名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

冬の前触れ

2006年10月31日 | セカンドルーム
 今朝は少し冷え込んで、枯れ草が霜で白くなっていた。
暖かい日が続いていたので、のんびり構えていたけど、冬の足音が聞こえてきた。
町では季節の変わり目を、本屋に並ぶ日記や年賀状ソフトなど目で感じるが、ここでは真っ先に体が感じる。

飛騨の冬はあっという間に来てしまう。
今年の冬仕度は、少し早めに済ませておこう。
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今日の夕食

2006年10月30日 | セカンドルーム
 今日の夕食の献立は、椎茸、山芋、秋刀魚、なめ茸と、はからずもすべてが秋の食材となった。
しいたけはもう終わったかと思っていたら、ほだ木の隅に大きなのが2つ出ていた。
なめ茸も、盛りは過ぎたけど、あとしばらくは取れそうだ。
山芋は近所の人が山で掘ってきたのを1本頂いた。
すり鉢がないので、おろし器でとろろにしたが、粘りもありだし汁を使わなくてもうまかったが、あくが強く口の周りが痒くなった、。
椎茸と大き目のなめ茸は少し炙って、塩を振って食べた。
色々料理法はあるようだが、これが簡単で一番うまい。

素材が新しいと、あまり手を加えなくても料理はさまになるようだ。
男の料理はこれに限る。 
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飛騨の紅葉

2006年10月29日 | セカンドルーム
 飛騨は標高が500mから3.000mまで分布しているので、場所を変えれば比較的長い間、色々な樹種の紅葉が楽しめる。
この集落から尾根を一つ越えた旧朝日村青屋は、今が紅葉の真っ盛りだった。
先日、そこから六方山に登ったときは、麓の紅葉がまだ少し早かったので、今日は出直して写真を撮りに行ってきた。
カエデやツツジの赤、ブナやケヤキの黄色が鮮やかで、桂の木もこの時期だけの甘くて芳ばしい香りを放っていた。
その傍らでは早くも金色のカラマツやシラカバの落葉が、肩や頭に降りかかってくる。

森は冬枯れを前に、燃え尽きなかった思いを、もう一度華やぎたいと・・・
美しく装い、甘い香りを放っていた。
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田舎暮らし

2006年10月28日 | セカンドルーム
 昨夜テレビを見ていたら、団塊の田舎暮らしをテーマに放映していた。
田舎へ移住した人たちが、人間関係がうまくいかず孤立するとか、外灯がないので不安、冬が寒くて積雪が多い、病院やスーパーが遠い等の悩みを語っていた。
人との触れあいは町も田舎も変わりはないし、まわりに余分な光がない夜空は美しい、冬の寒さや雪を楽しむ暮らし方はいくらでもある。
少々不便でも、都会ではいくらお金を出しても手に入らない、きれいな空気やおいしい湧き水がふんだんにある。

この集落でも2つの家族が移住してきたけど、いずれも町へ戻ってしまった。
理由はテレビと同じであったのかも知れない。
都会の価値観を持ったまま田舎へ移住してくると、夢が裏切られてしまうようだ。
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2階の窓から

2006年10月27日 | セカンドルーム
 養蚕が盛んであった頃は、どこの家も2階で蚕を飼っていたので、古い民家は広い空間が今もそのまま残っている。
ここの2階も大きな蚕部屋が二つあるが、使うあてが無いのでめったにここへ入ることはない。
冬は雨戸を閉め切ってしまうので、今日はその前の大掃除をした。
以前は囲炉裏を使っていたので、梁も天井も煤で真っ黒だし、板張りの床も隙間だらけで少々掃除をしてもきれいにならない。

掃除を終わって外を見ていたら、1階の居間よりよほど眺めがいい事に気づいた。
改装してみる価値があるかも知れない。
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朝の散歩

2006年10月26日 | セカンドルーム
 毎朝の散歩は、休耕田や廃田が多く残っている農道をよく歩く。
減反や後継者不足で、狭い谷あいの田んぼも今は2~3枚しか残っていない。
ススキや雑木が茂って、田んぼがここにあったとは思えない風景になっている。
米に対する執念で、山奥まで作った田も今は猪のヌタ場になったり、ススキの茂みは動物たちの格好の隠れ場になっている。
猪などは体に付いた寄生虫を落とすため、湿地などで体をこすり付ける。そこをヌタ場という。

犬は嗅覚と聴力が鋭く、茂みがガサッという前に視線がそちらを向いている。
人はのんびり散歩を楽しんでいても、犬は緊張が緩むことはないようだ。
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笠が岳

2006年10月25日 | セカンドルーム
 
10月も残り少なくなってきたけど、暖かい日が続いている。
先日の冷え込みで高い山が白くなっていたけど、雪も解けてしまった。
町内の高台から笠が岳を見たら、日陰や吹き溜まりに雪がわずかに残っているだけだった。

いつもの年なら少しずつ雪が麓に下りてくるのに、逆にとけて行く。
急な寒波も戸惑うが、いつまでも暖かいと仕事の段取りまで狂ってしまう。
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あぶらえの収穫

