こうじ神父今週の説教

日曜日の福音メッセージをお届けします。

主の降誕(日中)(ヨハネ1:1-18)神の独り子は神と人間との絆となられた

2011-12-25 | Weblog
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こうじ神父
「今週の説教」
11/12/25(No.568)
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主の降誕(日中)
(ヨハネ1:1-18)
神の独り子は神と人間との絆となられた
‥‥‥†‥‥‥‥

主の降誕日中の典礼では、ヨハネ福音書が朗読されます。幼子誕生の具体的な様子が描かれていないので、降誕の様子を読みとるのは少し難しいかもしれません。飼い葉おけに寝かされている幼子を目に焼き付けて、与えられた朗読から降誕の喜びを味わいましょう。

朗読では「言(ことば)」の働きが取り上げられていました。そして最後に「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。」(1・14)とあります。言が、わたしたちの間に住んでくださいました。

待降節第2主日で「声」について考えましたが、ヨハネ福音記者が語る「言(ことば)」も、それを語る側と、受け取る側が存在して成立します。御父と、御子、聖霊の三位一体の中でまずそれは成り立っていましたが、今やわたしたちのために言(ことば)が与えられて、御父とわたしたち人間との間で対話が始まります。

これは、大きな喜びです。神は、わたしたちに言(ことば)を発して、語りかけてくださる。その言(ことば)とは、神の独り子、イエス・キリストです。神はどのようなお方なのか、神がどれほど人間を愛してくださっているのか、言(ことば)が肉となって、わたしたちに感じることができるようになってくださったのです。

これまでも、神はたとえば預言者を通して、人間に語りかけてきましたが、これからは神ご自身が、わたしたちと同じ姿になって、語りかけてくださいます。貧しい生活も、しいたげられる経験も、命さえ狙われることも、人間がおよそ経験するあらゆる苦しみ、悲しみを背負って、神は人間のそばにいてくださいます。

神が言(ことば)として、神と人間との対話を求めておられること、言(ことば)が肉となって、わたしたちの間に宿られたことを、わたしは「絆」という言葉で表したいと思います。

今年、東日本大震災と、福島原子力発電所の放射能汚染で多くの人が不安におびえる生活を強いられました。イエスの誕生も、「世は言を認めなかった」「言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった」とあるように、十字架を背負う運命が待ち構えていました。

それでも、今年日本人がたどり着いたのは、「絆」という漢字一文字でした。絆の必要性を強く感じましたし、絆の力をあらためて感じたのです。わたしたちのもとに宿ってくださった神の言もまた、神と人とを結ぶ絆として、宿ってくださったのです。神は今年、神と人間との絆として、わたしたちの間に宿ってくださったのだと思います。

わたしたちが今日ご降誕を祝う時、それは神との絆を思い出しているのです。この絆が来年のご誕生まで、固い絆でありますように、ミサの中で祈り求めましょう。

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‥次の説教は‥‥
神の母聖マリア
(ルカ2:16-21)
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ちょっとひとやすみ
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▼ご降誕を迎えた。一人一人、どこでこの日を迎えたのだろうか。もちろん健康で体調も問題なく夜半のミサ、日中のミサに参加した人もいるだろう。ほかに、わたしが知っている範囲でも、さまざまな事情でミサに参加できなかった人がいる。
▼体調を崩して自宅で迎えている人。12月中に病院に緊急搬送され、今も集中治療室にいる人。家族に病気の重大さが知らされ、見た目は安静にしていながらも、命の危険と向き合っている人。日頃養護老人ホームに入所していて、ミサに参加したくてもずっと参加できないまま今日を迎えた人。
▼幼子イエスが、そうした一人一人を知らないはずがない。イエスご自身、宿屋にお産の場所が見つからず、ふさわしくこの日を迎えたかったけれども迎えることができなかったのだから。同じ残念な状況に置かれている一人一人を、知らないはずがない。
▼そこで、クリスマスに本当にクリスマスプレゼントを必要としている人に、プレゼントを用意しようと考えた。すべての人に届けることができないのは残念だが、少なくとも、何人かには届けることができるだろう。それは、24日の「主の降誕・夜半のミサ」を収録して、mp3で利用できるようにするというものだ。
▼つねづね、説教の部分だけはホームページにもアップしていたし、メルマガのリンクからもたどれるし、ケータイでダウンロードできるようになっている。それを、今回は拡大して、ミサの全体(説教前・説教・説教後の3分割)をお届けしようと思っている。
▼もしかしたら、いつも、ミサの全体をネット上にアップした方がよいのかもしれないと今ふと思ったが、それは利用者の皆さんの反応を見て考えたい。反響が大きければ継続したいし、反響がなければ、復活徹夜祭とか、たまに実施してみる程度になると思う。
▼病院にご主人が入院した奥さんから、「毎日ミサに通っていた主人がミサに行けなくなっていたので、日曜日のミサの収録をこの前いただいて本当に感謝しています。カセットテープが擦り切れるほど、何回も聞き直しています。」と言ってくださった。こういう声は、準備した苦労をすべて忘れさせるものだ。

