名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

犬の巣作り

2007年05月31日 | セカンドルーム
犬小屋の中に防寒用のダンボールハウスを入れてあったが、必要がなくなったので外へ出しておいた。
本宅をきれいに掃除をしてやったけど、もっぱらダンボールに入っている。
古座布団を食い千切り、満遍なく床に敷き詰めているので、きれいになった小屋より居心地がいいのかも知れない。

野生動物や鳥はうまく自分の巣を作っているけど、犬猫では見たことが無い。
綿を千切って遊んでいるのかと思っていたけど、飼い犬も材料を与えてやれば巣作りをするのだろうか。
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テーブルの板

2007年05月30日 | セカンドルーム
テーブル用の栓の一枚板を仕入れてきた。
飛騨は木材や家具の産地なので、それに関連する業者は数多くある。
家具材も針葉樹から広葉樹まで、外材を含めて好みの材を容易に探すことが出来る。
製作する家具のデザインやサイズが決まり、手元に在庫が無いときは製材所や材木商を回って手ごろな板を仕入れてくる。

反りや割れ、しみ等を見極めながら選んでいるけど、むくの一枚板は乾燥のため長期保管しているので表面に埃が付着し、変色しているので鉋をかけるまで良し悪しが分からない。
熟達の目利きは、丸太を見ただけで板にした状態が分かるし、板の表面を見ただけで中の状態まで分かる。
そのレベルに至ってないので、業者との信頼関係で好みと予算を云って選んでもらった方が確実なようだ。
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最上流の稲田

2007年05月29日 | セカンドルーム
集落を流れる大八賀川は乗鞍山塊を源に、宮川、神通川を経て日本海に注いでいる。
小さな河岸段丘に家が寄り添うように建ち、上流に向かって田畑が点在している。
今は写真の稲田が最上流に位置しているが、私が来た頃は4kmほど上流まで田畑があった。
過疎化と高齢化に加えて、動物の被害も甚大で人家から遠い田畑が次々と放棄されていった。
残された農家は孤軍奮闘で水路や作業道の管理、害獣対策に翻弄されながら、わずかばかりの先祖の遺産を守っている。

米価の低落や国の保護政策の廃止もこたえたが、動物被害も深刻だ。
秋には、田の周囲に柵を作り、爆竹、携帯ラジオ、焚き火などで防戦しているが、一瞬の隙をついて襲ってくる。
半年間の苦労が一晩で消えてしまう猪の被害は、米作りの意欲を大きく損なっている。
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山上の稲田

2007年05月28日 | セカンドルーム
集落で一番高所にある田んぼは、白山や乗鞍岳が望め、周囲は緑の山に囲まれ、小鳥のさえずりと蛙の泣き声以外は聞こえない静かなところにある。
今日のように爽やかな日は、ぼんやりと山を眺めているだけで身も心も癒される。
この田んぼの上にも3枚ほどの稲田があったが、跡を継ぐ人が居なくなって廃田になってしまった。
何代も前から山頂を削って開墾し、遠い沢から谷を渡って水を引き管理してきた田も、効率が悪いので少しずつ見捨てられていく。

のどかな山里の田園風景だけど、これを維持管理するには平地の数倍の労力を要するし、その生産性も決してよくない。
先祖が苦労して稲作に取り組んできた姿を知っている人たちで、辛くも支えられているが、次の世代ではほとんどの田が山間地から消えていくかも知れない。
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花壇作り

2007年05月27日 | セカンドルーム
今日は空き家になった家の脇にある畑を利用して、班の花壇を作る作業に参加してきた。
それぞれスコップやツルハシ、ダンプからユンボ、トラクターなどを持ち寄って作業に取り掛かった。
土木工事に慣れた人ばかりなので、石積みや土砂の運搬などは手際がいい。
側壁はコンクリートブロック、正面は自然石で組み小型ダンプ4杯分の土を入れて完成した。
再来週は花の苗を植える予定になっている。

