外の小屋にいる。
どちらが良いのか分からないが、もうしばらくは中と外を行き来することになりそうだ。

昨夜のサッカーの試合に気を良くしながら、いつも通りの「雪またじ」で今日も始まった。
終了間際にオーストラリアに激しく攻められ、またPK戦かと一瞬嫌な予感がした。
川島のスーパーセーブに度々救われながら、最後に長友の絶妙なパスを、李がゴールに蹴り込んだシーンは忘れられない。
夜更かしをした甲斐があった。


今朝も前の道路をブルドーザーが雪を除けていった後を、ロータリー車が轟音を立てて、道路際の雪を吹き飛ばしていく。
除雪車が通った後の、道路と家の間に出来た雪の壁を取り除き、車が出入りできる分の雪を取り除いた。
屋根の雪を下ろそうかと思ったが、時折り雪も激しく降るし、寒さも厳しいので、止めにして温泉へ行くことにした。

 


荒れ模様の日は山あいの露天風呂より、町の日帰り入浴の方が安心できるので、ホテルアソシアへ行ってきた。
ここはセミ露天風呂?で、風に乗って雪が吹き込んでくる程度なので、雪降りでも快適に入れる。
雪またじで、大した汗はかいていないが、最近は息抜きだけはしっかりやっている。

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山里の暮らし

2011年01月29日 | セカンドルーム

 

今朝の冷え込みは強く、朝の散歩に出かける時の外の気温は-12℃を指していた。
雪の降らない朝は、いつもより寒く感じる。
昨夜は晴れていたので、狭い盆地状の集落は、放射冷却の影響で、寒気がいっそう強くなったようだ。

 

障子の外側のガラス戸は、鋭い氷のとげで被われていた。


家の脇を流れる水路も、飛沫が氷の塊になっている。
「この寒さも節分までの辛抱やさ」と、近所のおばあさんに励まされたが、その日も間もなくだ。
節分を過ぎると太陽もいくらか高くなり、日照時間も長くなる。
降った雪も早く解けるので、ドカ雪に苦しめられることも少なくなるし、日陰だった場所も日が差すようになる。
山里の人たちは、座敷に入る陽光を、畳の目で読みながら、春を待つという。

先日、そのおばあさんが、雪の降る中で洗濯をしている姿を見て、春を待ちわびる人たちの気持ちが分かった。
吹きさらしの洗い場は、谷から水が引かれていて、野菜や農具などを洗うのに使う。
2漕式の洗濯機が置いてあり、たらいで下洗いをしてから、洗濯機を使っている。
野良仕事や牛の飼育をしているので、泥や糞で汚れた衣服は直接洗濯機に入れないとのことだ。
今はゴム手袋もあるし、木をくり抜いた舟で洗っていた頃に比べれば、ずっと楽だと言っていた。
風呂も便所も外で、さぞかし冬は寒いだろうと思うが、老夫婦にとっては、子供の頃からのことで、周りが思うほど不便を感じていないようだ。
山里には、暑さや寒さになじみながら、自然に寄り添って生きていく、昭和の暮らしが残っている。

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山里の朝の日課

2011年01月28日 | セカンドルーム

 

朝7時に起床。 ストーブに薪をくべて、朝の散歩に出かける。
今朝の外気温は、マイナス8℃で、久しぶりに指や耳が凍えて痛かった。
鉛色の雲間から、わずかに陽光が窺えるが、太陽の姿は無い。
風花が空に舞い、昨夜降った雪が足もとでキュッと鳴る。


ユキも1週間ぶりに雪の感触を楽しみ、テリトリーの侵入者の足跡を嗅ぎ回っていた。


通路の雪かきと、車の雪を払い落として朝食の支度をする。
コーヒーとバタートーストに、生野菜とソーセージが朝食の定番になっている。
ソーセージが目玉焼きや、ハムに変わることもあるが、それほどの変化はない。
寒い台所に長く立ちたくないので、パンを焼き、お湯を沸かす時間で、すべて出来上がるようにしている。
暖かくなった部屋で朝食を取り、後片付けが終わればフリータイムとなる。