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新企画今週の1枚
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第175回目。馬小屋の写真。できれば3教会セットで。
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主の降誕(夜半)(ルカ2:1-14)幼子を訪ね当てた人が持つ喜び

2011-12-24 | Weblog
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こうじ神父
「今週の説教」
11/12/24(No.567)
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主の降誕(夜半)
(ルカ2:1-14)
幼子を訪ね当てた人が持つ喜び
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主の降誕、おめでとうございます。今年のご降誕のお祝いは、痛みを伴うお祝いかもしれません。なぜなら、救い主が、人のお産にふさわしい場所を与えられず、飼い葉おけに寝かされていたように、東北では数え切れないほどの人が、3月11日寒空にさらされ、地面に寝かされたからです。

数え切れないほどの人が、この日つらい1日を過ごし、それから9カ月たった今も、本来自分たちが暮らすはずの土地から引き離されて暮らしています。救い主が、暖かい場所、安心して眠れる場所にお生まれになったのではなく、厳しい場所、本来休むにふさわしくない場所でお生まれになったことを今年はよりいっそう感じます。

大震災で被災した人々は、電気もガスも水もすべて止まってしまって、夜は真っ暗になったことでしょう。それでも、何日かすると、真っ暗な中に明かりが灯り、暗闇の中にあって希望を感じることができたと思います。イエス・キリストも、明かりのない場所で生まれました。「明かりのない場所に生まれた」と言ってもよいでしょう。明かりのない場所に、世の光として、お生まれになったのです。

大震災直後、真っ暗だった場所にあちらで1つ明かりがともり、また別の場所で1つ明かりがともる、そういう出来事が起こりました。それは、ご誕生の場面と重なります。明かりのない暗闇に、神の独り子という明かりがともりました。深い悲しみ、だれにも解決してもらえない絶望の荒れ野に、希望のともし火がともった瞬間でした。

震災後にどこかで明かりがともった時、何もかも失った人々が、その明かりを確かめに集まったであろうことは容易に推測できます。だれも明かりをもたない中で、明かりがともったのを自分のことのように喜んで、様子を見に行ったはずです。それは、羊飼いたちが飼い葉おけに寝かされている乳飲み子を探しに行く姿そのものです。この明かりはどんな明かりだろうかと、確かめるために集まり、確かめて喜びあうのです。

イエスは今日、「民全体に与えられる大きな喜び」としてお生まれになりました。この喜びは、2つの見方が必要です。まず、神が人類に与えてくださった喜びですから、すでに実現している喜びです。父なる神は、ご自分の望む通りに、人類に独り子を与えてくださいました。

もう1つの見方があります。羊飼いたちは、天使の言葉を信じて、飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけ、喜びに沸きました。羊飼いたちが飼い葉おけに眠る幼子を見つけた時に、喜びが喜びとなったのです。

