名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

田んぼの間断灌漑

2012年07月31日 | セカンドルーム

 

太陽が山の端から顔を出すと、夜露が蒸発し霧となって空へ昇っていく。
あたりの熱も奪い天然クーラーを楽しめるのも朝のひと時だけで、今日も真っ青な空から肌を刺すような強い陽射しが降り注いでくる。

 乗鞍岳


ここ数日は好天が続き、北アルプスの山々が涼しげな姿を見せてくれるが、涼風までは届けてくれない。


この時期の稲田は、湛水と落水を繰り返す間断灌漑をやっている。
出穂(しゅっすい)を控え、田の水を落とすと地表に干割れが入り、そこから根に酸素を補給すると同時に、泥の中の有毒ガスを抜くことが出来て、根腐されを防止して伸長を促進する。
湛水時の根は横に伸びて隣の稲と養分を奪い合ってひ弱になるが、落水すると根は水を求めて土中に深く伸びて養分を十分に吸って良い稲が育つ。
間断灌漑を数日間隔で繰り返すが、干しすぎると旱害状態になるので、稲が水を欲しがるギリギリのところで与えるのが良いとされている。
これも天候や稲の葉の色などを見ながら決めるとのことだが、にわか農夫はそこまでの読みが出来ないので、周りの人たちから教わったり見よう見まねでやっている。

今日は畑の草刈りと動物の防御ネットを張るつもりで早起きをしたが、モチベーションが上がってこない。
ギラギラ太陽のせいもあるが、動物に荒らされた残りの畑にネットを張る作業に空しさを感じる。
とりあえず作業は涼しい日に先送りすることにして、応急処置としてラジオを大音響で流すことにした。


コードを畑まで引いて、山に向かってボリュームいっぱいに上げてみた。
かなり広範囲に音は届くので、警戒心の強い野生動物に少しは効果がありそうだ。
まさかオリンピックの実況放送に興味を持ったタヌキたちが集まってくることはないと思うが、学習能力を持つ彼らが慣れてしまえば効き目がなくなる。

夕焼け空に向かってラジオが鳴りはじめたが、山の動物たちは警戒してくれるだろうか。
手抜き防御でお茶を濁したが、しばらくは深夜放送の効果に期待することにしよう。

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獣に畑を襲われ田んぼの防御柵を作った

2012年07月30日 | セカンドルーム

 

今朝畑を見回っていたら、獣が侵入して作物を食い散らかしていた。
夜中にトイレへ行ったときに、畑の方からキーキーと動物の鳴き声らしい音と気配を感じたので、大声を上げて追い払った。
闇夜で畑の様子は判らないし、畑へ行く勇気もないのでそのまま寝てしまった。
道路側のトウモロコシ畑は茎を押し倒され、未熟な実をかじられていた。


味見をした程度で、殆んど食べ残しているのが腹立たしい。
この畑はほぼ壊滅状態になってしまったが、どう言う訳なのか山側の畑は無傷だった。


スイカ畑も1個を残して、未熟で食べ残しの白い実や皮が散乱していた。


歯形がくっきり残っていたが、スイカが好物のタヌキにしては大きすぎる。

トマトも2本倒され、青い実だけが残って赤い実が消えていた。
山の獣は食べごろを知っていて、熟した頃に浸入して来るので、例年その前に防護ネットを張っている。
作物が未熟なこの時期に来ることは少ないので、油断をしてしまった。
折角お盆にチビッ子農夫たちが収穫にやって来るのに、憎いイノシシかタヌキかムジナに先を越されてしまった。

稲田も間もなく出穂の時期を迎えるので、近所の農家はイノシシ防御の電気柵を張って厳戒態勢に入っている。


子供や孫たちも秋の新米を楽しみにしているので、田んぼだけは守らなければならない。
今日も暑くなりそうなので、田んぼの周りをトタンで囲う柵作りを7時から始めた。


支柱を2本立てて、その間にトタンを挟んで縛っていく炎天下の作業は、予想通りの猛烈な暑さで熱中症の恐怖を感じるほどだった。


お昼過ぎに田んぼを1周する防御柵が完成した。
この集落でも殆んどが電サクに変わり、トタンを使う農家は殆んどなくなった。
それだけの防御効果があることと、設置が楽であることが理由のようだ。
電サクのビリビリを恐れたイノシシたちが、トタン柵を飛び越えたり蹴倒したりの集中攻撃をされたらたまらない。