今日は薪の運搬と、雪に埋まった焚き付け用の小枝を掘り出した。
除雪した後、雪面を踏み固めれば、1輪車でも運ぶことが出来る。


数日分を窓の外に運んだので、しばらくは外へ出ることなく、必要な分だけ部屋に入れることが出来る。

名古屋では、暖かい部屋で新聞を読んだり、テレビを見ている間に、住み込みのお手伝いさん?が、3度の食事や身の回りの世話をしてくれる。
とても快適で楽だけど、少し長居をすると、身を持て余してしまう。
山里では、日課をこなしている間に、おんば日傘で鈍った体と心が元に戻っていく。

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名古屋から高山へ

2011年01月27日 | セカンドルーム

 

今朝8時に名古屋を出て、高山に向かった。
名古屋の朝は雲ひとつ無い快晴で、日差しが眩しかった。


一宮インターから高速にのったが、郡上八幡から先はチェーン規制をしており、天気は雪と電光表示していたが、空は晴れ渡っていた。

 


休憩スポットの「ひるがの高原サービスエリア」からは、久しぶりに大日岳や白山の眺望が楽しめた。


あまりの天気の良さに誘われて、ここのETC専用出口から下りて、国道をのんびり走ることにした。


ひるがの高原を通る「やまびこロード」は、きれいに除雪されていて、走行に支障は無かった。
国道158号線に出て、荘川、清見経由で高山に向かった。


この道路は旧白川街道といわれ、高山と白川郷を結ぶ幹線道路であるが、山間を曲がりくねって走る細い道は、冬場の難所であった。
高速道路が開通して以降は、ここを利用する車は激減して、点在する集落も寂れていくようだ。


高山の市街地へ入る頃は、上空が雪雲に覆われ、小雪が舞い始めた。
町で昼食をとり、スーパーで食料を仕入れてから家に向かった。


集落に入った途端、黒い雪雲が垂れ込め、雪が勢いよく降ってきた。


いつものことながら、激変する天気に戸惑いながら家に入ったら、やはり部屋は氷点下の冷凍庫だった。
ストーブで目いっぱい薪を燃やし、部屋が暖まるまで通路と車を入れる部分の除雪をした。
力仕事とストーブの温もりで、ようやく人心地ついた。
冬に飛騨へ向かう時は、心と体の準備をして出かけるが、状況はいつもそれを超えている。

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名古屋でショッピングとグルメ

2011年01月26日 | セカンドルーム

 

今日、高山へ戻る予定だったが、飛騨地方は冬型の気圧配置で、終日雪模様なので日延べをすることにした。
明日以降も雪が続くようだが、気象情報によると寒気はいくらか緩むようだ。
1日空いたので、栄方面へ買い物に行ってきたが、北西の風が冷たくて寒かった。
大須の商店街を散策しながら、パソコンの店を冷やかしたり、買い物も楽しんできた。
大須観音の門前町で栄えた商店街は、一頃の衰退がうそのように賑わいを取り戻している。
東京のアメ横や秋葉原を模して、IT関連やファッション関係の店も増えて、老若を問わず人が集まるようになった。


久しぶりに「矢場とん」で味噌カツを食べてきたが、そのボリュームとこってり味噌味には舌もお腹もなじめなくなっていた。
誰もがお腹を空かせていた頃に、わらじのように大きい味噌カツはごっつおうだったが、この飽食の時代の今も繁盛しているのが不思議に思えた。
他にも「名古屋めし」と言われる、「味噌煮込みうどん」とか「櫃まぶし」など、名古屋の風土に根付いた料理がある。
「味噌煮込みうどん」は、土鍋の蓋にうどんを小分けして、ご飯のおかずとして食べるのが正統派の食べ方とか。
「櫃まぶし」は、お重に小さく刻んだ蒲焼が乗っていて、最初は普通に食べ、残りはお茶をかけてうなぎの味を2度楽しむという料理である。
うなぎは長焼きを豪快に食べてこそおいしいと思うが、切り刻んで2度味わうのは、なんともみみっちい感じがする。
つつましい名古屋の食文化を象徴するような料理が、今も地元では持て囃されている


アウトドアショップで、スノーシューを装着できるリュックを買ってきた。
今まではリュックの背中に紐で縛り付けていたが、不安定だし中の荷物を取り出すときに不便だった。
スノートレッキングが盛んになってきたのに、このタイプが意外に少ないのが不思議だ。 