この集落は5つの班で編成されていて、班単位で行事や作業、催事などが運営されている。
過疎で高齢者の多い集落の共同作業は、一人でも欠けると進まないので、家の予定を変えてでも参加している。
住民同士がお互いに支えあう暮らしを、窮屈だと思う人は少ないようだ。
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黄砂

2007年05月26日 | セカンドルーム
黄砂のため、雲は無いのに太陽の光が一日中鈍く、いつも見える山がまったく見えなかった。
中国大陸からはるばるやって来る厄介者は、地球全体の気候や生活に悪い影響を及ぼしているようだ。
先日登った乗鞍岳の除雪した断面には、幾重もの茶色の層が出来ていた。
西から飛んでくる黄砂のかなりの部分は、北アルプスの高い山々が遮るので信州側はいくらか少ないらしい。

空気の澄んだ飛騨の日没は、いつも西の空を鮮やかに染める。
今日は黄砂に映った光輪が、鈍く光り不気味だった。
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雨降り

2007年05月25日 | セカンドルーム
早朝から激しい雨が降り続いた。
地表の温度が下がり、雲が低く垂れ込めて森や畑を隠していく。
冷たくて重い空気が盆地を覆うので、こんな日は初夏でも肌寒く暖房がほしくなる。

放してある犬は、いつものように遊びに出かけることも無く、ひたすら小屋の中でじっとしている。
雨降りは、活動的な犬まで無気力にしてしまうようだ。

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山藤の花

2007年05月24日 | セカンドルーム
山藤の花が咲き始めた。
淡い紫色の花は、ほのかな甘い香りを漂わせている。
山藤は庭園の藤棚に咲いている房ほど長くないけど、大木に絡みながら天空高く咲く様は、可憐な花に似合わずたくましい。
「飾るには短き房の・・・」と詠んだ人は、きっと山藤を見たのだろう。

山仕事をする人たちは、藤がほかの木に巻きついて枯らしてしまうので、見つけると切り取ってしまう。
藤は手入れをしない、荒れた山にしか咲かない。
飛騨でも藤の花が目立つ森が増えてきた。
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乗鞍岳

2007年05月23日 | セカンドルーム
乗鞍岳に登ってきた。
家から25キロほど走った所にある、朴の木平駐車場から畳平へ行きのバスが出ている。
シーズンには賑わう畳平周辺の遊歩道や池、お花畑も今は全て深い雪の下で眠っている。
今日は快晴に恵まれ、観光バスの人たちは周囲の景観に歓声を上げてUターンして行く。

乗鞍には23の峰があるといわれているが、魔王岳、富士見岳、摩利支天岳、朝日岳、、蚕玉岳、剣が峰(3.026m)のピークを登ってきた。
まだ雪が深く急傾斜のトラバ-スが何ヶ所もあったが、12本爪のアイゼンが確実に雪面を刻んでくれた。
始発バスでのぼり、最終バスで下山し、久々の雪山を一日フルに楽しんだ。

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植林

2007年05月22日 | セカンドルーム
冬の間に伐採された現場に、ヒノキの植林がしてあった。
下草を刈り、1本1本丁寧に植える作業は全て手仕事で根気の要る作業である。
これから数十年をかけて間伐や枝打ち、下草刈りなど手入れをしながら、何代か先の人たちがその成果を得る。
林業も少し明るい兆しが見えてきたようだけど、気の遠くなるような時間の経過の中で、地味で危険と背中合わせの林業をやろうとする人は少ない。

苗木が大きく育つ頃の地球は、日本は、人の暮らしはどうなっていることだろう。
そんな思いをはせながら、人の近付けない山中で今日も山仕事が続けられている。
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出迎え