そこで、わたしたちも今日のお祝いに2つの喜びを考える必要があります。1つは、わたしたちにすでに与えられ、実現している喜びがあり、それを人々に知らせる必要があるということです。そしてもう1つ、わたしたちが幼子を訪ね当てて、幼子の前に跪くことで、わたしにとっての喜びも実現します。今日こうしてミサに集まり、喜び合っているわたしたちは、神が用意してくださった喜びを喜び合い、また、寒さの中で教会まで幼子を訪ね歩いて来て、わたしにとっての喜びを確かなものとしたのです。

「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。」(2・10-11)

あなたが、今日この喜びの日に一緒にいることはすばらしいことです。ただ単に、100人のうちの1人なのではありません。神が人類に与えてくださった大きな喜びは実現していますが、あなたがここに来て、幼子を訪ねてくださることで、あなたと神との間で喜びが確かなものとなったのです。

そこで、今日の喜びを出かけて行って、出会ったすべての人に伝えましょう。神は、人類のための喜びを与えてくださいました。そして、あなたのための喜びも用意してくれています。どうぞ、教会に来て、幼子の姿を見つけてください。そのように伝えられたらすばらしいと思います。

真っ暗な中に、希望の光がもたらされました。絶望しそうな中に、人を導く光が、被災地に、そしてこの日本すべてに与えられました。この喜びが、もっと多くの人と一緒に喜びあえるように、見たことを告げ知らせる。今日の出来事を心に収めて持ち帰りたいと思います。

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‥次の説教は‥‥
主の降誕(日中)
(ヨハネ1:1-18)
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ちょっとひとやすみ
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▼五島には「かんころ餅」という食べ物がある。おもな材料はサツマイモで、生のサツマイモを5ミリ程度で平たくスライスし、それを湯がく。柔らかくなったら竹で組んだ棚に並べて干す。冷たい風が、湯がいたサツマイモを透明感のある干物にしてくれる。
▼次に、スライスしていったん干したサツマイモを蒸す。柔らかくなったら餅つき機でつき、粘りを出す。餅のようになったところで適当な大きさにとりわけ、丸めたり、棒状に整えたりして熱を取る。これでかんころ餅の出来上がり。
▼ほとんどが焼いて食べる。柔らかいうちは焼かずに食べる。サツマイモ本来の甘みがしておいしい。昔、コメの餅が食べられなかった時代に作られたものだと思う。家庭によって独特の味があり、ほとんどが家庭や近所で消費されていたが、今ではその素朴な味がかえって付加価値となり、商品としても出回っている。
▼もちろんかんころ餅も美味しいのだが、竹で作ったいわゆる「かんころ棚」に干してある湯がいたサツマイモのスライスもけっこうおいしい。小学生のころは、山の中でチャンバラごっこや陣取り合戦をして、おやつに棚に並べてある干しサツマイモを食べた。もう時効だとは思うが、断って食べたのではなく、黙って盗んで食べた。
▼食べたままにしておくと犯行がばれるので、ほかの干しサツマイモも均等に動かして穴が開いたままにならないように全体を動かした。これは想像だが、自分よりも昔の子供たちも同じことをしていただろうと思う。だから、少々食べられてもそれを犯人探ししなかったのではないか。
▼最近は、紫のイモを使ったかんころもある。ピーナツを砕いたものが混ざっていたり、明らかにハチミツの甘さが感じられたり、多種多様なものが販売されている。販売するようになってから、いろんな「奇妙な」かんころが出回るようになった。家庭の味だったころ、本当にイモの甘味だけだったかんころが、わたしは好きだ。

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新企画今週の1枚
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第174回目。クリスマスケーキ。
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待降節第4主日(ルカ1:26-38)神の御計画にいっぱいに心を開く

2011-12-18 | Weblog
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こうじ神父
「今週の説教」
11/12/18(No.566)
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待降節第4主日
(ルカ1:26-38)
神の御計画にいっぱいに心を開く
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もしかしたら見かけたことがあるかもしれませんが、12月1日から司祭団マラソンの練習をちょっとだけ始めました。来年1月下旬に予定されているマラソンは10キロ走るのですが、今は4キロ、せいぜい走って5キロといったところです。