いろいろな山食が並んでいたので、数種類買ってきた。
冬山では、短い時間に温かい食事を作りたいので、レトルト食品をよく利用している。
パックにお湯を注ぐだけのものから、パックごと温めるものまで、タイプはまちまちだが、ご飯から麺類、丼もの、パスタ、スープ、味噌汁など家庭料理のメニューが揃っている。
登山用に限定されている訳ではないが、宇宙食にも採用された携帯カップヌードルは、通常の容器の3分の一ほどに圧縮されているので、持ち運びもかさばらなくてよい。
軍用食や南極越冬隊、ヒマラヤ遠征などで、味や品質が向上して賞味期間も長いので、防災用や保存食としても利用されているようだ。
山へ行くときだけでなく、山里暮らしの日常食でもよく利用する食品である。

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名古屋が燃えている

2011年01月25日 | セカンドルーム

 

名古屋は、市長選と愛知県知事選、市議会解散を問う「トリプル投票」が2月6日に迫り、激しい選挙戦で、街は熱く燃えている。
市民税10%減税や議員定数、報酬の削減を掲げて登場した河村市長は、オール与党の議会で、ことごとく反対されてきた。
長年にわたって、市職員OBの市長が続き、それを世襲議員や組合出身議員が支えるという緊張感の無い市政に、住民の不満も高まっていた。
紆余曲折を経て、市議会リコールが成立しても、自ら辞職して再び民意を問う手法に賛否はあるが、市政の実態を明らかにし、無関心だった市民の意識を変えた功績は大きい。

知事選も、仇敵ともいえる大村候補と河村候補が手を組んだことで、政党や支持団体が複雑にねじれ合って、既成政党の存在感が薄れていく。
それに加えて、愛知と名古屋を一元化する「中京都構想」も、強烈で刺激的な政策であり、「大阪都」を提唱する橋下知事と絡んで、地域政党の実現を目指している。
庶民革命前夜の様相で、町は騒然としているが、無風状態の市政や県政に風穴を開け、混沌として先の見えない国政に対して、範を示すきっかけになればと願っている。


飛騨の住民であるが、名古屋市民でもあるので、そんな願いをこめて、先ほど期日前投票を済ませてきた。
 

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パソコンサークル

2011年01月24日 | セカンドルーム

 もと会社OB会で、パソコンサークルの例会が、名古屋の栄であったので出席してきた。


15名のメンバーが集まって、パソコンや関連する情報機器の利用状況や、困っていること、これから取り組むことなどを持ち寄って情報交換をしている。
われわれの世代は、まったくこの世界と関わり無く暮らしている人たちと、少しは繋がりを持って楽しんでいる人たちに分かれる。


今日も新しい情報端末がテーマに取り上げられたが、スマートフォンやタブレット型端末などは、かなりの関心事になっていた。
地デジもそうだが、普通の暮らしに無縁と言えない通信システムや、情報機器が次々と生まれてくる。
余分な情報から距離を置くことも必要だが、これが途絶えたら、かなり不便な生活を強いられそうだ。
私も日ごろは過疎の山里で暮らしているので、インターネットが無かったら、今の暮らしを維持するのは難しいと思う。
ここに住もうと思った頃は、新聞もテレビも無しで、自然を相手にのんびり暮らそうと思っていたが、それでは無縁社会の一員になりかねない。
実際に生活してみると、人口も情報も過疎の山里こそ、どことも瞬時に繋がる便利なツールが必要であることが分かった。
メンバーの中にも、ネットを通して情報を得る以外に、情報の発信に取り組む人や、興味を持つ人も増えてきた。
一線を退いたメンバーは、レベルも目的も似ているので、抵抗無く教えたり教わったりが出来る。
お互いに刺激を受けながら、問題が解決し、ヒントも得られるので、例会をいつも楽しみにしている。

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名古屋のユキ(柴犬)

2011年01月23日 | セカンドルーム

 