2007年05月21日 | セカンドルーム
晴れ渡った名古屋を朝に出て、飛騨に入っても爽やかな快晴が続いていた。
雪をまとった穂高連峰や乗鞍岳が青空にくっきりと浮かび、近くの山も新緑が一段と鮮やかになり、一回り大きくなったように見える。
狭い車内で窮屈な思いをしていた犬を連れて、近くを散歩していたら、カモシカも崖から姿を見せて出迎えてくれた。
いつも飛騨の自然は、暖かく帰りを待っていてくれる。

犬は野生の動物に出会うと、姿勢を低くしてファイティングポーズを取るけど、カモシカに身構えることはあまり無い。
カモシカのフレンドリーな姿に緊張が解けるようだ。

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名古屋納屋橋

2007年05月20日 | セカンドルーム
今日の名古屋は五月晴れで、飛騨の空のように澄み切った青空が広がっていた。
納屋橋の袂からはゴンドラや屋形船が運航され、見ていても涼しげだった。
堀川の浄化運動が官民あげて続けられ、多少改善されたようだけど、近づけばいまだに悪臭が漂い水は汚濁している。 
名古屋の都心を流れる唯一の川が、清流を取り戻せるのはいつの日になるのだろうか。

今日は納屋橋際のレストランで、高校のクラス会があった。
卒業以来はじめて会う人たちも、この界隈の風景もすっかり変わっていた。
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坂本峠

2007年05月19日 | セカンドルーム
高山は四方を山に囲まれているので、どこへ行くのにも険しい峠を越えなければならなかった。
今は道路が整備され、トンネルや高速道路を利用して、楽に目的地へ行くことが出来る。
名古屋方面へは、東海北陸自動車道が高山西インターまで延長されたし、国道41号線も空いていて走りやすい。
今日も名古屋へは急ぐことも無かったので、せせらぎ街道の坂本峠を越えて郡上八幡経由でのんびり走った。

飛騨と奥美濃を結ぶ坂本峠の下をトンネルが通っているので、旧道の峠越えをする車に出会うことはほとんどない。
今は新緑が頭上を覆い、緑のトンネルの下をゆっくりと走れば、鹿や猿にも会えるし、道の駅で買うより新鮮な山菜も採ることが出来る。
多少曲がりくねって時間はかかるけど、道も人生も裏街道が面白い。
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隣家の犬

2007年05月18日 | セカンドルーム
隣家に飼われているダックスフンド風の「リリー」は、人懐っこい犬で近づくと仰向けに寝て腹を撫でろとせがんでくる。
いつも短い足で田畑を見回っていて、お腹は泥だらけなのでちょっと躊躇する。
うちのユキ(柴犬)とは、仲は余りよくないけど、けんかをするほど険悪ではない。
隣家とは500mほど離れているけど、時々訪ねて行ったり来たりしている。
一緒に遊ぶことはあまり無いようで、機嫌が悪いときはお互いに吠えて追い返している。
今日はリリーの縄張りであることを自覚しているので、、苗代の周りをおとなしくついて歩いていた。

こんな姿を見るのは珍しい。
飼い主のおばあさんがいたので、お互いに安心していたのかも知れない。
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家庭菜園

2007年05月17日 | セカンドルーム
夏野菜を作る畑の準備が出来た。
畑を耕し堆肥を入れ畝を作ったので、後はいつでも苗を植え種を蒔くことが出来るようになた。
とうもろこし、枝豆、いんげん、きゅうり、かぼちゃなどはポットで育苗中なのでそれを移植する。
なす、トマト、スイカなどは種から育てるのが難しいので、苗を農協から購入して定植する。
高冷地なので5月中旬までは晩霜の心配があるし、11月には初霜が降りるので露地栽培は半年間しか出来ない。

畑を始めた頃は雑木やススキが茂り、根を掘り起こしたり石を取り除くのに苦労したけど、今は黒々としたやわらかい土の畑になった。
野菜作りは土作りが基本と云われるので、毎年堆肥を入れ、小石を取り除いてきた効果がようやく出始めてきた。
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