こうじ神父今週の説教

日曜日の福音メッセージをお届けします。

復活の主日(日中)(ヨハネ20:1-9))あなたは復活の証人に造り変えられた

2022-04-17 | Weblog
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こうじ神父
「今週の説教」
2022/4/17(No.1176)
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復活の主日(日中)(ヨハネ20:1-9)
あなたは復活の証人に造り変えられた
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あらためて主の御復活おめでとうございます。この説教もまた、さっきまで徹夜祭の説教を書いていて、その後に準備したものです。よくまぁ頭が切り替わるものだと感心します。

復活の主日日中のミサで朗読される箇所はヨハネ福音書20章です。典礼暦がABC年あるのにほかの選択肢はありません。「空の墓」がさらに強調されています。そして弟子たちは、復活徹夜祭の説教で触れたように、何はともあれ「空の墓」を訪ねることから始めます。

今年の聖週間説教は、テーマを決めて準備にかかりました。それは「イエス・キリストによる人類の和解」です。多少テーマに合わせようと無理をしたかも知れません。それでもあえて、「和解」をもたらす方は「仲介者イエス」を置いてほかにないことを確認したかったからです。

ウクライナの凄惨な映像の中で、教会が映っていました。テレビに映っていた教会の中でも「イエス・キリストによる和解」を祈り続けていたと思います。今年の聖週間は、ロシアのウクライナへの侵攻が終わって、両国が和解できるように皆さんと一緒に祈りたかったのです。

そしてこの聖週間の締めくくりとなる日中のミサの中で、空の墓を訪ねたペトロともう一人の弟子とともに、復活の証人に造り変えられたいのです。どんな人にも和解の手を差し伸べるイエスを捜し求めたが墓は空だった。それでもイエスは和解のために手を差し伸べてくださるはず。それはどこでどのように行われるのか。

イエスが愛しておられたもう一人の弟子は気づきました。「イエスは必ず死者の中から復活されることになっている」と。和解を必要としているすべての人は、これからは墓に納められたイエスではなく、復活してくださったイエスと和解させてもらうのだということです。

この後弟子たちはガリラヤへ行くように言われます。ガリラヤはイエスと弟子たちが宣教活動を繰り広げた場所です。今回ガリラヤは復活したイエスと和解するための場所となります。復活節第二主日の朗読では「あなたがたに平和があるように」とイエスが招いています。

復活したイエスから和解の手を差し伸べられて、人は断ることができるでしょうか?私たちはその手を黙って握り、新たな気持ちでイエスについていく。できることはこれだけです。

私たちの至らなさを十字架にはりつけ、復活して私たちをゆるしの恵みで覆って証し人に造り変えてくださる。「忙しくてイエスを人に伝える暇が無い」と、本当に言えるでしょうか。

復活したイエスは、私たちが生活の中心にしている場所、「私たちのガリラヤ」で待っておられ、和解の手を差し伸べてくださいます。あなたはその手を、暇を見て握るのでしょうか。真っ先に手を取り、生活の中心にお迎えするのでしょうか。あなたが本当にイエスを信じているかが、今問われているのです。

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‥次の説教は‥‥
神のいつくしみの主日(ヨハネ20:1-9)
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ちょっとひとやすみ
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▼主の御復活おめでとうございます。早い時期の台風の影響か、聖週間の間強風続きでミサ参加者にも影響したかも知れない。荒れた天気の聖週間という記憶が無いので、これが何を意味するのか、警告を発しているのか、考えてしまった。
▼聖香油ミサで、叙階の節目を迎えた司祭のお祝いも行われた。銀祝を迎えた司祭のあいさつがとても印象深かった。三人の同期と話し合って、記念カードに「だれを捜しているのか」(ヨハネ18・4)という聖句を用いたそうだ。イエスを捜し求める司祭として生きていきたいということだろう。
▼その答えは驚くほど身近にあったというあいさつだった。助任司祭として浦上で務めていたとき、先輩の助任司祭のまっすぐな行動を見て、「私はこんな身近にお手本がいたのに、模範を遠くにあるものと思って捜していた」と考えたという。ここでは手短に書いているが、なかなかのあいさつをする後輩だった。


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2022年黙想会講話
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2022年3月に小教区黙想会を依頼され、「イエスと共に歩む人」というテーマで4回の講話をしたものをYouTube「ナカダコウジ」チャンネルにアップしています。ただ、YouTubeが視聴できない方のために、DVDでお分けすることが可能です。4回分、1700円(送料、専用封筒代込み)で受け付けます。ご希望の方はメールで「お名前」と「黙想会DVD希望」と書いてthomas.k.nakada@gmail.comまで連絡ください。追って連絡します。


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今週の1枚
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第783回目。今年の聖週間の実り。傾向としてB年は、復活祭が最も早いようだ

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