まだ全く見かけたことのない人が多いはずです。昼間に走ったのは1度だけで、あとは夜にこそこそ走っております。わたしは長崎出張も多い人間ですが、長崎に行くときにもマラソンシューズをそのまま履いて行って、長崎市松山町にある陸上競技場跡地で走り続けています。

毎日欠かさず走れているわけではありません。火曜日金曜日のふれあいミニバレーをする日はお休みで、雨降りの日もお休みしています。マラソン当日は、雨だろうが雪だろうがお構いなしに走らないといけませんが、今はそこまでの元気はありませんし、うっかり雨の中走って皆さんに迷惑をかけるようなことがあってはいけません。

浜串を走る時は、次のような走り方をしています。司祭館の玄関から、まず希望の聖母に向かい、折り返します。そのあと、後浜串のバス停まで上って、いったん浜串生活館まで下りて来ます。そしてもう一度、後浜串まで上って下りて、下りたら希望の聖母まで走って折り返し司祭館に戻る。こういう走り方で約5キロです。

当日走るコース途中に山越えをする難所が1ヶ所あって、その場所が後浜串までの上り坂に似ています。ちょうど良い練習になっています。最終的には、5キロの練習を2回繰り返す持久力を付けなければなりません。12月からの練習では間に合わないかもしれませんが、前回よりは納得できる走りができるものと信じております。

さて待降節も第4週に入り、ちょうど一週間後が救い主の降誕を迎える日となりました。救い主の降誕を迎える中でも、最も深い信仰をもって迎えるように求められているのが、救い主の母となることを求められたマリアです。今週はその、マリアの救い主誕生を受諾する場面が選ばれました。わたしたちの直前の準備として、マリアの信仰に学ぶことにしましょう。

天使ガブリエルが、マリアのもとを訪ね、男の子が生まれ、マリアは救いの計画の協力者になると告げます。神である主がマリアを選び、救い主の母となることが知らされましたが、はいそうですかと承諾するにはあまりにも難しい話だったと思います。

マリアは最初、人間の立場から納得できる説明を求めました。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」(1・34)物事はふつう原因があって結果があり、理由があるからそれに見合う決定が下るものです。マリアは天使ガブリエルの言葉を何とか理解しようと、人間の側から納得できる説明を求めたのです。

天使はこれに対して、聖霊があなたを包むことと、神にできないことは何一つないという返事で答えました。天使は神に遣わされた存在です。神の計画を知り尽くしているわけではないでしょう。そこで、天使ガブリエルは、神の計画にマリアが心を開いて受け入れることができるように、必要な言葉をかけたのでした。

神の御計画ですから、天使が説明して納得できるものでもないと思います。むしろ、マリアが、神の御計画を受け取るために、天使は全力を尽くしたのではないでしょうか。マリアが心を開いて御計画を受けるか否か、そこにすべてがかかっていました。

今年、日本全体で3人の司教さまが選ばれました。司教さまが選ばれるいきさつは詳しくは知りませんが、3人とも日本におられるバチカン大使から「あなたはベネディクト16世教皇さまから○○教区の司教に選ばれましたよ。お受けしますか?」と問われたそうです。

わたしは、時代も場所も違いますが、マリアが天使ガブリエルから、「あなたは身ごもって男の子を生みます。その子をイエスと名付けなさい」(1・31)と言われた時と似ているのではないかと思いました。司教さまに選ばれたと言われても、人間の側からの説明で納得するのは難しいと思います。

なるほど、だからわたしが選ばれたのですねと受け入れる人はいないのではないでしょうか。むしろ、「どうしてそのようなことがありえましょうか」と、状況を飲み込めないだろうと思うのです。こんな時、司教さまに選ばれた方々は、教皇さまを通して示された神の御計画に心を開いて、「お言葉どおり、この身に成りますように」(1・38)と答えるのだと思います。

