名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

今日の野良仕事とジャガイモの収穫

2012年06月30日 | セカンドルーム

 

今日も晴れ時々曇りで、蒸し暑い一日だった。
内陸部や北日本のの気温が高いようで、今年はどんな夏になるか気がかりだ。
この時期の高温多湿は、育ち盛りの田畑の作物にとっては良い結果をもたらしてくれる。

 


「すくなカボチャ」の蔓は、山すそへ向かって力強く伸びている。
実もつけ始めたので、藁を敷いて養生をした。
このカボチャはヘチマのような形が特徴で、成熟すると70センチほどの大きさになる。


スイカやメロンも蔓が四方に伸び始めたので、2回目の整枝をし主蔓を伸ばしたい方向へ誘引した。


ジャガイモの葉が少し黄ばんできたので試し掘りをした。
まだ少し早いが、握り拳大も混じっていたので、あと1週間もすれば収穫が出来る。
ジャガイモは猪の大好物で、食べごろを見計らって侵入して来る。


まだ被害は聞かないが、用心のため山すその茂みの草刈りをしておいた。
初物を横取りされて悔しい思いをしたが、今年は塩茹でにしてたらふく味わうことが出来た。

裏山の笹ゆりが、ここ数日の好天でいっせいに開花して、芳しい匂いを漂わせている。

 


一本の茎に二つの花をつけているのや、一輪だけの花などさまざまだ。


開花間近の蕾もあるので、もうしばらくは楽しめそうだ。

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田んぼの一番草取り

2012年06月29日 | セカンドルーム

 

朝から青空が広がり、気温の上昇が肌で感じられた。
真夏を思わせるような積乱雲が、東の空 からわき上がっていた。


昨日に続いて田の草取りをやったが、屈んだ背中を太陽がじりじりと焼き、照り返しで顔がほてる。


条間の草取りは「中耕除草機」で終わっているので、株間の草取りは手でやるしかない。
株の周りにはサトイモ科やヒエ科、浮き草など様々な草が生えている。


一番草は手で掻きとって、そのまま泥の中へ埋め込んでいく。
素手の作業は指先や爪を傷めるので、雁爪という道具を使っていたが今は見かけなくなった。
午前中4時間の作業で、ようやく半分ほど終わったが、腰が固まり腿の筋肉が張って踏ん張りが利かない。
足が泥に取られて尻餅をついたところで、今日の草取りを終えることにした。
一番草が終わると二番草取りが待っているが、陽射しはますます強くなり、稲も成長してギザギザの葉が肌や目を刺す。
一番草をしっかり押さえ込めば、二番、三番草取りは楽になると言われているので、あと数日が頑張りどころだ。

梅雨明けを思わせるような夕陽が、野山を茜色に染めて沈んでいった。

明日も草取り日和になりそうだ。

 

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夜の来訪者

2012年06月28日 | セカンドルーム

 

玄関の網戸に色々な虫が飛んでくるようになり、今朝はカブトムシの幼虫を見つけた。
網戸にしがみつく力強さや姿かたちは成虫を思わせるが、まだ孵化したばかりの幼さが残っている。


蛾も玄関灯に誘われて、いろいろな種類が網戸や柱に止まっている。
擬態の名人の蛾は、木の幹や古い柱になりきって敵の目から逃れている。


若葉色の蛾も少しずつ羽の色を濃くしていくようだ。


枯れ枝の切れ端そっくりの蛾もいて、これでは天敵も見つけるのが難しいだろう。
飛んでくる虫を狙って、蜘蛛の巣もあちこちに張り巡らされている。
擬態上手も蜘蛛には敵わないようで、網に掛かった残骸がいっぱい付いている。


今朝はスズメバチも羽音を立てながら、ホバーリングで辺りを偵察していた。
小指の第2関節ほどもある女王蜂で、獲物を探すのではなく巣作りの場所を物色していたようだ。
出来ることなら家の外に作ってもらいたいが、蜂に思いが通じることはない。
カブトムシやクワガタムシの成虫が玄関にやって来ると、山里は初夏から夏へと移っていく。

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野山の恵み

2012年06月27日 | セカンドルーム

 

裏山の草がかなり伸びてきた。
熊笹やすすき、蕗、ゼンマイ、ワラビなどが入り乱れて茂り、まともに歩けない。


ユキの体も隠れる状態なので、動物が潜んでいてもわからない。


草に隠れて見えなかった笹ゆりが、あちこちで蕾を付けていた。


ピンクや白など大小さまざまな蕾は、間もなく開花するだろう。


蕾をつけていない笹ゆりは、名前の通り茎や葉が笹とそっくりなので、間違えて度々刈り取ってしまった。
年に一度しか咲かない花のために、下草刈りは咲き終わってからすることにした。