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「飛騨の御岳さん」その2

2012年07月29日 | セカンドルーム

 

御岳での2日目の朝は、4時半に起きてご来光を拝みに行った。
5時少し前に、中央アルプスや南アルプスの黒いシルエットの向こうから、東の空を赤く染めて太陽が昇ってきた。


思わず手を合わせたくなるような一瞬のドラマを、昨夜と今朝の2度も味わえた幸せを噛みしめながら目を北に転じると、雲海の上に乗鞍岳と槍・穂高連峰が浮かんでいた。

赤く染まった山肌の上に、これから目指す剣が峰が黒い影を落としている。


5時30分にストーブが赤々と燃えて暖かい部屋で朝食を取り、6時に小屋をスタートした。


小屋の前から見下ろす木曽谷や信州方面は、雲海の下で眠っている。


溶岩砂礫の急坂を上りきると、剣が峰頂上の奥社へ続く立派な階段が待っている。


標高3.067mの三角点で、記念の写真を1枚撮ってもらった。
ここからの眺望はすばらしく、東に中央アルプス・八ヶ岳・南アルプス、西に白山や飛騨の山々、南に恵那山や濃尾平野、北に乗鞍岳・槍穂高連峰と360度の大パノラマが堪能できた。


特に富士山は夏山シーズンで10日ほどしか見る機会がないと言われているが、幸運にも両脇に八ヶ岳と南アルプス従え、前衛の中央アルプスの間から顔を出してくれた。

山頂直下の一の池は、火山壁の崩落で水が流出し、僅かに雪渓から溶けた水が湖底を潤している程度だ。


四の池も同じ現象で、幾筋かの流れはあるが池の感じはしない。


剣が峰を後に、外輪の尾根伝いに行く「お鉢巡り」へ向かった。


このコースには御岳教の信者によって、不動明王の従者といわれる三十六童子の石碑が36基建てられている。


溶岩が奇怪な姿で露出している地獄谷からは、白い噴煙が上がり、活火山であることがよく判る。


迷いやすい場所にはマーキングがあり、岩を落とさないように慎重に登っていく。


後を振り返るごとに、剣が峰が少しずつ遠ざかっていく。


下方に見える二の池新館へ下って、お鉢巡りは無事ゴールした。


再び荒涼とした賽の河原を横切り、摩利支天山(2.959m)へ向かう。


賽の河原の末端の尾根を登りきると、山頂への分岐点となる摩利支天乗越に出る。
ここから北方に伸びる痩せ尾根をたどって前方のピークを目指す。

頂上は大小の岩石が積み重なった小さなスペースだが、眺望を遮るものはなく雄大な景色が楽しめる。
後方には、賑やかだった剣が峰が聳えている。
御岳北部の山域はとても静かで、喧騒の剣が峰が信じられないような静寂の中で、景色も頂上も独り占めして楽しんだ。
再び分岐点まで戻り、五の池を目指して下っていく。


前方のなだらかな山が継子岳で、その山腹を横切って麓の濁河温泉への登山道が見える。

小屋で一息入れて、遥か眼下の温泉を目指してハードコースに取り付いた。


予定通り午後3時に荒れてうらぶれた感じの里宮にゴールし、無事下山の報告をした。


独特の濁りのある山奥の秘湯で疲れと汗を流して、2日間の山旅を締めくくった。

 

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「飛騨の御岳さん」その1

2012年07月28日 | セカンドルーム

 

御岳は岐阜県と長野県境を南北に連なる独立峰で、盟主剣が峰(3.067m)を中心に7つの外輪山と5つの火山湖を持つ活火山である。
もともと信仰の山として崇められていたが、なだらかな裾野が広がりスキー場やゴルフ場、別荘地の開発や、高冷地野菜やそばの栽培なども盛んで、高地トレーニングや休暇村、キャンプ場などの施設も多い。
古くから御嶽教の信者たちが先達に導かれて登拝した山域には、多くの霊神場や遥拝所、石仏、社などがあり、剣が峰山頂は御嶽神社奥社の神域となっている。
かつて、白装束に金剛杖、菅笠で身を固めた御嶽講社の登拝者の白い列が六根清浄を唱えながら、麓から山頂まで連なっていたと言われるが、今は一般登山者の数が圧倒的に多い。
主な登山口は木曽福島側に王滝口、黒沢口、開田口と飛騨側に飛騨口(濁河温泉)などが開かれているが、アプローチが長いこともあって飛騨側から登る登山者は少ない。
民謡にも「♪木曾の御岳さんは何じゃらほい~」と歌われるように、木曾の山とのイメージが強いが、五の池背後の山を飛騨頂上(2.811m)として御嶽神社が祀ってある。
朝7時前に家を出て、登山口の濁河温泉へ向かった。
秋神温泉を過ぎて前方が開けると、青い空に御岳がゆったりとした姿で佇んでいた。