この場面で、人間の立場での説明で納得することは難しく、むしろ、神の御計画に心を開く、心を開いて受け入れることが必要なのだと思います。今年、わたしたち日本の教会は、マリアと同じ立場に置かれた3人の新しい司教さまを与えられました。この司教さま方がどんな思いだったろうなぁと推し量る時、マリアの心にいくらかでも触れることになると思います。

マリアは、神の御計画を受け取るため、精一杯心を開いて自分を委ねました。救い主の誕生は、わたしたちが神に精一杯心を開いて自分を委ねる体験を積ませてくださいます。いっぱいに心を開かなければ、神さまの御計画を受け取ることはできません。

これから起こる様々な出来事、その中に込められた神の御計画を、いっぱいに心を広げて受け入れていくことができるよう、マリアに倣う決意を新たにいたしましょう。

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‥次の説教は‥‥
主の降誕(夜半)
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ちょっとひとやすみ
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▼運動は体の機能を育てていると改めて確認した。風邪をひいてしばらくしてから12月1日になり、仕方なくランニングを始めた。風邪も治っていないのに、無茶だったかとも思ったが、呼吸がきつくなるくらいまで心拍数を上げて、またそれを通常に戻す。そうして、体の機能を高め、風邪を追い出したのかなと考えた。
▼走っているときに困ることがあった。もともと風邪をひいているのだから、鼻水が出る。走って心拍数が上がると、より多くの酸素が必要になるが、鼻が詰まっては呼吸ができない。仕方なく鼻をかむことになる。鼻をかむときに注意が必要だ。走りながら鼻をかむことになるが、ティッシュはないから、手で鼻をかむことになる。
▼これは経験者にしか分からないが、手で鼻をかむのはなかなか勇気のいることだ。手は汚れる可能性があるし、ほかにも来ているウェアを汚す可能性もある。だから練習とまではいかなくとも、走りながら鼻をかむとどうなるのかをよく理解していないと大失敗を犯す。経験者が言うのだから本当のことだ。
▼おかげで走り出してから体が強くなってきたのか、風邪も次第に良くなり、今は鼻水も出ていない。風邪薬と、体を強くする努力。その両方で、風邪を乗り越えた。マラソン大会までは走りもするだろうから体の調子も保てるが、今回は試合を過ぎても体を極端に遊ばせないように心がけよう。

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第173回目。老人ホームのクリスマス会に、保育園の園児たちがクリスマス劇。
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待降節第3主日(ヨハネ1:6-8,19-28)あなたも、来るべきお方の声

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‥‥‥†‥‥‥‥
待降節第3主日
(ヨハネ1:6-8,19-28)
あなたも、来るべきお方の声
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先に、容体が心配でお祈りしてほしい神父さまのことをお話します。五島市にある、マリアの園という施設で過ごしている竹谷音吉神父さまです。現在非常に容体が心配な状態だと聞いています。

わたしは竹谷神父さまと特別な知り合いではありませんが、以前赴任したことのある太田尾小教区に赴任したことのある神父さまで、わたしが赴任した時に巡回教会の間瀬教会司祭館建設で大変ご苦労なさった神父さまだと伺っています。

また、間瀬教会の信徒が亡くなった時に通夜と葬儀ミサに竹谷神父さまが出席してくださり、当時を知る神父さまからの貴重なお話を伺ったりもしました。皆さまにもお祈りしていただきたくて、説教の初めに一言触れさせていただきました。

今週の福音朗読は、洗礼者ヨハネの使命について語るヨハネ福音書の朗読です。朗読をよく聞いていると、まともに返事をしない場面が初めあって、その次にしっかりと返事をし始めているのがわかります。洗礼者ヨハネがメシアかもしれないと考えて人々が集まっている場面で、そのことを問いただしているときには、まともに取り合っていません。洗礼者ヨハネは自分はメシアではないとはっきり自覚があったからです。

あるところから、ヨハネがはっきりと自分の役割を知らせ始めます。「わたしは荒れ野で叫ぶ声である。『主の道をまっすぐにせよ』と。」(1・23)ヨハネが自覚している役割は、来るべきメシアに向けて人々を準備させる「声」なのです。