マタタビの葉が、お白いを塗ったように変化していた。
花が咲き実が付く頃に葉が白化するのは、受粉昆虫を呼ぶためと言われている。


マタタビの実は猫の好物として有名だが、焼酎に漬けたり生薬としても利用される。

木苺もオレンジ色に熟して、ちょうど食べごろになっていた。


栽培種と違って実が小さく甘味もやや薄いが、つまむとぽろっと落ちるぐらいに完熟した実は、野趣溢れてとても美味しい。


山椒の実もちょうど取り頃の粒になっていた。


飛騨山椒は、昼夜の温度差が大きい高冷地で育ち、香りが高いことで人気がある。
今年も裏山は、自然の恵みでいっぱいだ。

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野良仕事と消費増税国会審議

2012年06月26日 | セカンドルーム

 

午前5時ごろの田んぼは、太陽が東南の山に遮られているが、6時を回ると燦々と初夏の日差しが降り注ぐ。
平地に比べて日照時間が短く水も冷たいが、けな気に育つ姿を見ていると勇気付けられる。

飛騨地方は朝から青空が広がり、日差しが気持ち良い。
涼しいうちに野菜の朝取りをした。


1日に食べられる分だけを取るようにしているが、一人で食べる量はしれている。
毎年、育ちすぎの野菜を食べるはめになるが、ほんとうはお尻に花がらを付けた若いエンドウやキュウリが美味しい。


梅雨の貴重な晴れ間を利用して湿った布団を干し、ユキの小屋の屋根を外して風を入れ、ベッドも干してやった。


畑と水路の脇、のり面の草刈りを始めたが、11時を過ぎるとジリジリと太陽が照りつけ、むせるような草いきれで早くも顎が上がってしまった。


昼寝をして午後の仕事に取り掛かろうとしたら、にわか雨が降り始めたので、草刈りは先送りにして部屋でテレビを見ることにした。
ちょうど社会保障と税の一体化法案が、衆議院で可決さるところであった。
増税を否定するつもりはないが、なりふり構わず野党と組み、やるべきことをしないで国民にだけ負担を押し付ける姿勢は納得できない。
野田総理が夕方の記者会見で、「自らの身を切る一体改革は必要であるが、それを決めてからの増税では間に合わない」とか「決めるときに決める、先送りはしない」と大見得を切っていたが、虚しさだけが聞こえてきた。
57名の造反者を率いる小沢氏も記者会見で、「消費増税だけが先行することは許せない行為だ」と静かに語る姿に凄味と説得力を感じた。
どちらが頼りになるか分からないが、明日の天気に一喜一憂していたほうが気分が落ち着く。

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今日の飛騨は爽やかな初夏の陽気

2012年06月25日 | セカンドルーム

 

名古屋で用事を済ませて、とんぼ返りで高山へ戻ってきた。
7時に家を出た時は小雨が降っていたが、飛騨地方は青空も顔を見せて初夏らしい日和だ。
満水に張っておいた田の水は無くなり一部干割れも入っていたが、田面は乾いていなかったし茎数も増えていた。
少し強めの間断灌漑の状態で、稲の生育には影響は無いが、水を好まない草が生え始めている。


田んぼの中を横切る動物の足跡がくっきり残っていたのは、偶蹄目の特徴からカモシカだろう。
去年も水を落としているときに入られたが、カモシカは水を張った田を嫌うのかもしれない。

稲も水を欲しがっているようなので、たっぷりと入れてやった。

畑の作物も順調に育っていて、絹さやとスナックエンドウがいっぱい生っている。

のり面の山ウドが大木?に成長して、枝葉を四方に伸ばして作物の一部を覆い、刈ったばかりなのに雑草もずいぶん伸びてきた。

 


山すその桑の実は白っぽかったが、ピンクや濃い紫色に変わっていた。
紫色に熟すと食べごろで、ほんのりとした甘味が口中に広がる。
田畑や野山の植物は、気温の上昇と適度な雨で、緑が濃くなり目に見えて成長していく。
明日から田んぼの株間の草取りと、畑の草刈りが待っている。

