名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

高地トレーニング?

2010年07月31日 | セカンドルーム

 

先日、サイクルコンピューターのテストを兼ねて、自転車で美女高原を往復して来た。
途中のトラブルで、予定していたコースの完走が出来なかったので、今日は再度挑戦しようと、今朝7時に家を出た。

美女高原までは、前回と同じ「飛騨農園街道」を走り、「カクレハ高原」から広域基幹林道「青屋・駄吉線」経由で、高山スキー場に出て、午後2時に家に着いた。
全長50キロ強のコースは、平坦な道が無く、常にアップダウンの連続でかなりきつかった。
標高は600~1.400m位の高地で、斜度が10%を越すところもあり、息が上がって自転車を押すことも度々あった。
最初の小休止を美女が池で取り、カクレハ高原へ向かった。
ここもだらだら坂と心臓破りの組み合わせで、喘ぎながら漕ぎまくった。


カクレハ高原キャンプ場は、夏休み中の週末にもかかわらず、ずいぶん静かだった。


ここから少し足を伸ばして、猪滝と三つ滝を見物し、手製のおにぎりで腹ごしらえをして、次の目的地の高山スキー場に向かった。
広域林道は先日の雨で、一般車の通行は禁止になっていたが、自転車は通り抜けることが出来た。

軽トラックほどの落石が道を塞ぎ、崖の上にも浮き上がった状態の岩が幾つもあった。


冷や汗をかきながらも無事に通過して、岩井町のゲートに着いた。
ここから家までは、県道を一挙に駆け下りる楽ちんコースである。


温度計は22℃を指していて、瞬く間に汗も引き、無事家にゴールした。
高曇りで景色はいま一だったが、炎熱地獄に苦しめられることも無く、高地トレーニングとツーリングを堪能出来た。
一両日中に、ホームページで詳細を紹介します。

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ミヤマカラスアゲハの吸水

2010年07月30日 | セカンドルーム

 

雨上がりの今朝は、僅かに日がさしたが、すぐに厚い雲に隠れてしまった。
湿度が高くて蒸し暑かったが、陽射しが無い分しのぎ易かった。
涼しさも今日までのようで、明日からはまた暑くなるようだ。

夕方になって、ようやく青空が戻り、林道の木漏れ日が爽やかだった。


渓谷沿いの林道で、ミヤマカラスアゲハが集団で吸水をしていた。
今頃の時期は、湿地や水溜りでよく見かけるが、少々近づいても逃げることは無い。
地中の水分と一緒に、ミネラルや塩分を補給しているとのことだ。
行動が敏捷な蝶々としてはおっとりしているので、昆虫少年に見つかれば簡単に捕まるだろう。
花の蜜を吸うときは単独行動で、水場だけ群がって来るのは不思議だ。

日中は涼しかったが、太陽が西に傾く頃になって気温が上がり、明日の暑さを予告しているようだった。

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飛騨は久しぶりの雨

2010年07月29日 | セカンドルーム

 

今日は朝から雨降りで、近くの山も雲に隠れて久しぶりに涼しい一日となった。
夕立は度々あったが、本格的な雨は久しぶりで、畑の作物も生き返るだろう。

今はネムの花が盛りで、山すそのあちこちで咲いている。
花の先端が赤く元が白いので、遠くから見ると淡いピンクに見える。
荒地に最初に生える木といわれ、休耕田や草刈場、伐採地などでよく見かける。


今日は自転車で遠出をする予定だったが、あいにくの天気になってしまったので、作業場で仕事をすることにした。

昨日仮組みした椅子をばらして、各部材をルーターテーブルで面取りをし、表面を研磨して部材の加工は終わった。
仕上がった部材を組み立てれば、椅子のフレームは完成する。
午後は、雨音を聞きながら本を読んでいるうちに、うたた寝をしてしまった。