ヨハネは、自分の役割をはっきり分かっていたので、勘違いさせるようなことを一切口にしません。もしかしたら、という淡い期待を持たせないために、「わたしはメシアではない」「違う」「そうではない」と、その手の質問に全く取り合わなかったのです。

洗礼者ヨハネの役割は「声」でした。声はふつう、誰かから発せられます。その声には自分の思いはなく、声の持ち主に思いがあります。声は、声の持ち主の思いを忠実に伝えるものです。来るべき救い主が人々に何を望んでいるかを、忠実に伝えたい。その一心でヨハネは働きました。

ヨハネは、イエスの思いを完全に伝えたでしょうか。それは不可能なことでした。救い主イエス・キリストの思いは、ヨハネの理解をはるかに超えていたからです。それでも、声の持ち主の思いを、できる限り忠実に伝えようとしたので、人々は悔い改めの気持ちを起こし、悔い改めの洗礼をヨハネから受けたのでした。

すると、こういうことが言えるでしょう。来るべきお方の「声」となって、人々に悔い改めを促す人が現れれば、来るべきお方はやって来る、ということです。「声」が届くところに、「声の主」も現れる、ということです。

イエスさまが実際においでになった時は、洗礼者ヨハネがその役割を果たしました。現代、「声」の役割を果たすべき人とはだれのことでしょうか。わたしは、すべてのキリスト者が、洗礼者ヨハネが果たした「声」の役割を果たすべきだ、と思っています。

現代、救い主の誕生は、もっと多くの人に、もっといろいろな場所に届けるべきです。多くの人が、「声」になってくれたら、それだけ多くの人が、「声の主」に気付くはずです。また、今は1人の人の声を、多くの人が聞くことのできる時代になりました。いちばんわかりやすいのはテレビとインターネットです。

テレビに出ている人が、何かを言えば、それは、何千人何万人の視聴者が聞くことになります。インターネットにも同じような効果があって、たとえばYouTubeというサイトで自分の主張をすると、ある場合は何十万、何百万人が繰り返し見ることになります。

こうした時代ですから、何か、場所と機会をとらえて、来るべきお方の「声」になってほしいのです。何も特別なことを話す必要はありません。「もうすぐクリスマスです。わたしたちの心に救い主をお迎えする準備をしましょう」そう言えばいいのです。

そうして、あらゆるキリスト者が来るべきお方を知らせる「声」になってくだされば、聞いた人はわたしたちを通して「声の主」を知り、「声の主」に近づきたい、「声の主」に耳を傾けたいと思うようになるでしょう。とにかく、人は「声」が聞こえなければ、「声の主」にたどりつけないのです。そのために、皆さん一人一人の協力が必要なのです。

わたしは、どこで、どの機会に、来るべきお方を知らせる「声」になれるでしょうか。その時間と場所についての照らしが与えられるように、そのようなチャンスが与えてもらえるように、ミサの中で祈り求めましょう。

‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
待降節第4主日
(ルカ1:26-38)
‥‥‥†‥‥‥‥


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ちょっとひとやすみ
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▼毎年保育園のクリスマス会に招待してもらい、みことばの祭儀の部分でクリスマスについての話をしている。救い主の誕生は、どんな人にも、どんな場所でも、どんな状況でも、喜びを届けてくれる出来事だと話した。
▼もとになっている話は、ちょっとまえにあるこども向け雑誌で用意した話なのだが、聞いている人を考えながら、少し手を加えて話してみた。クリスマスをケーキを食べるためのイベントくらいにしか受けとめていない人々にも、何かを考えさせるきっかけになればと思っている。
▼お金と頭は使いようで、同じだけ時間があってもお金の使い方、頭の使い方が悪ければほとんど得ることはない。しかし、与えられた時間の中で、うまく頭を使い、必要なお金を使えば、納得できる働きができると思う。今回そういうアイディアが浮かび、早速実行してみたいと考えた。
▼ここ何週も、本当に追われて生活している感じがする。時間は限られているのに、なかなか動き出さず、結果として追われることになる。この流れをどこかで変えたいものだ。少しでいいから、次はどう動く?こう動いた場合と、こう動いた場合、どちらがよりよい結果に結びつきそうか?そういうことを考えている自分でいたい。
▼年末年始、多くの人がゆく年くる年をそれぞれ振り返るのだろう。わたしは、神に感謝して、神に希望を置く。そのための時間としたい。明らかに、一年一年あっという間に過ぎるようになってきている。おそらくあと25年くらいがまともに働ける時間なのだろうから、その間に自分にできる「声」の働きを果たして、「声の主」とまみえたい。