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蒸し暑い名古屋

2012年06月24日 | セカンドルーム


名古屋は梅雨の中休みで蒸し暑く、栄まで歩いただけで汗が吹き出す。
昨日は昼と夜に会合があり、それぞれ気のおけない仲間と食事と歓談を楽しんできた。
元気な人もそうでない人も、他愛のない話でひと時を過ごせるのは同窓のよしみだ。
通りかかった堀川の遊歩道では納屋橋マーケットが開催中で、露店が並びパフォーマンスなどが行われ賑わいを見せていた。
川は汚れてドブ特有の腐臭が漂い、ごみやペットボトルが川面を流れて、せっかくのイベントも艶消しだ。
石を敷いた遊歩道も汚れ、護岸の石積みも汚水で黒く染まっている。
堀川に清流と賑わいを取り戻そうと、いろいろな団体が取り組んでいるが、成果はいまだに見えてこない。


先日通ったせせらぎ街道の清流は、森を映し川面を通り過ぎる緑の風が爽やかで心地よかった。
ここでユキ(柴犬)ともども一息入れるが、人が汚さない自然の川は、身も心も癒してくれる。

近くのラベンダー畑も咲き初め、風に乗って香気が漂ってきた。


アロマテラピーで人気の高いラベンダーは、心のバランスを整え、ストレス解消の効果があるとか。
マイナスイオンを全身に浴び、ラベンダーの香りを胸いっぱいに吸った効果を、蒸し暑い名古屋で試している。

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飛騨の山里に「引き売り」がやって来た

2012年06月23日 | セカンドルーム

 

先日、食品や日用雑貨、衣料品、惣菜などを積んだ軽トラ移動販売車が回ってきた。
高山市のスーパー「モリー」が、日常の買い物が困難な山間地の高齢者らを支援しようと、県と連携して始めたサービスである。
その他高齢者向け宅配弁当や買い物代行、安否確認のサービスもあると、親切そうなおばさんがチラシを配布して説明してくれた。

 18日付岐阜新聞より


この集落には毎週水曜日に来るとのことで、難民救済の大きな力になりそうだ。
かつて飛騨の山里へは、リヤカーや大八車に魚や肉、日用品などを積んだ「引き売り」が訪れて重宝したという。
スーパーの進出や冷凍食品の普及などで、その姿は村々から消えていった。
引き売り消滅の引き金となったスーパーが、形を変えて過疎の山村を回る光景を想像した人はいただろうか。
今後、巡回ルートや採算などを見ながら最適な運営法を探し、来年度以降も継続できるか検討していくとのことだ。
買い物をする、外食をする、通院をするなど、何気ない日常の有り難さを山里ではひと際強く感じる。

 

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今日の野良仕事

2012年06月22日 | セカンドルーム

 

昨日の夕方から降り出した雨は、夜になって本降りになり、激しい雨音で目が覚めた。


朝には雨も止んで、あたりは深い霧に閉ざされていたが、日が高くなると青空が戻り、初夏らしい日和となった。


昨夜はかなりの雨量であったが、谷川はいくらか濁っている程度で、水量もそれほど多くない。
田んぼも谷水が流れ込むこともなく、異常はなかった。
週末に名古屋で予定があるので、朝から畑の手入れをした。

 


ジャガイモの花がほぼ咲き揃ったので、摘花をした。
これをしないと花に養分が行って、実が太らないといわれている。

飛騨特産の「すくなカボチャ」の蔓も四方へ勢いよく伸び始めたので、親ツルを伸ばしたい方向へ誘引し、余分なツルは摘除した。

 


キュウリも下部の側枝と雌花を取り除いて、主枝が真っ直ぐになるように誘引した。


スイカやウリは日照が少なく伸び悩んでいるので、もうしばらくはこのままで大丈夫だ。

田んぼを見回っていたら、水面にたくさんの白い根が浮いていた。
昨日の草取りでかき取った雑草の根だと思うが、稲の根もかなり混じっているようだ。
徒長した根を切ると、新しい丈夫な根が出て稲が良く育つといわれている。
せっかく出た根を切り、咲いた花を摘み、伸びた枝を切るのは忍びないが、放置しておくと収拾が取れなくなり良い実も生らない。
手塩にかけて育てていても、最後の決め手はお天道様のご機嫌しだいだ。

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中耕除草機を使って田んぼの草取り

2012年06月21日 | セカンドルーム

  午後7時12分撮影

昨日は見事な夕焼けで日が暮れたが、今朝は雲が厚く天気は下り坂だ。

 午前5時7分撮影


天気予報では午後から雨と伝えていたので、田んぼの草取りを7時から始めた。


それほど目立たなかった雑草が密生して、稲を追い越しそうな勢いで伸びている。


例年通り近所の人から「中耕除草機」を借りて作業を始めた。


2連の鉄の爪が付いた除草機を、押したり引いたりしながら条間を進んでいくと、雑草を根こそぎ引き抜いて泥の中に埋め込んでしまう。


中耕とは根際の表土を耕転し、酸素を送るとともに有毒ガスを放出して根の発育を促進する作業である。
中耕と除草を同時にやる優れものの道具も、除草剤の出現でこの辺りで使われることは無くなった。
今日は気温も低めの曇天で、力仕事をするには良い日和であったが、泥に足を取られながら慣れない除草機を扱うのはかなりの重労働であった。