 納屋橋

ユキは高山にいる時と同じように、朝夕散歩をしている。


先週はひと気や車のいない雪原を走り回っていたが、今は人込みや車の行き交う舗装路を、盛んにマーキングをしながら落ち着きなく歩いている。

 下園公園

公園は土や草むらもあるので、少しは寛げるが、着飾ったセレブ犬の仲間にはいまだに入れない。


昼間は玄関先にいて、留守にするときはベランダに上げている。
夜は高山から持ってきたダンボールを居間に置いて、そこで寝ている。


近くに住む孫たちとも慣れて、触ったり撫でたりしているが、嫌がる素振りを見せることは無い。
犬も人と一緒にいるときが、一番楽しいようだ。
ホームセンターへ草花の苗を買いに行ったついでに、ユキのベッドと服を買ってきた。


タグに柴犬のイラストが描いてあり、Lサイズの表示があったので、家に帰って着せてみたら、かなり小さかった。
以前買った服は、ピンクの縁取りと、白いレースのひらひらが派手で不評買ってしまったので、今回は地味目のを選んだが、着せてみたら、やはり似合わなかった。
これでは外を歩くのも、公園デビューも、ユキが恥ずかしがるかもしれない。

ベッドはウレタンをフリースでくるみ、飼い主のせんべい布団よりは、寝心地が良くて暖かそうだ。
部屋に入れたら、丸くなって猫のようにすぐ寝入ってしまった。


植木鉢を専用ベッドにしていたが、草花の苗を植えたので、今後は名古屋へ来ても使えない。
犬は自然の状態が好きなのか、人間の感覚で居心地よくしてやる方が良いのかは、よく分からない。
たぶん、その時の気分で、どちらでも選べるのが一番良いのだろう。
これは飼い主の好みとも合っている。

 

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名古屋にて

2011年01月22日 | セカンドルーム

 

昨夜は、サッカーのカタール戦を夜遅くまで観戦して、今朝は少々寝不足気味。
先行するカタールに辛くも追いつき、終了間際にこぼれ球をねじ込んで逆転したゲームは、見応えがあった。
準決勝は韓国戦となりそうだが、この粘りを見せてほしい。

昨日の午前中は、もと会社OB会の会合が名古屋であり、今年度の活動計画や、総会開催などの打ち合わせをしてきた。
今年から、パソコンやプロジェクターを会の備品にして、総会などで配布されていた紙資料の作成は止めることになった。
パワーポイントを使った映像の一部が披露されたが、サークル活動の画像などがリアルに再現されて、効果的な内容に仕上がりそうだ。
OB会という、やや古い体質を引きずるグループにあって、デジタル機器やソフトを自由に扱う人たちが増えてきたのは心強いと思う。

納屋橋河畔の「ほとりす」で昼食をしたあと、揃って熱田神宮へ初詣に行ってきた。


3が日の混雑ぶりは、マスコミ報道でよく伝えられるが、この時期になると参拝客も少なく、広い神域を散策することもできた。
境内には数多くの社に神々が祀られ、ご神木や霊験のある清水など、初詣ではなかなか訪れないところまで回ってきた。

既に早咲きの紅梅が満開で、あたりに甘い香りを漂わせていた。
今日の名古屋は冬晴れの太陽が眩しいが、飛騨地方の天気予報は、相変わらずの雪マークだった。

 

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高山から名古屋へ

2011年01月21日 | セカンドルーム

 

昨日の午後、高山を出て名古屋に向かった。
家を出るときは、鉛色の雲に覆われて、雪が舞っていた。


高山の町を過ぎる頃は青空が広がり、道路も除雪されて、残った雪も解け始めていた。


町並みを過ぎて、清見町から「せせらぎ街道」に入ると、積雪が徐々に増えて何台もの除雪車とすれ違った。
道路はきれいに除雪されているが、圧雪状態になっているので、下りカーブはいつも緊張する。
西ウレ峠の電光表示はマイナス6℃を指し、横殴りの雪が降っていた。

休憩スポットのレストハウスは、積雪で近づけなかった。


坂本トンネルを抜けて、奥美濃に入ると路面の雪も無くなりほっとする。
郡上八幡インターから入った東海北陸道は、交通規制も無く、予定通りに名古屋に着いた。

夕暮れ時の名古屋は快晴で、雪景色を見慣れた目には、林立するビルが新鮮に映った。
冷たいはずの伊吹おろしも、家人が騒ぐほどのことはなかった。
飛騨高地から濃尾平野まで、わずか160キロの移動で、気象も風景も激変するのは、冬の時期ならではのことである。