目が覚めても雨足は激しく、ユキも手持ち無沙汰で散歩を待っている様子だが、今日は見送ることにした。
久しぶりの雨は、涼しさと休養を与えてくれた。

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「ひざ腰元気教室」に参加して

2010年07月28日 | セカンドルーム

 

ヒキガエルの毒で苦しんだユキ(柴犬)も元気を取り戻し、どこへでもお供が出来るようになった。 動くものへ素早く反応する勇気は頼もしいが、無鉄砲さが禍となるので気をつけねばならない。 今日は町へ引っ越していったお友達と、久しぶりに再会し、お互いに距離を置いて挨拶していた。

午前中はいつものように、野良仕事と作業場で木工の仕事を、交互にやっている。
どちらを先にやるかが悩ましいところで、力仕事で大汗をかいた後に、木工に集中するのが難しいし、日が高くなってから外の仕事も辛い。


今日はいくらか涼しかったので、先に作業場で椅子の部材の調整と仮組みをした。
部材で緩い部分は無かったので、接合部分の固い箇所を少し削り、ホゾの面取りとホゾ穴のバリを取り除いた。
金具や釘などを使わないので、部材の凹凸のハメ合いが甘いと強度に影響する。
三分の一ほどが手で押し込んで入り、げんのうで打ち込んでおさまるのが良いとされている。


何とか満足できる状態で組み上がったので、もう一度ばらして面取りや表面を研磨して、次の工程に入る。


いったん木工はここで終えて、田んぼの草刈と、イノシシ柵の作り直しをした。
田ののり面の下部に設置した部分は、侵入され易いとのことで上部の畦まで移設して、さらに隣の田まで延長した。
やはりお昼近くになると、気温は上がり蒸し暑くなった。

 
午後は、集落の公民館で行われた「ひざ腰元気教室」に参加してきた。
65歳以上を対象に、市が行う社会福祉事業の一環で、身近なところで健康作りを実践する教室である。
男性の健康運動指導士と、女性の保健士、看護士の指導で週1回、12月までのシリーズで、体調チェック、ストレッチ、筋力アップ体操、健康学習などの内容で開かれる。
今日はオリエンテーションと体調チェック・問診が行われ、来週から本格的にスタートする。
体調チェックの結果、血圧は120~70、脈拍60で体操をしても支障は無いと、かわいい看護士さんに太鼓判を押してもらった。
脈拍が低めだが、スポーツをしている人はこれくらいとのことで、「田んぼジム」の成果が出たのかとにんまり。
使い古した膝が元気になるよう、来週から頑張ろう。

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ユキ(柴犬)の災難

2010年07月27日 | セカンドルーム

 ちょっとやつれ気味

昨日の夕方散歩していたら、ユキが突然前足をかがめ、ファイティングポーズを取ったた瞬間、何かに飛びついた。
こういう行動は度々するので、蛇でも見つけたのかと思ってリードを引っ張ったが、一瞬遅く大きなヒキガエルをくわえた。
すぐに離したが、口の周りを前足で拭ったり、苦しそうに口を開けてあえぎ始めた。
間もなく多量のよだれを垂らし、泡のようなものまで口から出てきた。
しばらく休ませて様子を見ていたら、草を盛んに食べ始めた後に、激しい嘔吐と下痢が始まった。
少し落ち着いてきたので、口の中を洗い流して餌を与えたが、ぐったりと横になったまま見向きもしなかった。
明日獣医に連れて行くことにして、その夜は玄関の中へいれ、様子を見ることにし。
今朝になったら、餌は残らず食べていて、やつれた表情もいくらか消えていた。
朝の餌もいつもの通りに食べたが、昨日の後遺症なのかあまり元気は無い。

朝は日向ぼっこをし、暑くなったら風通しのいい場所へ移動して寝そべっている。
いつもの行動に戻りつつあり、獣医師に診てもらう程のことも無さそうなので、しばらく様子を見ることにした。
ヒキガエルは毒を持っていることは知っていたが、これほどの猛毒は想像できなかった。