予定通り12時に除草作業は終了し、田んぼも見違えるようにきれいになった。
条間は除草機を使えるが、株間は手作業になるので、鉄の爪の変わりに人の爪が出番となる。
株の周りの草を掻きとって、泥の中へ捻じ込んでいく方法が仕事も早く草も肥料になると教わった。
これ以上腰を屈める元気も無いので、後日に回して今日の作業を終えた。
谷水で泥を浴びた顔を洗い、冷たい水で体を拭いて、やっと人心地ついた。


泥に足を取られるので、長靴でなく靴下を履いてやっていたら、踵とつま先が破れていた。
腰を使って動かせと教わったが、足を踏ん張って手の力で押したり引いたりした結果だろうか。
いつも余分な力を使うので、今日も半日仕事で息が上がってしまった。。

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舞茸の原木栽培

2012年06月20日 | セカンドルーム

 

昨日の台風は、飛騨をかすめて去っていった。
幸い雨や風による被害は無く、田畑も無事であった。


ジャガイモ畑の一部が雨に打たれて倒伏していたが、これは土寄せが甘かったせいだ。
台風一過の晴天とはいかず、雲の多い蒸し暑い一日だった。


近所の人から頂いた舞茸のホダ木の本伏せをした。
栗の木の下で、半日陰になる山の斜面を掘り起こし、隙間無くホダ木を並べて山土で埋めていく。


4センチほど土を掛け、雨で覆土が流れないように藁を被せて養生する。
来年の秋から本格的に発生するが、菌が十分に回っていれば今秋に出ることもある。


去年もホダ木を頂き伏せておいたところ、1キロほどの大きな舞茸が1個取れた。
去年と今年の分からも発生すれば、秋には10キロほどの収穫が出来そうだ。
舞茸のホダ木作りは、手間と技術と設備が要るので今まで試さなかった。
近所で林業を営む人が、趣味でいろいろなキノコを栽培しておられ、今年も植菌済で菌糸が回ったホダ木をプレゼントして貰った。
原木を伐採し玉切りをして、それを熱湯で煮沸消毒した後に3月ごろに植菌する。
温度が18度に保たれた培養庫で、6月ごろまで仮伏せをして菌を増殖させる。


白い菌糸が全体を覆い、一部茶色に変色すればホダ木の完成である。
9割方の仕込が終わっているので、あとは乾燥時に散水をする程度で、秋には舞い上がるほど美味しい舞茸が賞味できる。  キノコ栽培法を教わったり、ホダ木まで頂いてとてもラッキーな一日になった。

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台風4号が接近中

2012年06月19日 | セカンドルーム

 

朝方は曇り空であったが、田んぼの水を見て畑仕事を始めたら雨が降り始めた。
急いでエンドウの収穫をして、家に駆け込んだ。
今の時期は仕事が山ほどあるが、この雨では動きが取れない。
雨具を着て仕事をする人もいるが、それほど急ぐこともないので、外の作業は早々にあきらめた。
仕事モードになっていた矢先に、ぽっかり空いた時間を家の中で埋めるのは難しい。
雨の温泉も気分が乗らないし、町へ出かけて楽しく時間を過ごす術も無い。


こんな日は、ひねもすうたた寝が出来るユキがうらやましい。

夕方の台風情報は、紀伊半島に上陸して東海地方へ向かうと伝えていた。
雨は断続的に降り続いているが、風はまったく吹いていない。(午後6時)
東海地方へ接近するのは今夜とのことなので、風雨の備えだけは済ませておいた。

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蛙とヤマカガシの攻防

2012年06月18日 | セカンドルーム

 

今朝7時に名古屋を出て10時に高山の家に着いた。
台風接近中で田畑や家の回りの備えをするため、ドッグランのある長良川SAで休憩しただけで高山へ直行した。
留守にしていた田畑や家も異常は無く、まずは一安心した。

 


たった数日でエンドウのつるは伸び、実もたわわに生っていた。


ジャガイモの葉も大きく茂り、薄紫の花をいっぱい付けていた。


キュウリも指くらいの実を付けていたので、間もなく収穫が出来そうだ。


田んぼの稲も元気に育ち、株も一回り大きくなり、鮮やかな緑色に変わっていた。
稲の成長とともに、水生植物もびっくりするほど生えている。
ぼつぼつ「中耕除草機」の出番が近づいてきた。