2006年10月24日 | セカンドルーム
 一般には「えごま」と呼ばれているようだが、この集落で「あぶらえ」の収穫が真っ盛りだ。
寒冷地で胡麻が育たないため、その代用品として栽培している。
刈り取った束を1~2週間ほど天日に干して、芥子粒ほどの黒い種を落として保存する。
飛騨の人たちは昔からそれを炒ったり、すりつぶしたりして野菜の和え物や煮物、団子や餅などにまぶして日常的に食べていた。

最近は飛騨土産の五平餅のたれや、えごませんべいなどの材料に使われたり、ミネラルが豊富で血液がきれいになる健康食品として人気が出てきた。
業者が集荷に回ってくるので、お年寄りたちも収穫に熱が入る。
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露天風呂

2006年10月23日 | セカンドルーム
 シャワーを浴びるのもなんとなく寒いし、風呂を沸かすのも億劫なときは近くの温泉に行くことにしている。
少し走ればあちこちに温泉があるので、どこにするか迷ってしまう。
森閑とした山の中や、森に囲まれた露天風呂の情緒も捨てがたいが、今日行ったホテルの日帰り入浴も開放感があってよかった。
高台に立つホテルの露天風呂からは、眼下に高山の町並みが箱庭のように見え、天気のいい日には北アルプスの山々が一望できる。
山あいのひなびた温泉もいいが、たまにはリゾートホテルのモダンな温泉も悪くない。
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手打ちそば

2006年10月22日 | セカンドルーム
 新そばが出回る時期になり、今日はおいしいそばをご馳走になった。
木工仲間で、そば打ちを趣味にしている人が、出張お座敷そばを作ってくれた。
細くて透明感のあるそばは、のど越しも滑らかで、いくらでもお代わりがしたくなるような味だった。

打ちたてのそばを目の前でゆでてもらい、鰹のだしがよく効いた自家製の汁でいただき、贅沢なひと時を過ごした。
そばは少し肌寒い秋に、田舎家で食べるのが似合うようだ。
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今夜のおかず

2006年10月21日 | セカンドルーム
 飛騨で「たいこのばち」と呼ばれるきのこが採れるようになった。
このあたりでは、味噌汁や鍋や和え物にしたり、蕪などと一緒に漬け込んで食べている。
夕食のおかずに、白菜と一緒にバター炒めにして食べたら、歯ざわりもよく結構うまかった。
きのこは洋風の味付けも合うようだ。
なめ茸は味噌汁に入れて食べたけど、これは毎日食べているのでぼつぼつ飽きてきた。

動物たちは厳しい冬を前に餌を求めて歩き回り、人は味覚の秋を楽しむために山の幸を探している。
どちらも短い秋を惜しむように、一生懸命だ。

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白樺の黄葉

2006年10月20日 | セカンドルーム
 私の住んでいる岩井町は、標高が700~1.000mを越す高地にあるので、白樺林も点在している。
白樺の葉は秋になると鮮やかな黄色に染まり、白い幹や枝とのコントラストが美しい。
葉が黄色くなるブナやケヤキ、カラマツなどは高木が多く、紅くなるのはウルシやナナカマド、カエデなどの低木に多いのはなぜだろう。

白い細身の体に黄色をまとい、紅や緑の裾模様は自然が織り成す傑作だ。
古都の紅葉も風情があって美しいが、高原の澄んだ青空の下の黄葉も鮮やかだ。
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小豆の収穫

2006年10月19日 | セカンドルーム
 今年最後の畑仕事となる、小豆の収穫をした。
2~3日干しておいたので、あとは棒で叩いて莢と実を分けて保存しておく。
半分以上も動物たちの餌になってしまったけど、犯人が特定できない。
下に付いた実だけが食べられているので、野ねずみかリスか野うさぎなどの小動物の仕業だと思うが、現場を見ていないのでわからない。。

ほかの作物はともかく、小豆だけはどういう訳か横取りされると腹が立つ。
饅頭や赤飯、ぜんざいなど子供のころめったに口にすることが出来なかったご馳走へのこだわりが、いまだに尾を引いているようだ。
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紅葉の六方山

2006年10月18日 | セカンドルーム
 六方山(1.403m)に登ってきた。
乗鞍岳から丸黒山~日影平山~かぶと山~六方山から宮峠へと連なり、分水嶺を形成している。
この冬はスノーシューで登ろうと思っているので、下見を兼ねて登ってみた。
行きは林道と接している尾根を、帰りは「あさひの森」へ下る道を選んで往復した。
どちらも尾根を外さなければ、道が雪で閉ざされていても迷うことはなさそうだ。

麓の紅葉はちょうど見ごろで、山頂近くは早くも散り始め、枯葉のじゅうたんはふかふかで気持ちがよかった。
山頂は木が茂って眺望は利かないが、途中の道ではところどころ視界が開けて、乗鞍岳や御岳が間近かに見えた。
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きのこ狩り

2006年10月17日 | セカンドルーム
 裏山へきのこ狩りに行ってきた。
2~3時間ほど探したけど、結局松茸は見つからない。
色々なきのこが生えていたけど、見分ける自信がないのでとらなかった。
今日のようなお天気続きの日は、きのこ狩りにはよくないようで、雨上がりが狙い目らしい。

この山で熊に出会った人がいるので、物音がするとドキッとする。
腰と犬に鈴をつけているけど、熊が先に気付いて避けてくれるだろうか。
それとも犬が先に見つけて追い払ってくれるだろうか?
いずれにしろ、ここでは熊が出てきてもニュースにならない。

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