雨上がりなどに、玄関や犬小屋の近くに現れ、ユキも前足で突付いたりしていたが、飛びついていきなりガブリは初めてだった。
後で調べてみたら、外敵から身を守るため、耳腺や皮膚の毒腺から強力な毒液を出すと記されていた。 「ガマの油」は、毒をもって制するの伝で、これを利用しているようだ。
小型犬などは、酷い時は死ぬ場合もあり、人にも同じような症状が出る場合もあるので注意したほうがいい。
作業場の前で、青大将がヒキガエルを、平気で飲み込んでいるところを見たことがある。
天敵には効かないで、犬や人を苦しめる毒は、きっと神様が調合を間違えたのだろう。

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涼しい午前中に一仕事

2010年07月26日 | セカンドルーム

今朝も朝霧が立ち込めている間は涼しかったが、日が差し始めるといつもの暑さになった。

日中の暑さを避けるため、仕事は涼しい午前中にしている。
今朝も6時から畑の草取りと、スイカ、ウリ、カボチャ、キュウリの整枝をした。
今の時期は成長が早く、放って置くと蔓が絡んで実の育ちも悪くなるので、何回もやっている。

ナスやキュウリ、トマト、エンドウが収穫のピークを迎え、毎朝食べきれないほど取れる。
一人では食べ切れないので、町の知人に食べてもらうことにした。
野良仕事が終わった後は、作業場で椅子の部材の組み手加工をした。

部材の凸部をホゾ取り機で、4面を必要な寸法に切り取る。

その相手となる部材に角ノミ盤でホゾ穴を掘って、椅子部材の加工は終わった。
後は仮組みをして、次の行程へ進んでいく。

今日の仕事はここで終わり、入院中の近所のおじいさんを見舞うことにした。
おばあさんもちょうど病院へ行こうかと思っていたところで、タイミングよく一緒にいくことが出来た。
先日に比べるとずいぶん表情も明るく、調子も良さそうで、「昼飯を振舞ってやれ」とか、「畑はどうなっている」など、日ごろの二人のやり取りに戻っていた。
この様子なら間もなく退院ができそうだ。
90過ぎの高齢者の入院で大変かと思っていたが、回復の早さにびっくりした。
あまり薬や医師の世話にならなかった人は、点滴も良く効き、病院食も日ごろの食事より体力をつけるのだろうか。

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イノシシ除けの柵作り

2010年07月25日 | セカンドルーム

 

今朝、畑を見回っていたら、ムジナらしき動物に荒らされていた。
トマトの皮を残した食べ方や、青い実には見向きもしない手口は、彼らの仕業に違いない。


トウモロコシやスイカは、まだ熟していないので無事だった。

ウリの熟れ具合を調べたのか、爪痕が残っていた。
山の動物たちは食べ頃を知っていて、その頃になると必ずやって来るので、ぼつぼつ手を打たないと先を越されてしまう。
田んぼの近くには、イノシシの掘った跡があちこちに残っており、既に2度も田に入られている。
下見に来ただけで、大事には至らなかったが、間もなく出穂の時期が来るので、今日は防御柵を作ることにした。


去年と同じで、古トタンを杭で固定して、田を囲む方法である。
見慣れない異物があると警戒して避ける習性があると言われているが、空腹のときは柵を蹴破ったり、飛び越えて進入してくる。
そのため、外側を網で地面を覆ったり、トタンを2段にしたり、爆竹や爆音発生器などを併用して防いでいる人も多い。
それでもイノシシは学習して、人間の知恵をあざ笑うかのように侵入して来る。
出始めた稲の穂は、柔らかくて水分や甘みもあり、イノシシにとっては年に一度のご馳走なので、命を懸けてもやって来る。
脱穀機のように籾を歯でしごき取って行くので、群れで入られたら小さな田は全滅状態になる。
残った稲も踏み倒されたり、糞尿や体臭が残って食べられないという。
山里では、病害虫や天候不順以上に恐れられ、度重なる被害で耕作を止めてしまった家も少なくない。