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新企画今週の1枚
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第172回目。クリスマス会。とても賑やかでした。
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います。アンケートの集計結果はこうじ神父だけに届きます。性別を
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アンケートのURLと内容は以下の通りです。内容をお読みになり、もし
ご理解を得られましたら、アンケートにご協力ください。

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Q.1 メルマガ「こうじ神父今週の説教」は、何曜日にお読みになって
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Q.3 このメルマガで役に立っている部分はどんなことですか。
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待降節第2主日(マルコ1:1-8)すべての人に悔い改めを呼びかけよう

2011-12-04 | Weblog
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こうじ神父
「今週の説教」
11/12/04(No.564)
‥‥‥†‥‥‥‥
待降節第2主日
(マルコ1:1-8)
すべての人に悔い改めを呼びかけよう
‥‥‥†‥‥‥‥

12月3日は聖フランシスコ・ザビエルの祝日でした。今年から日本では、「日本宣教の保護者聖フランシスコ・ザビエル司祭」という名前で祝うことになりました。フランシスコ・ザビエルを「日本宣教の保護者」として祝うことには、何かの狙いがあるはずです。

それは、日本での宣教がもっと進むことを願ってのことでしょう。日本に住むすべての人に、イエス・キリストをもっとよく知ってもらう。イエス・キリストに魅せられて、生き方そのものを転換する。そういう宣教のために取り次ぎを願っているのだと思います。

そこで考えなければならないのは、わたしたち一人一人が、宣教者にならなければ、「日本宣教の保護者」の活躍の場面、取り次ぎの場面も生まれてこないということです。わたしたちが皆、だれかに対して宣教者になって、収穫を神におささげする気持ちが必要です。宣教者としてひと肌脱ぐ。その中で、聖フランシスコ・ザビエルに取り次ぎを願う必要性が出てきます。

言い伝えによると、フランシスコ・ザビエルは日本語が上手ではなかったそうです。それなのに、日本に大きな足跡を残しました。それは、日本人がフランシスコ・ザビエルの生き方を見て、イエス・キリストを感じたからだと思います。

すべてを、イエス・キリストに賭けて生きている。この人にすべてをつぎ込ませるイエス・キリストは信じるに値する方に違いない。そうやって、日本の人々はフランシスコ・ザビエルからイエス・キリストを学んだのだと思います。

この生き方での証しは、わたしたちに最も適している宣教の方法ではないでしょうか。学問で納得させる方法もあるでしょう。あっと驚くわざを通して引き寄せる方法もあるでしょう。けれども、それらがすべての人に適しているとは限りません。

むしろ、生き方を通して、この命のすべてを賭けても悔いがないという信仰を、人々に知らせる方が皆さんに適していると思います。わたしたちがなけなしの時間や虎の子のように大切にしてきたものを、イエス・キリストのためだったら寛大に差し出すことができます。そうした生き方の中での証しを、周りの人々に示す。それが、フランシスコ・ザビエルの日本にかけた思いを受け継いで宣教する一つの形ではないでしょうか。

さて、今週は待降節第2主日です。待降節第2主日と言ったら、洗礼者ヨハネの登場です。洗礼者ヨハネが荒れ野で人々に悔い改めを宣べ伝え、来るべき方への準備をさせる場面が朗読されます。

ここでわたしは、悔い改めについてもう一度よく考えてみたいと思いました。というのは、わたしたちはもしかしたら悔い改めについてかなり消極的なとらえ方をしていて、キリストを知らない人々に悔い改めを宣べ伝えることをためらっているのではないかと考えたからです。