畦の脇ではヤマカガシが蛙を狙って待ち伏せをしていた。
しばらく様子を見ていたら、産卵中のペアに襲い掛かり、体の大きいメスは難を免れたが、オスは後ろ足を咥えられてしまった。
青大将は頭から飲み込むので逃がすことは無いが、ヤマカガシは足から襲うのでよく失敗する。
今回も暴れる蛙の力が勝ったのか、足音に気が付いて吐き出したのかは分からないが、数分後に蛙は逃げ去った。
ごく自然の捕食行為であるが、傍らで見ていると残酷で気味が悪い。
都会から山里へスイッチを切り替えるシーンとしては、ちょっと刺激が強すぎた。

蛙とヤマカガシの攻防

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高齢者運転講習の通知が届いた

2012年06月17日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は薄日の漏れる夏日で、じめじめとして蒸し暑かった。
一頃は孫と一緒に飛び回っていたユキ(柴犬)も、最近はおとなしく座って眺めていることが多い。
ユキは12才で人間でいえば70才を越し、飼い主同様に疲れを知らない子供達に圧倒されている。

話は変わるが、高齢者運転講習の通知が届いた。
免許証更新期間が満了する日に70才以上を対象に行われる講習で、加齢に伴って運転に及ぼす可能性があることを理解し、今後の運転に役立てるためと記されている。
75才になると、認知機能を確認する検査もある。 いずれも諸外国では例を見ない制度と言われているが、過保護の日本より交通事故は少ないようだ。
趣旨に反論はしないが、免許更新時の講習と同じで、大した内容でない話を聞かされ、読みもしない交通安全協会のテキスト配布でお茶を濁すような中身でなく、5.800円の手数料に見合う講習を期待したい。
講習会場は各地の自動車教習所になっているが、入所者減少にあえぐ学校にとっては思わぬ収入で一息付けることだろう。
免許更新や講習制度に関わる手数料百数十億円が交通安全協会に入ると言われ、うち人件費が80パーセント以上で、残りが交通安全の啓蒙費に使われている。
高齢者講習も数十億円の収入が見込まれ、しがない年金生活者の金が警察OBの天下り先へ流れるようでは、身を入れて講習を聞く気になれない。

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梅雨時の上高地

2012年06月16日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は朝から雨が降り続き、梅雨時らしい一日となった。
6月の上高地で、好天に恵まれるのは極めて稀であるが、昨日は運良く絶好のハイキング日和となった。
名古屋を出て、東海北陸道を北上するバスの窓からは、山々が厚い雲に覆われ、辺りは薄暗くて、いつ雨が降り出してもおかしくない天候であった。
高山と松本の天気予報は、曇り後雨となっていたが、上高地のピンポイント予報は午後3時まで晴れ間があると出ていたが、その期待は薄いと誰もが感じていた。
山の天気は不安定で予想が難しいが、最近はエベレスト山頂の予報を精度高く提供する気象情報会社もあり、登頂成功の陰の力になっているとのことだ。
予め日程が組まれたツアーでは、その日の天気は運を天に任せるか、日ごろの行いを良くするしかない。
そんなリスクを避けるため、あえて6月の上高地に入山する人は少ないので、運良く好天に恵まれれば、静かで楽しい散策ができる。
釜トンネルを抜けると、左の車窓に思いもよらぬ焼岳が飛び込んできて歓声が上がった。

程なく前方には、残雪の穂高連峰が薄日を浴びて聳えていた。


大正池で下車し、池越しの焼岳や穂高の眺望を楽しみ、田代池への林間コースをたどった。

田代湿原へ差し掛かっても、穂高は雲に隠れることもなく岳沢や吊り尾根が鮮明に見えた。

霞沢岳や六百山の伏流水を集めた田代池の水は、昔と変わらず澄んでいるが、年々浅くなり狭くなっていくように感じる。
やがて湿原に変わっていくことだろう。


池を後に穂高橋を渡り、梓川の右岸に出て河童橋へと向かった。


途中でウエストン碑に立ち寄り、ホテルやレストランが立ち並ぶ河童橋に到着した。
シーズン中は込み合う人で歩き難く、写真撮影もゆっくり出来ないが、心行くまで景色を楽しむことが出来た。


帰りの出発点となるバスターミナルも、空きスペースが多く誘導する人も見かけなかった。
梅雨の晴れ間を狙うのは難しいが、運がよければ人気スポットを静かな雰囲気で楽しむことが出来る。

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