最近は電気柵が普及して、この集落でも利用する家が増えてきた。
今までのトタンやネットに比べて効果があるようで、電気柵を破って侵入したという話は聞かない。
イノシシが電線を、鼻先で探ったところ、ビリッと来て1m以上も飛び上がって退散したという。
ビリッと来ないトタン柵を狙われたら、暑さを我慢して作った甲斐が無い。

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マムシの出没

2010年07月24日 | セカンドルーム

いつも田んぼに通う農道の脇で、先日大きなマムシを見つけた。
ユキも同時に見つけ一瞬身構えたが、飛び掛る前に草むらへ逃げ込んで事なきを得た。


この小道を使う家は2軒あり、近くで草刈もしているので、さっそく知らせたところ、既に姿を見かけたとのことだった。
今頃の時期はマムシの出没が多く、水辺や草むらに潜んでいて、たまに体を乾かすため道端などに出てくるようだ。
野良仕事をする人たちは、出そうなところに、捕獲用の棒切れや1升壜を置いて備えている。
今日、近所のおばあさんに会ったら、大マムシを仕留めたと、誇らしげに教えてくれた。


川へ捨ててしまったとのことだったので、「もったいない! 食べればいいのに」と云ったら、これ以上気が強くなったら困ると、笑い飛ばしていた。
昔は蒲焼にしたり、天日で干物にして食べていたようだが、今は好んで食べる人はいない。
焼酎に漬けたマムシ酒は、滋養強壮以外に、打撲や傷の湿布薬として効果があると云われている。
腰痛などにも効くといわれ、田植えや稲刈りのときに飲む人はいるようだ。
科学的根拠は無いが、健康食品と同じで信じて飲めば効くのだろう。
鎌で手を怪我したおじいさんが、マムシ酒を塗ったところ、腕全体が腫れあがり、お腹にマムシの鱗のような斑点が浮き上がったという。
マムシの恨みや毒が残っていることは考え難いので、ばい菌が混じっていて体に回ってしまったのだろう。
マムシ酒を2本持っているが、まだ飲んだり塗ったりしたことは無い。
いずれも、畑で見つけたマムシを近所の人に捕って貰い、焼酎に漬け込んだものである。
蛇を見ると、一瞬足がすくむほどの蛇嫌いで、少しは慣れようと部屋に置いてあるが、これも効果が無くいまだに見てはドキッとする。
おばあさんに、まだマムシの相方が残っているし、子供も10匹以上生んでいるので気を付けろと言われた。
逆恨みでもされたらどうしよう。
暑い盛りに、ちょと涼しくなる?話を提供しました。 

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高山の町へ

2010年07月23日 | セカンドルーム


朝の5時頃は霧が立ち込めて、空気が冷んやりとしていた。


日が昇ると、霧は瞬く間に消えて、いつものように気温が上がっていく。
作業場で、昨日の続きの椅子作りを始めたが、何となく体がだるくて乗らないので、高山の町へ買い物に行くことにした。


食事をしたホテルから町を見下ろすと、緑が意外に少なくビルもたくさん建っている。
中心街は、郊外に比べると気温が3~4℃ほど高く、大都会並みのヒートアイランド現象が起こっている。
わが家の近所で、クーラーや扇風機を使う家は無いが、町では必需品となっている。
以前は打ち水や朝顔の日除けで、暑さをしのぎ風情もあったが、今はそんな生易しいことでは済まなくなった。
それが理由とは思えないが、今月号の「広報 たかやま」に、中心市街地の活性化策が掲載されていた。
市街地の人口は10年前に比べて、3.000人、15%も減少している。
人口の減少に伴い、1戸建て空き家が170戸、集合住宅では450戸が空き室になっている。
主な原因は、核家族化など生活様式の多様化で、若い人たちの転出や、急速な高齢化を上げている。
市全体の高齢化率は26%であるのに対し、中心街は35%と高い率である。
その結果、町内会などのコミュニティ活動が難しくなり、高山祭りの維持すら出来なくなる恐れがあると報じている。
一方、商業施設も、空き店舗は最近5年間で100店舗から200店舗に倍増し、従業員数、販売額とも減少傾向にあるという。
多くの観光客の賑わいの影で、まちなかが疲弊し、町並み景観の崩壊や、産業の衰退などが懸念されている。
今後、定住促進の補助や空き家・空き店舗の活用推進、市街地の整備など、施策が進められていく。