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鳥獣被害防止研修会に出席して

2011年01月20日 | セカンドルーム

 

今朝も相変わらず雪が舞い、大寒らしい冷え込みだった。


日課通りに、車の雪を落とし、通路の雪かきで一日が始まる。


暦の上では、これからが寒さの本番ということだが、今まではリハーサルだったのだろうか。
正月以来、真冬日続きで何もかも凍て付いてしまう。

昨夜は公民館で、「鳥獣被害防止研修会」があったので出席してきた。


久しぶりに夜間の外出となったが、寒月が煌々と輝き、粉雪が舞うという、珍しい光景を見た。


農水省の研究者による、イノシシの農作物被害対策に関する講演は、参考にもなり興味深い内容だった。
対策のポイントとして
1.集落を餌場にしない
  放棄果樹、野菜くず、雑草を放置すると、イノシシを集落へ誘引して、数を増やす。
2.集落を安心できる場所にしない
  耕作放棄地など潜み場所を作らない。農地周辺を見通しよくする。
3.捕獲だけに頼らない
  集落が餌場になっていたら、捕獲しても数は減らない。
4.進入防止柵
  設置や管理の仕方を間違うと柵の効果が無くなる。
以上があげられ、プロジェクターを使った効果的な対策や、失敗例は具体的で分かり易かった。
今まで知らなかったイノシシの習性も分かり、今後の被害軽減に役立ちそうだが、一筋縄でいかない強敵であることも再認識した。
この集落では、爆竹や大音響のラジオ、花火、点滅灯、古タイヤを燻すなど等、あらゆる手を打ってきたが、被害は増える一方だ。
女性の髪の毛を嫌がると聞けば、束ねて木から吊るすなど、涙ぐましいほどであるが、効果は薄い。
研究者によると、イノシシの学習能力は意外に高く、最初は警戒するが慣れてしまえば気にしないとのことだ。
忌避剤として、オオカミの尿やオニヒトデの粉末が高額で売られているが、実験の結果、効き目は無かったようだ。
どこの世界にもあることだが、わらにもすがる農家の心情を踏みにじる業者は許せない。

市の担当者の説明によると、この地区で昨年は1.200頭のイノシシが捕獲され、1昨年の800頭に比べると大幅に増加したと言っている。
イノシシの生息数は、10年前の2.5倍に増えているとのことだ。
過疎化で人口が減少し、耕作放棄地が増える一方で、餌場が増えた多産系のイノシシは、勢いに乗って子孫を増やしている。
今日の午前中は、イノシシの出没場所で現地研修が行われる予定であったが、あいにくの天気で近寄ることが出来なくて中止になった。
寒さの本番を迎え、避寒ではないが、これから名古屋へ行きます。

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今日も雪またじ

2011年01月19日 | セカンドルーム

 

今日も、雪が降る寒い朝を迎えた。 山の向こうから淡い太陽の光が感じられたが、すぐに雲に隠れてしまった。

雪に慣れたユキも、昨夜降った新雪の分だけ体が沈むので、ラッセルが大変そうだ。

屋根を見上げると、積雪はかなりの量になっていて、庇がたわんでいる様に見える。


下から見ると張り出した雪庇が、今にも崩落しそうな状態になっている。
気温が上昇したり、これ以上雪が積もると、一挙に落下しかねない。
テレビのニュースで、屋根の雪下ろしで転落し、怪我をしたり死亡する人が頻発していると報じていた。
中でも65才以上で、一人でやっていた人が殆どとのことだった。
どちらにも当てはまるので、何となく屋根に登るのを躊躇してしまう。
このあたりでは、70、80歳の人たちが、庭先の掃除をしたり、畑の草を取るような感じで、平気で高い屋根に登って雪下ろしをしている。
子供の頃から雪下ろしをやっていた人たちのまねは出来ないが、びくびくしながら雪庇の下を通るよりは、早く下ろしたほうが安心出来ると、雪が小降りになったところで屋根に登ることにした。