濁河温泉の駐車場に車を止め、登山届けをポストに入れ、御岳神社里宮に参拝して、8時にスタートした。


木漏れ日の届く樹林帯の道は石や木の桟道、梯子などで整備されているが、急な登りが延々と続く。


2時間ほどで8合目の「お助け水」に着いたが、水場は涸れていた。


しばらく登ると森林限界を過ぎて、ハイマツ帯のゴロタ石の道が続き、展望も開けてきた。
振り返ると、濁河温泉がマッチ箱のようにかわいらしい姿で望めた。


摩利支天山と継子岳の鞍部がはっきりと見えるようになり、その先にが飛騨頂上がある。

頂上には御岳神社奥宮の社と霊神碑やお地蔵、石像などが数多く祀ってあった。

 


五の池小屋のテラスで持参の弁当を食べ、今日の目的地の二の池へ向かった。


摩利支天山の山腹をトラバースするコースは、落石の多い危険なガレ場が2ヶ所あるが、浮石に気を付けながら無事に通過した。


御岳教の信者が御神水として崇める三の池が、コバルトブルーの水を湛えていた。


荒涼とした火口原の「賽の河原」は、水子や親より先に死んだ子供たちが集まる場所とか、神々が宴を催す場とも言われている。


以前訪れた時には、お地蔵に赤いよだれ掛けや帽子を被ぶせ、まわりには風車がカラカラと回っていたが、今はそんな光景も見かけなくなった。


午後3時に、今日の目的地の二の池小屋に着いた。


雪解け水を湛えた池は、神が宿るにふさわしい静寂さである。


池の畔に建つ小屋の夕食は5時30分で、消灯は8時40分である。


以前の山小屋の食事は、味噌汁と沢庵、梅干程度で、米を持参していたが、強力に頼らずヘリで運ぶようになってからは下界並みになってきた。


この日の宿泊客は夫婦二組に私の計5名で、ダブルの布団と一部屋を独占できて、一泊2食9.000円はお値打ちだった。
この時期は一組の布団に2~3人が寝たり、通路や布団部屋の雑魚寝も珍しくなかったが、信者の高齢化や登拝者の減少を如実に物語っていた。


午後6時50分に白山の向こうに夕日が落ち、池を茜色に染めて夜の帳が下りた。

部屋の温度は7℃と冷え込んできたので、明日の好天を期待して布団に入った。

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御岳を無事に下山しました

2012年07月27日 | セカンドルーム
昨夜は霊山の神秘が漂う二の池小屋に泊まり、剣が峰からお鉢巡りをして摩利支天山を経て飛騨頂上に戻った。昨日登ってきたコースを辿り午後三時に濁河温泉にゴールした。
9時間の長丁場の疲れを温泉で流して、これから家に帰ります。
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御岳の夕焼け

2012年07月26日 | セカンドルーム
御岳二の池に映る夕焼けです。
午後7時
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御岳に来てます

2012年07月26日 | セカンドルーム
濁河温泉口から御岳飛騨頂上を登り五の池、三の池を経て、剣が峰下の二の池まで来た。
今夜は二の池小屋に泊まり、明日山頂を往復して下山します。
雲上の別天地は雪渓から吹き下ろす風が肌寒いくらいです。

午後四時
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暑さの中の野良仕事

2012年07月25日 | セカンドルーム

 

今日の飛騨地方は曇り時々晴れで、風もなく蒸し暑い一日だった。


畑のエンドウの収穫が終わったので、後片付けをしてまわりの草刈をした。
陽射しがないのに、少し体を動かすだけで汗が吹き出てくる。
つる性の作物は好天に恵まれて主つるはぐんぐん伸びるし、わき芽も知らぬ間にたくさん出ている。
この時期は毎日のように主つるを誘引し、わき芽かきをしないと、収拾が付かなくなるし実がどこにあるのか判らなくなってしまう。