市街地のメインストリートは、目障りだった電線が埋設され、歩道も整備されて歩き易くなった。
空間が広がった分、観光客や町の人たちの行き来の少なさが目立つようになった。
山あいの過疎集落だけの問題と思っていたが、中心市街地も深刻な課題を抱えているようだ。

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虫の饗宴と草刈り機の競演

2010年07月22日 | セカンドルーム

  

玄関灯に誘われて、毎晩たくさんの虫が訪ねて来る。
蛍も家の前の田んぼで舞っている。
真夏の饗宴が毎晩繰り広げられて、帰りそびれた虫が、玄関の網戸に居残っている。
今朝はクワガタ虫とカミキリ虫の子供が止まっていた。
堆肥の中にカブト虫の幼虫がたくさんいたので、間もなくやって来るだろう。

田んぼの仕事も一段落し、しばらくは水管理をすればいいので、今朝は久しぶりに作業場で仕事をした。
木工機械の調整や注油などをして、仕掛かり中の椅子の制作に取り掛かった。
板材から必要な寸法に木取りをし、部材の加工をする木作りをして、今日の作業は終わった。
今日も暑かったが、炎天下の野良仕事に比べれば、室内作業はうんと楽だ。
高速で回転する機械の操作は、細心の注意が必要なので、最近は長時間の作業が出来なくなった。
今日も集中力が続く、午前中の4時間ほどで作業は切り上げた。
夕方涼しくなったところで、庭の草刈りをした。

この時間になると、集落のあちこちから、一斉に草刈り機のエンジン音が響いてくる。
ここ数日は暑さが厳しいので、真昼に野良仕事をする人の姿はあまり見かけない。
夕方になると、しばらくは草刈り機のエンジン音の競演が続く。

 


犬が隠れるほどに伸びていた雑草を刈り払い、犬も満足そうな表情をしていた。

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飛騨も真夏以上の暑さ?

2010年07月21日 | セカンドルーム


今朝のテレビで、東海地方は真夏以上の暑さが続くから、熱中症に注意と報じていた。
真夏以上の暑さとは、どんな暑さなのだろうかと不安を感じる。
今朝も猛暑対策をして、昨日の続きの田んぼの草取りをした。
太陽がじりじりと体を焼き、すぐに汗が吹き出してくる。
頻繁にタオルで汗を拭けばいいが、両手は泥だらけで使えないので、額や頭の汗が目に入らないように、菅笠の下にヘッドバンドをつけている。
これでいくらかは防げるが、うつむく度に目に入ることも度々ある。
何とか昨日の残りの草取りも済み、田んぼに水を張って今日の作業は終わった。

炎天下の野良仕事は、水分の補給が欠かせないので、スポーツドリンクをボトルに詰めて持っていく。


市販の粉末を、規定の2~3倍の水に溶かして作っている。
スポーツドリンクは、生理食塩水並みの浸透圧で、水に比べると体内への吸収は良いといわれている。
成分に食塩やブドウ糖が含まれており、たくさん飲むので、規定量では多すぎると思って薄めている。
登山や自転車に乗るときも飲んでいるが、汗を大量にかくときは、暑さ対策に効果があるようだ。
おやつは、畑で取れたトマトやキュウリを湧き水で冷やして、休憩ごとに食べている。


