F.レハール:喜悲劇「メリー・ウィドウ」全幕が東京芸術劇場でありました。
原作の舞台は、パリですが。今回はTOKYOになっています。20**年、東南アジアの小国ポンテヴェドロは世界的経済危機で深刻な不況におちいっていました。そのようなポンテヴェドロに暮らすダニロヴィッチ伯爵とポンテヴェドロ人のハンナは相思相愛でしたが、結婚を反対され、仲をひきさかれていました。ダニロは東京のポンテヴェドロ大使館に書記官として赴任。ハンナは祖国を最後まで支えた投資家グラヴァリ氏と結婚しましたが、数日後に夫が急逝します。
グラヴァリ氏のもつ膨大な遺産が祖国から流れ出してしまえば、大変なことになります。そこでポンテヴェドロ政府は資金をつなぎとめるために、ハンナが日本に外遊中なのを知って、東京のポンテヴェドロ大使館に国を救うための指令をだしました。
祖国の運命は? ダニロとハンナの恋の行くへは?
・第一幕 東京のポンテヴェドロ大使館にて
・第二幕 パーティの二次会会場にて
・マキシムにて
■指揮:ミヒャエル・パルケ
■読売交響楽団
セバスチャン・フップマン(ミルコ・ツェータ[ポンテヴェドロ国の東京駐在大使]
小林沙羅(ヴァランシエンヌ[日本出身のツェータの妻])
ペーター・ボーディング(ダニロ・ダニロヴィッチ[大使館の書記官])
小川里美(ハンナ・クラヴァリ[日系ポンテヴェドロ人で資産家の未亡人]
ジョン・健・ヌッツォ(カミーユ・ド・ロシヨン[フランス人])
城宏憲(カスカーダ[日本人])
晴雅彦(ラウール・サンブリオッシュ[日本人])
戸田ダリオ(ニェーグシ[大使館の参事官])
新井克(ポグダノヴィッチ[ポンテヴェドロ領事])