ソフトボールほどの大きさになったスイカは、1本のつるに3個残してあとは摘果している。

 

先週、動物にかじられた宿儺かぼちゃは次々と新しい実を付け、花にはミツバチが止まって交配の手伝いをしている。


ゴーヤは成長力が旺盛で、すぐにジャングル状になってしまうので整枝が欠かせない。
まだ実は小さいが立派なイボイボが付いている。
キュウリも取れ過ぎるので、思い切って整枝をして実りをコントロールした。
この暑さで作物も雑草も元気いっぱいだが、野良仕事は午前中だけでスタミナ切れだ。

夕方散歩をしていたら、雑草に隠れて気が付かなかった野いちごが、真っ赤に熟して実っていた。


指で摘まむと、実がぽろっとこぼれる位が甘くておいしい。


つるに鋭い棘と蟻がたかるのが難点だが、お皿に一杯ほど摘み取った。

近所のおばあさんは野良仕事を終わって山の畑から下りてきた。
夕食用のミズ(山菜)が筵に包まれていた。
この山菜は春だけかと思っていたら、少々固いが夏でも大丈夫とのことだ。
山里は、通りがかりの野山にも、おかずやおやつがたっぷりある。

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田んぼで蛍が飛び交いクワガタムシの親子も訪ねてきた

2012年07月24日 | セカンドルーム

 

昨夜、台所で夕食の後片付けをしていたら、網戸越しに蛍が青色い光を点滅させながら飛んでいた。
家の前の田んぼへ行ってみたら、何十匹もの蛍が真っ暗な空中を舞っている。
暗くなってから外へ出ることはないので気が付かなかったが、今年も蛍の季節がやってきた。
蒸し暑い日の夕暮れ後が蛍たちの逢瀬の時で、そんな日を狙って行けば光の乱舞が楽しめる。
デジカメで撮ったが、残念ながら光芒をうまく捉えることが出来なかった。
蛍に限らず田畑にはたくさんの虫たちが棲息して、今を盛りと生を楽しんでいる。


カメムシやアオムシ、テントウムシダマシ、イナゴなど作物を食い荒らす虫たちと、それを追うカマキリやクモ、ハチ、イモリたちの攻防が日夜繰り広げられている。
天の絶妙な配剤で生態系のバランスは保たれているというが、どうも人間にとっての善玉の方が劣勢に見える。

 

玄関の灯りに誘われてたくさんの昆虫がやってくるが、今朝はクワガタの親子?とその脇ではイナゴが休んでいた。


先日逃がしてやった幼虫が大きくなって戻ってきたのだろうか。
ぼつぼつカブトムシやカミキリも訪ねてくる頃だが、昆虫園児たちが遊びに来る頃に来てくれれれば嬉しいのだが・・・。


農道の脇では羽化したばかりのアゲハが、飛翔のために羽を乾かしていた。
短い夏を楽しむ昆虫たちで、田畑も野山も賑やかになってきた。

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朝採りブルーベリーでジャムを作った

2012年07月23日 | セカンドルーム

 

飛騨地方にもようやく夏の強い陽射しが戻ってきた。
昨日までは雨の合間を縫って野良仕事をしていたが、湿度が高い曇天を好む「目せせり」や「ブヨ」が顔にまつわり付いてうるさかった。
今日も田んぼと畑の草取りをしたが、太陽で背中をじりじりと焼かれ、水面からの反射で顔がヒリヒリする。
照っても曇っても、野良仕事の難敵は手を緩めてくれない。

昨日、近所の人から朝採りの完熟ブルーベリーを貰った。
一人ではとても食べきれないので、ブルーベリージャムを作った。

作り方はネットにいろいろ出ているが、グラニュー糖やレモン、ペクチンなどは手元にないので、普通の砂糖だけで作ることにした。


ブルーべリーを鍋で加熱しながら攪拌すると、濃い赤紫のジュースが出てくる。


 

 

 

 