ユキの暑さ対策は、腹ばいになって冷たい水を飲んでいる。
昼食後は1時間ほど昼寝をして、午後の仕事を始めるところだが、ここ数日は、猛暑で気力が萎え、続きをやる元気は無い。
夕方涼しくなった頃に、犬の散歩をかねて田畑を回り、暑い一日が終わった。

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日帰り温泉施設「中崎山荘 奥飛騨の湯」

2010年07月20日 | セカンドルーム

 

今日も朝から太陽がギラギラで、気温がどんどん上昇していく。
飛騨の高地でも真昼の暑さは耐え難く、農作業は朝夕の涼しい間に済ませる人が多い。
いま田んぼは「間断かんがい」をやっていて、田を干している。
先日の大雨で満水となった田も、ここ数日の晴天で水が蒸発し、田も吸い込むので早くも乾いてきた。
8月の上旬の出穂期までは、3~4日おきに水を張ったり落としたりの繰り返しをする。


田に生える雑草も成長が早く、新しい草が目立ってきたので、田が乾いて足場も良いので、草取りをした。
水面に浮いていた水草は、今は地面に根を張っていても、水を入れれば浮き上がれないので、そのまま枯れ死してしまう。


厄介な雑草3兄弟は、左からドジョウサシ、コナギ、タベで、抜き取る以外に方法は無い。
いずれも繁殖力が強くて、取っても取っても次々に出てくるので、当分は根競べが続く。
今日も午前中の3時間で、やっと田の半分の草取りが終わった。
噴き出す汗と、昨日の筋肉痛も出始めたので、早々に引き上げて新穂高温泉に向かった。


日帰り入浴施設「中崎山荘 奥飛騨の湯」が今年オープンしたことは知っていたが、まだ行っていないのでここに決めた。
中崎山荘は、ロープウエイや温泉ホテルなどの観光施設が無い頃、槍・穂高や笠が岳方面へ向かう人たちが利用した宿である。
向かいにあった村営笠山荘(現在閉鎖中)とともに、オールドアルピニストにはなじみの宿で、世話になった登山者は多い。
3年ほど前に、蒲田川の砂防工事のため取り壊され、そのままになっていたが、対岸に日帰り温泉施設として再開された。

砂防工事は完成間近で、跡地も整地され周辺の整備も進んでいた。

中崎山荘は、正面に笠が岳を望み、眼下に岩を洗う激流を眺める好位置に建っていた。


内湯は檜作りの湯船に、少し白濁した温泉が溢れ、一角には85度の飲用泉と氷のように冷たい湧き水が出ている。

川に面した露天風呂は無色透明で、対岸からの視界を遮るため、篠竹の束に温泉が降りかかり湯気の壁を作っている。
アイディアは良いが、露天風呂は開放的な方が好みに合う。
温泉ミスとサウナもあり、檜と硫黄の匂いが入り混じって、身も心も浄化される気分だった。
1時頃に入ったときは誰もいなかったが、出る頃には汗でびっしょりの登山者が次々に入ってきた。
バス停近くの無料温泉施設が取り壊されて、登山者はこちらへ流れてくるので、静かに入浴するなら、下山時間を外した方が良さそうだ。

 
帰りに、ロープウエイしらかば平駅で開催中の「ロープウエイ、40周年の歩み展」を見て、県道高山・上宝線を走って、山越えのドライブを楽しんだ。


1車線の狭い道は、カーブミラーが頼りだが、すれ違う車はいなかった。
源泉かけ流しの後は、車のウィンドウを全開にして森林浴を楽しんだ。

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サイクルコンピューターを使ってMTBテスト走行

2010年07月19日 | セカンドルーム

 