皆さんには、思い当たる節がないでしょうか。「悔い改めなさい」という呼びかけを、自分自身に対しては受け入れるけれども、それを人に宣べ伝えるというのは考えられないという見方です。人に「悔い改めなさい」と言うことは、自分自身すらできていないことを人に要求することになり、そんなことはできないと考えていないでしょうか。もしそうだとすると、ちょっと「悔い改め」のことを見誤っているかもしれません。

悔い改めが、何か下を向くようなものだったら、それは理解が不足しています。悔い改めは、「来るべき方」に向きを変え、頭を上げる態度です。救い主にすっかり向き直り、喜びの歩みを始めることです。ですから、「悔い改めなさい」という洗礼者ヨハネの呼びかけは、「下を向きなさい」という呼びかけではなくて、「今こそ来るべきお方に向き直り、頭を上げなさい。喜びの日なのだから」という呼びかけなのです。

わたしたちが「悔い改め」をよく理解していなかったら、他人に対して決して「悔い改めなさい」と呼びかけることはできないでしょう。それこそ、相手から「お前はどうなんだ」と言われるに違いありません。けれども、「あなたも、あなたも、救い主に向き直りなさい。喜びに触れるその時が近いから」という呼びかけであれば、恐れずに語りかけることができるのではないでしょうか。

洗礼者ヨハネは臆せずすべての人に「悔い改めなさい」と呼びかけました。わたしたちも、フランシスコ・ザビエルの取り次ぎを願いながら、一人一人かけがえのない宣教者として、人々に「悔い改めなさい」と呼びかけましょう。悔い改めを呼びかけ、一人でも多くの人を神に向き直らせることができるように、聖人の取り次ぎを願いましょう。

‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
待降節第3主日
(ヨハネ1:6-8,19-28)
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ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥

▼一週間近く、風邪をひいて体調をこわしていた。11月27日(日)のミサと説教を音声で聞いた人は、ガラガラ声だったのをご存知かもしれない。鼻水も出たし、本当につらい1週間だった。
▼月曜日は、ひたすら布団をかぶって寝ていた。食事とトイレでベッドを離れた以外は、ずっと横になっていたと思う。あ、1度新聞代の請求が来たので支払うために1階に降りたか。だからウォーキングカウンターも数百歩しかカウントしていなかった。
▼年末になり、そろそろ年賀状のことが気になってくる。本家のおじさんから「喪中のあいさつ」が届いたが、わたしには服喪の相手が思い浮かばない。わたしには知らされていない人なのか、それとも、忘れているだけなのか。
▼ツイッターが生活の一部になった。半信半疑だったころのことを思うと、なぜあんなに食べず嫌いで過ごしていたのかが不思議でならない。フェイスブックは登録だけして何も触ってなかったが、ある時のぞいてみたらいっぱい書き込みがしてあったので驚いた。
▼よくよく眺めると、ツイッターでのツイートがそのまま表示されている。それで分かったのだが、フェイスブックは知らないうちにツイッターとのリンクをするように設定してあったのだろう。
▼わたしも何が何だか分からないうちにフェイスブックを登録したのでよく覚えてないが、あんなふうにツイッターのツイートが掲示されるのであれば、しばらくお休みしても大丈夫だろう。
▼グーグルカレンダーを使い始めた。広報のほかの委員とスケジュール調整をするためである。ちょっとしたグループウェアだ。12月は忙しいはずなのに、特別書き込みが入っていない。もしかしたら、漏れがあるのか。
▼漏れと言えば、木曜日の強風で傘を車のドアで挟んでしまい、そのせいで先端部分に穴が数個あいてしまった。これでは傘の役目を果たさない。急いで適当な補修用具を買って、傘の穴を塞がなきゃ。「バケツに穴が穴があいてる バケツに穴があいてます」という歌を30年ぶりに思い出した。

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新企画今週の1枚
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第171回目。どうしても適当なものが見つからず、長崎巡礼の別のカット。
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