手始めに2階の庇部分に取り付き、小山のように積もっている雪を、シャベルですくっては下へ落としていく。


次に大屋根の庇の雪を、同じ要領で下ろしていく。


何とか片方の屋根のてっぺんまでたどり着いたところで、今日の「雪またじ」を終えることにした。


毎日通る場所の雪は落としたので、落雪に埋もれ春になって出てきたなんて事にはならなくて済みそうだ。


昨夜のニュースが気になったので、今日は完全装備で取り掛かった。

登山靴にノンスリップバンドを取り付け、スパッツにヘルメットといういでたちで、ピッケルでも持っていたら、まるで雪山登山だ。


内緒の話だけど、去年スパイク付きの長靴でやっていたところ、トタンがむき出しになっているところで滑って大屋根から転落してしまった。
幸い落下した所が、大屋根の下に張り出している座敷の屋根だったので、落差1mの軟着陸で半身雪に埋まっただけで済んだ。 1メートルずれていたら、大変なことになっていたと、思い出してもぞっとする。
金属のスパイクは濡れたトタンの上では、スケートをしているようにツルツル滑る。
傾斜のある屋根で転べば、掴むものは何も無いので、そのままソリのように下まで滑り落ちてしまう。
登山も屋根の雪下ろしも転落事故はつき物だが、小さな失敗を教訓にすれば、大事故は防げると思ったりしている。

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山里の点描

2011年01月18日 | セカンドルーム

 

昨夜降った雪は10センチを越し、朝方も降り続いていた。
それほどの量では無いので、散歩前の一仕事で雪またじは終わった。

風の無い朝は、雪だけがしんしんと降り、音も色も無い墨絵の世界が広がる。


朝の散歩は林道を上流へ向かって歩いているが、今朝は除雪していなかったので、家並みのある方へUターンした。

雪の朝は、集落は眠ったようで、人の気配はまったくしない。

 

窓に吊るされた寒干し大根や、春木(飛騨の方言で薪のこと)棚で、生活の匂いが感じられるだけだ。


飛騨作りの板倉は、数十年の風雪に耐えて、誇らしげに構えている。


その傍らでは、栗の大木が暗い空を背に、純白の花を咲かせていた。


雲を割って僅かに日が差し始めた頃、ごう音をとどろかせて除雪車がやって来た。

杉林の左手にわが田んぼがあるが、今は雪が深くて近づけない。

 

 

 

 

 

1時間ほどの散歩で家に戻ってきたら、青空が広がり、久しぶりの太陽が眩しかった。
これも束の間の青空で、再び鉛色の雲に覆われてしまった。
山里は、晴れたかと思うと雪が降り、春になったかと期待すると、すぐに冬に逆戻りする。
思いを寄せれば袖にされるので、密かにかなう日を待つことにしている。

 

 

 

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雪またじを終えて温泉へ

2011年01月17日 | セカンドルーム

 

今日も雪が降ったり止んだりの、寒い一日だった。
冬型の気圧配置も峠を越したようだが、時々青空が顔を出すことはあっても、またすぐに降りだす不安定な天気だ。

 

朝の日課は相変わらずの雪かきで、一晩で埋まってしまった車を掘り出し、車の幅だけ道路まで雪を除けた。


足の確保が出来た後は、人が通れる分だけ玄関まで除雪して、午前中の仕事を終えた。

 

雪が小止みになると、集落のあちこちで屋根の雪下ろしや、庭や通路の雪かきが始まる。
小型除雪機を使う家もあるが、人力頼りの除雪は、かなりの重労働だ。
手足は痛いほど冷たさを感じるが、体は上着を脱いでも汗が吹き出る。
とても屋根の雪下ろしまではスタミナが続かず、午前中で切り上げて温泉に行くことにした。
奥飛騨温泉郷は道路の状況が悪そうなので、高山市内のホテルアソシアの日帰り入浴へ行ってきた。

 


6階にある温泉は、外に7つの湯船があって、市街地を見下ろしながらの入浴は、山あいの岩風呂とは違う趣がある。


汗と疲れを流して、家へ戻ってきたら、また激しく雪が降ってきた。
明日も同じ繰り返しになりそうだが、雪またじ(飛騨弁で雪の始末)は、賽の河原に石を積むようなものだ。

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