真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

本当に忙しいのか?

2024年03月01日 | Weblog
現代人はつねに時間に追われている? 誰にでも平等なものは時間と死だと私は思っている。そして、すべての瞬間はたった一回きりで、無意味な活動に費やした膨大な時間は、もう取り戻すことはできない。

しかも、後どれくらいの時間が自分に残されているかは、誰にもわからない。最近亡くなった女優さんは数時間前まで元気だったそうだ。自分の価値観や向上心を反映するような方法で時間を上手に使うことは、誰にとっても可能なのだが、それは難しいことでもある。

後悔することなく充実した人生を送るには、日ごろどのように時間を使っているかを自覚することから始め、そうすることで、時間をより有効に使えるようになる。 

私たちはなぜいつも忙しくし、なぜ「時間がない」といい続けるのか?それは、人生の責任をとりたくないからで、そして、自分を被害者と位置づけたいからだ。「時間がない」と主張すると、周囲の人の同情を買うことができる。「時間がない」と言うのは、「それは自分にとって大切ではないので時間を割きたくない」という意味でもあるし、だからモチベーションがわかないという意味でもある。 

また、忙しく見せかけたいからで、忙しそうにすることは、かっこよく見えるし、何かを成し遂げているように見えることでもある。

しかし、「時間がない」と本気で思っているのなら、普段の時間の使い方を考えなおすべきで、問題は、とくになにも成し遂げていないということ。 だから「時間がない」というセリフを禁句にし、自分にとってなにか大切なことがあるなら、それらに費やす時間をどうやってつくればいいかと、自分に問いかければいい。

自分をよく知ることは、大きな変化を起こすための必須条件で、より有意義な活動に時間を費やすことができる。1週間の活動をすべて詳しく書きとめて、毎日どのように時間を使っているかを分析し、時間の使い方を改善することだ。そこで得た新しい気づきは責任感を生み出し、時間を大切にする気持ちを強めてくれる。

私は限られた時間の中で、友人との時間が大切だと思っている。昨日話した私と同じ歳の友人夫妻は、病気と折り合いをつけながら、無理せず楽しく毎日を過ごしたいと言っていたが、同感だ。


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