先日、netで注文したサイクルコンピューターとボトルホルダーが届いた。


コンピューターの取り付けはアナログ的で、自転車のリムとスポークにセンサーを取り付け、ハンドルに装着した本体とコードで繫げばOKである。
タイヤの周長を入力したり、初期設定する方法は、こと細かく解説してあるが、取り説を読んでいるうちに分からなくなってしまう。
この種の機械共通の方法でやれば問題ないので、細かいところは読み飛ばして何とかセットできた。
今日は早速テスト走行をしようと、朝8時30分にスタートした。
コースは飛騨農園街道を走って、美女高原から国道360号線を朝日町青屋経由、カクレハ高原~高山スキー場までの、70キロ程の行程である。


飛騨農園街に入って、いきなり急坂の登りが5キロほど続く。
ジグザグの登りは照り返しも強く、早くも息が上がってしまった。
それでも自転車を降りて押すことも無く、何とか登りきった。


乗鞍岳や御岳を見ながら、美女高原への道は、ペダルを漕ぐことも無く駆け下り、汗も疲れも吹き飛ぶくらい爽快だった。


美女が池で休憩を取り、早めの弁当を食べて自転車に乗ったら、お尻の皮が擦りむけたようにヒリヒリする。


この先の長丁場を走りきるのは無理と、早々とコースを変更を決めて、旧国道360号線(木曽街道)を走って戻ることにした。
この道路は鬱蒼とした森の中を、1車線の細い道がくねくねと続くが、ほとんど車が通らないので、自転車は快適に走れる。


途中で大島町へ立ち寄って、知り合いの人たちと雑談をしながら休憩をした。
度々この集落のことはブログでも取り上げているが、孤立した集落に4軒が寄り添うように暮らしている。
1軒は、先年ご主人を亡くされたおばあさんが、一人で大きな家を守り、ほかの家もお年寄りが先祖伝来の田畑を守っている。
ここから大八賀川に沿った道を、岩井町を目指して登っていく。


以前は二つの集落を結ぶ唯一の道であったが、市街地から高山スキー場や乗鞍青少年交流の家へ行く道が開通し、廃道同然の悪路も、MTBなら威力を発揮する。
途中に桑畑や廃田、朽ち果てた作業小屋など、かつての暮らしの痕跡が、ところどころに残っている。


道端の古い地蔵堂を過ぎると、ゴールの岩井町の家並みが見えてきた。
12時30分に家に着いて、コンピューターのデータを見ると、走行23.1キロ、走行時間2時間41分、平均速度8.5キロ、最高速度30.6キロ、消費カロリー173カロリーと出ていた。
データが正確かどうかは分からないが、走る楽しみが一つ増えたので、計画していたコースに、もう一度リベンジしたい。

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飛騨のほうれん草

2010年07月18日 | セカンドルーム

 

梅雨明けの飛騨は爽やかに晴れ上がり、わが田んぼも、空の青と競うように、鮮やかな緑を誇っている。
先日の豪雨で谷が溢れ、田畑に流れ込んだ水も元の水量に戻り、濁りも消えて飲めるようになった。
本格的な暑さがやって来たが、朝の気温は20℃を切るので、早朝の散歩は上着を一枚羽織って出かける。
炎天下は30℃を越しても、木陰や家の中は涼しいし、日が暮れれば気温も下がり、夜は窓を閉めて掛け布団をかけて寝ている。
昼夜の温度差が大きく、夏の暮らしは快適で、特産の高冷地野菜も、そのせいで甘くておいしいと言われている。
温暖地では収穫期が終わったほうれん草も、今が出荷のピークで、どこの農家も寝る間を惜しんで収穫に励んでいる。
栽培が出来る期間は、雪が消える4月から、霜が降りる10月頃までである。

