真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

教師の現状2

2023年08月31日 | Weblog

一般企業に就職する新卒の社会人が、入社した4月1日から即クラス担任のような責任あるポジションでスタートすることはあり得ない。ただ、今ベテランの先生もそういう感じでやってきているから、誰からも教わっていないから、もうしょうがないので、とみんな手探りで始めるわけだ。

経験の浅い教師が職場の先輩に質問もできず、右往左往している様子は、SNS上でも見て取れる。 だからツッターでも『こういう状況があったときって皆さんどうしてますか?』とつぶやいている教員がいる。そういう場所でしか情報共有できないのが現状なのだ。

教員は、子どもたちから慕われ、敬われ、成長や喜びを身近で感じることができる立派な職業だ。公務員という仕事柄、安定感もあり、教師を目指した人にとっては本来、やりがいの大きな仕事のはずだ。

しかし、実際にその世界に足を踏み入れると、新陳代謝に乏しく、古いやり方が今も至るところに残る教育業界の体質を感じ、失望する。 国が教育に関して変えていこうということを全くしないのも大きな問題だ。

個性を尊重するよりも軍隊を育てるような教育をいまだにやっていて、1クラスの人数だったり、指導のあり方だったり、今本当にいろんな子どもがいるのに、そのやり方を全く変えていない。

抜本的な改革をしない限りはもう学校は変わっていかないな、教育現場は良くならないない。

優秀な人ほど大きな仕事をどんどん任されてしまうのが学校の現場だ。重い仕事を任されても給料は変わらないので、辞めたり、転職する方が多い。このまま働き方改革をしないと、学校がどんどん回らなくなる。負のスパイラルになっている。対策に本腰を入れ、若者にとって魅力あふれる職場作りが期待される。

保護者への対応をはじめ、教員不足解消のためには、取り組むべき課題が山積しているという。教員がもっと働きやすい環境にするにはクラスの人数を減らす、もしくは1クラスの担任の先生を1人ではなく、もう少し増やすとか、本当に根本を変える作業をしない限り、絶対に人は増えない。

研修さえ受けられない先生方が疲弊し、右往左往している様子がわかる。まずは教員になりたいと思える職場作りが最優先だと思う。

以前は尊敬される職業として教員、警察官があったように思う。


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教師の現状

2023年08月30日 | Weblog

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そして世界一

2023年08月29日 | Weblog

槍投げという競技を知っている人は多いと思うけど、ルールやこの競技をするのに何が大切で、どうすれば金メダルが取れるのかと問われて、即座に答えられる人はほぼほぼいないと思うくらい、マイナーな競技のような気がする。

今行われているブタペスト世界陸上競技で、25日(日本時間26日)、女子槍投げ決勝が行われ、昨年大会銅メダルの日本記録保持者・北口榛花(JAL)選手は66メートル73をマークし、日本女子26年ぶり、トラック&フィールド種目初の金メダルを獲得した。

4位で迎えた最後の最後、ラスト6投目で大逆転の世界一に輝いた。山崎一彦監督も男泣きしており「山崎さんの男泣き、良いですね」「単なる一般人の私も何故か泣けてくる」などと反響が集まった。

五輪を含めてマラソン以外の日本女子選手で初優勝を果たした。北口選手は(JAL)が26日、メダルセレモニー出席後に記者会見し、「今も自分がやったことが信じられないくらい、すごくうれしい」と興奮気味に話しているのをYouTubeで見た。

「陸上界の人だけでなく、外側の人にも伝わればいい」と思いを語っているのだが、槍投げ選手か槍投げマニアでもない限り、そうそう日の目を見る種目ではないから、心から良かったと思う。

私も画像と彼女の嬉しそうなインタヴューを見て、何故か泣けた。 山崎監督も「嬉しいよ、嬉しい」と涙が止まらなかった。 実際の映像を日本陸連公式X(旧ツイッター)が公したのも観た。

「北口選手をチームJAPANで出迎えました 山崎一彦監督も感涙」と文面で伝えた。日本のファンからは「最後にあれを投げるなんて……感動して泣いちゃうよね」「歴史作りましたね。感動しました」「室伏広治くらいの偉業」「山崎さんの男泣き、良いですね」「単なる一般人の私も何故か泣けてくる」などとコメントが集まった。

陸上競技は多い。槍投げをはじめとして、砲丸投げ、円盤投げとか少しマイナーに見える競技や、海外の大型選手には日本人は体力的に勝てないだろうと思われてる競技も多い中、最近は日本人が勝てるようになってきて、嬉しい限りですね。


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今度は、17年ぶりだそうです。

2023年08月28日 | Weblog

 


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ちょっと安心

2023年08月27日 | Weblog

コロナ渦で、子どもたちの「将来、就きたい職業」に異変が来ている。ソニー生命保険株式会社が、全国の中高生1000人(中学生200人、高校生800人)を対象に『中高生が思い描く将来についての意識調査2023』を実施した。

結果、男子高校生のなりたい職業は「公務員」が1位になった。2位は「ITエンジニア・プログラマー」、3位は「会社員」。2021年の調査ではユーチューバーが1位だったのだが、今回は8位に転落したタッと子供たちも現実が見えてきたのかな。

それにしても、男子高校生のなりたい職業が公務員が一位とは恐れ入った。公務員といっても様々な公務員があるけれど、どれを目指すのかが知りたい。

女子高校生では1位になった「看護師」に次いで「公務員」は2位。3位には「保育士・幼稚園教論」が入った。看護師になりたい人は多いけど、たとえ看護師になったとしても、長期勤務ができないで、辞めてしまう若者が多いのも現実だ。せっかく国家試験を通過した免許を取得しても使わない若い人が多い。理由は待遇面だ。

高校生男女のこの結果から、大学進学にしろ、就職するにしても、そうそう夢物語は語っておられず、相当現実的になっていると言えるだろう。だから、公務員ていうのも悲しい。

つい先ごろまでは、ユーチューバーになればすごく稼げると思い違いしていた若者が、今は簡単に、いろいろな情報が手に入いる。ユーチューバーですごく稼いでいる人はごくわずかで、ほとんどの人が稼げないと気がついたのだろう。

そして、大企業に入ったとしても大規模なリストラで解雇される可能性があるので、安定していて、簡単には解雇されない公務員になりたいと思うのは当然かもしれない。

そして、ブラックと言われているけれど、教育系教師や保育士になりたいと思う子どもがいること。給料が安いことや、業務のハードさが報じられても人気があることは驚きだ。

働く大人の背中を見て、自分の将来を重ねる子どもたち。物価高騰や非正規雇用の問題で、生活苦にあえいでいる姿を目の当たりにすれば、仕事に対して“夢”ではなく“現実”を反映するのは当然なのかもしれない。

安定を求めるだけではなく、子どもたちが憧れの職業に挑戦できる世の中であってほしい。彼らが本当に就きたい職業を目指せる社会でなければ、希望はない。

 

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