頃合いを見て砂糖を加え、アクを取りながら程よい硬さになるまで煮詰めていく。
しゃもじで粒をつぶしていたが、食べてみたら粒が残っていたほうが食感が良さそうだ。
砂糖の量はブルーベリーの30~50パーセント使うようだが、甘党だし夏場なので50パーセント強にした。

ジャムにはちょっと軟らかそうだが、ブルーベリーソースとしても使えそうな感じで仕上がった。
水を加えて増量することもあるが、材料が新鮮ならその必要はない。

ジャムが熱いうちに瓶詰めにして、香り高いブルーベリージャム3壜が完成した。


今朝の朝食は、自家栽培のキュウリにレタス、キャベツ、ジャガイモ、ヤングコーンに、ブルーベリーヨーグルトが加わった。


この味ならプロに太刀打ちできると、自画自賛しながら甘い香りの漂う朝食を楽しんだ。

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裏山でヒグラシが鳴きネムの花が咲いた

2012年07月22日 | セカンドルーム

 

前線が停滞したままで天気が一向に回復しない。
午後になって時折青空が覗くこともあったが、すぐに厚い雲に閉ざされた。
空が薄暗いので、ヒグラシが昼間から盛んに鳴いている。夏の夕暮れに、カナカナとメスを呼ぶ鳴き声は涼しげで好きだが、昼間の蝉は暑苦しく感じる。

 


ネムの木は今が盛りで、近くを通ると甘い香りが漂ってくる。


淡紅色の筆のような花は、夏の花としては儚げな感じだ。
夜になっても花は咲いたままだが、葉は閉じて眠るので名付けられたと言われている。


田んぼの畦の花も次々と咲いて、散歩の目を楽しませてくれる。


トウモロコシの実も出揃って、白い髭をたらしている。
1本の茎に2~3個実を付けるので、一番上を残してあとはかき取る。


良い実を育てるために取ったヤングコーンは塩茹でにしてサラダなどで食べている。
きょうは日差しがなく涼しかったので、畑の草取りがはかどった。
明日からは天気も回復して暑くなりそうだが、強い陽射しは稲の成長に欠かせない。
そうは言っても、こう涼しくなったり暑くなったりでは、人の方が耐えられない。

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ユキ(柴犬)の受難

2012年07月21日 | セカンドルーム

 

飛騨の山里は、今日も朝から雨が降り続いている。
時々止むことはあっても雲の切れることはなく、気温も低めで少し肌寒い一日だった。

昨日の午後、買い物帰りの車の中から、ユキが家の脇を流れる水路の中にいるのを見つけた。


一瞬何が起こったか判らないまま、前足で縁石に摑まっているところを救い上げて、家に入れて体を拭き様子を見ていた。
後足の爪が割れて血が滲んでいる以外に傷や異常は無さそうなので、その夜は部屋に入れて様子を見ることにした。
庭にロープを張って滑車にリードを繋いでいるので、自由に庭を動き回れるようにしてある。


庭の北側は2メートル以上の玉石が積まれ、その下を水路が流れている。
誤って転落すれば、リードの長さから見て宙吊り状態になるのだが、必死になってもがいている間に、運良く金具が外れて水路に落下したのだろう。
石垣に少し勾配があり、出っ張りもあって宙吊りは逃れたのかもしれない。
水路から這い上がれないことは無いと思うが、余力が無くなりじっと助けを待っていたのだろう。
水路に落ちたウリ坊の死骸を見つけたり、助け上げたことはあったが、まさかユキがこういう目に合うとは思いもしなかった。

ユキを飼い始めて12年になるが、こんな事故にあったのは初めてだ。
白内障を患い獣医師に診て貰ったが、手術すれば治る可能性もあるがやってみなければ判らないとの診断で、薬だけをもらっていた。
嗅覚や触覚など他の感覚でカバーできるので、世話を今まで以上にしてやれば大丈夫と言われ、散歩などでは危険箇所を避けるようにしていた。

よもやこういう事態になるとは思わなかったので、取りあえず転落しないように、ロープの位置と長さを調整した。

犬は人間より6~7倍の早さで歳を取ると言われている。
これからは、飼い主の歳を上回る高齢犬であることを自覚して付き合わなければならない。


いよいよ老々介護かと思ってしまうが、昨夜も今朝も食欲は旺盛で、何事も無かったように元気になった。
こんな姿を見ているとユキを気遣うより、転落や転倒を気を付けるのは飼い主の方だと思ったりする。