しゃれた看板に○○団地と書いてあるのを見て、最初はこんな山奥に団地があるのだろうかと思っていたら、トマトやほうれん草などの農業団地だった。


この集落にも、山を切り開いて作ったハウスが点在しているが、都会のコンクリート団地とはちょっと趣が違う。


丁寧に耕されたハウスは、種が蒔かれて、天井から散水して発芽を促している。

その隣では、取り入れ間近なほうれん草が、青々と茂って収穫を待っている。

収穫は手作業でする人もいるが、規模の大きい農家は機械で摘み取っていく。
麓の作業場へ運ばれたほうれん草は、パートの人たちが折れた葉やごみなどを落として包装し、都会の市場へ送られる。
1シーズンに4回ほど収穫が出来るとのことだが、種まきや病害虫の防除、水遣り、取り入れ、出荷作業など大忙しだ。


作業の合間に雑談に付き合ってもらった上に、ほうれん草を10把ほど頂いた。
今夜は卵と一緒に炒めて食べ、明日はサラダやお浸しなど、ほうれん草料理が続きそうだ。
これで、ポパイのようにモリモリ働きたい。

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近所のおじいさんの入院

2010年07月17日 | セカンドルーム

ようやく飛騨地方にも、待望の太陽が戻ってきた。


積乱雲がモクモクと湧き上がってくるが、再び雨を降らせるような兆しは無かった。
風も爽やかで、洗濯や湿っていた布団を干すには、絶好の日和となった。
夕方のテレビで、東海地方にも梅雨明け宣言が出たと報じていた。

近所のおじいさんが、町の病院に入院したので、連れ合いのおばあさんと一緒に病院へ行ってきた。
老夫婦だけの暮しで、元気で野良仕事をしている姿はいつも見かけていた。


去年の秋は、おじいさんの山の木を切らせてもらい、今年の春は丸太や焚き付け用の小枝の運搬も一緒にやった。

 田んぼをやっていた頃の写真


集落の一番奥にある田畑も数年前には止めて、今は家の近くの畑で野菜を作っている。
田畑の仕事や山仕事など、ここでの暮らしに必要なことは、いろいろと教わった。
寡黙なおじいさんがぽろっと漏らす一言は、後になって、なるほどこういう事だったのかと、後で気付くことがたくさんあった。
マニュアルの無い山里の仕事は、経験しないと分からない事ばかりであるが、日ごろの付き合いの中から、ヒントはいくらでも出てくる。


92歳になるこのおじいさんも、山里の師匠の一人で、マムシの捕まえ方から焼酎に漬け込む方法まで、実技を通して教わった。
最近は家に閉じこもることが多いと、おばあさんがぼやいていたので、天気のいい日は誘って田畑の跡などを見に行っていた。
集落には医師はいないし、町の病院へ行くための公共交通機関も無いので、風邪や腹痛、歯痛程度で医師にかかることは無かったようだ。
歯は抜けたままで食べられるものだけを食べ、視力が衰えても見える範囲で済ませ、体の不調は置き薬や民間療法などでしのいできた。
つつましい自然体の暮らしや生き様は、古い時代にタイムスリップしたのかと錯覚することも多々あったが、これも一つの生き方と、羨ましさすら感じることもあった。
今回の入院は急に息が出来なくなり、苦しみ始めたので病院へ駆け込んだとの事だ。
心筋梗塞の疑いがあるとの診断で、しばらくは検査や治療が続くようだ。
80代のおばあさんが、バイクで7キロほど下って、市内循環バスの停留所から病院までバスで通うのは容易なことではない。
往復のタクシー代は10.000円も掛かるので、付き添いのために利用することは出来ないし、今後おじいさんが通院することになっても、なすすべは無い。
いつでも病院まで送るからと伝えてあるが、遠慮深いおばあさんから、声がかかる事は無いだろう。
これからは、町へ行く用事を作って一緒に行かないかと、こちらから声を掛けようと思っている。

今回の選挙でも、社会保障の充実が争点の一つになった。
その議論の埒外にあり、死ぬか生きるかの瀬戸際にならないと治療が受けられない現実が、過疎の山村には少なからずある。

コメント (4)
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