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山里はミストサウナ状態

2012年07月20日 | セカンドルーム

 

今日は朝から雨が降ったり止んだりで、午後からは激しい雨が降り続いている。
止んだところを見計らって野良仕事を始めると、突然降りだしてくる。
雨が上がると野山から湯気が立ち上り、まるでミストサウナに入っているような感じだ。
肌にまつわり付く湿気は気分が悪いが、植物だけは生き生きとしている。

 


雨に濡れた山アジサイは、瑞々しく咲き誇っている。


沢ぐるみの花を見たのは、つい先日のように思えるが、早くもピンポン玉ほどの実をたわわに付けていた。


独特の匂いを振りまいていた山栗の花も散って、緑色のかわいらしいイガイガの実に変わっていた。
役割を終わったオス花は、茶色く枯れてメス花だったイガから次々と抜け落ちていく。


柿の木にも、若緑の小さな実がいっぱい生っている。
これから雨や風でたくさんの未熟な実が落ちて、選ばれた実だけが秋を迎える。

当ブログの投稿日が、パソコン内蔵のカレンダーの誤作動のため、7月18日が29日になり、19日が30日になったことを19日の記事でお伝えしました。
ブログを開くと、常に7月30日付の記事がトップに出るため 、二日分の記事を削除して正常な状態に戻しました。

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ブログ投稿日の日付訂正

2012年07月19日 | セカンドルーム

ブログの投稿日が、パソコン内蔵のカレンダーの誤作動のため、7月18日が29日になり、19日が30日になってしまいました。 

内臓カレンダーは直しましたが、ブログの日付訂正方法がわからないので、取り敢えずそのままになってます。

29日と30日は、同じ日付で違う記事が2度載りますので了承ください。

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名古屋ボストン美術館で「日本美術の至宝」展を見てきた

2012年07月17日 | セカンドルーム

 

東海地方も梅雨が明けて朝から青空が広がり、気温が急上昇していく。
今年一番の気温を記録した猛暑日の街は、人通りも少なくみな暑さに喘いでいた。

もとジャーナリストで美術に精通した友人から、「明治時代などにアメリカに流れた国宝級の美術品で、アメリカのボストン美術館へ出かけても、一度にこれだけ見るのは難しい。我々の年齢では、これらの作品を見られるのは最初で最後だ。」の惹句が効き他の予定を変えて飛びついた。


今日は休館日であるが、ある企業の招待客のみが特別に鑑賞できるとのことだ。
そのせいか、フェノロサや岡倉天心らが収集したコレクションから選りすぐった名品を、比較的静かな雰囲気で鑑賞することが出来た。
明治維新以降に、浮世絵をはじめ多くの美術品が、外国人の目利きによって大量に買われ、海外へ流出したと言われている。
国宝級の美術品が流出したのは残念なことであるが、襖の下張りにされたり、廃仏毀釈で貴重な仏像や仏画が廃棄焼却から救い、再びこうして日の目を見ることが出来たのは、岡倉天心たちの先見の明かもしれない。
先の戦争でも多くの美術品が焼失している中で、10万点を超える幻の国宝がボストン美術館に所蔵されている事に、複雑な感慨を覚える。


テーマごとに展示されているが、海を渡った二大絵巻の「平治物語絵巻」は、平治の乱が生々しく詳細に描かれ、合戦絵巻の最高傑作といわれるだけに見ごたえがあった。
吉備大臣入唐絵巻は、遣唐使・吉備真備の活躍がユーモラスに描かれ、絵本を見るような楽しさが伝わってくる。 


華ひらく近世絵画のコーナーでは、長谷川等伯の「龍虎図屏風」が個性的な筆致で印象に残った。


奇才・曽我蕭白コーナーの「雲龍図」は、巨大な襖から剥がされた状態で保管されてきたが、修復作業が終わって初公開となった。
伝来は定かでないが、どこかの寺院の襖と推察されているところが謎めいて興味をかき立てる作品であった。
以上の作品が特に印象に残ったが、後期開催(9.20~12.9)の展示リストには、平安・鎌倉時代の仏像や仏画が載っていたので見逃せない。
空調がよく効いた美術館でのひと時で心身ともにリフレッシュが出来て、明日からの野良仕事の活力源ともなった。

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