真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

主婦のアルバイト調査

2019年05月31日 | Weblog
現在アルバイトとして働く20代~50代の既婚女性を対象とした、「主婦のアルバイト調査」では、「正社員として働きたいと思う」は約2割のみで、「ワーク・ライフ・バランス」を重視し、非正規雇用を望む主婦が多い結果となった。

今後希望する雇用形態の意向として、全体では「雇用形態にこだわりがない」が最も高く46.0%、次いで「非正規社員として働きたい」が34.6%で、「正社員として働きたい」は19.4%に留まった。今後も非正規社員として働きたい主婦の理由の上位は、「家事・育児・介護等の両立がしやすいから(74.2%)」、「趣味や他の時間との両立をしやすいから(39.7%)」で、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を重視した働き方を希望する主婦が多いことがわかる。

他方、正社員としての雇用を希望する主婦の上位は「固定給が欲しいから(80.5%)」、「賞与が欲しいから(66.8%)」、「福利厚生が充実していることが多いから(59.1%)」で、給料をはじめとした待遇に魅力を感じ、正社員を希望する傾向にあるようだ。今年の4月に働き方改革関連法が施行され、正規雇用・非正規雇用問わず柔軟な働き方を実現できる環境の整備が進められているが、主婦のニーズからもワーク・ライフ・バランスを実現できる働く環境が必要であるということがわかる。

主婦がアルバイトとして働く理由は、生活費のため(82.4%)」が最も多く、「自由に使えるお小遣い稼ぎのため(59.8%)」、「貯金をするため(55.7%)」が続き、金銭的な理由で働く主婦が多いことがわかる。なお、主婦の平均月収は「8万円」だった。

主婦が非正規社員として働きたいと思うのは、ワーク・ライフバランスを重視しているという結果だが、要は夫が家事・育児・介護などを分担する状況にないからだと思う。もちろん、扶養手当の問題もあるだろう。

職場の中が、正規社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、パートさんが同じ職場に混在し、人間関係と勤務体系が複雑化し一番迷惑を被っているのは、正規社員で働く女性ということを企業側は知るべきことでもある。


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実家なら風呂・飯・Wi-Fi付き

2019年05月30日 | Weblog
2015年に厚生労働省が行った調査によれば「50才まで一度も結婚したことがない人」の割合を示す生涯未婚率は男性23.4%、女性14.1%で、つまり男性の約4人に1人、女性の約7人に1人が一生結婚しない。

さらに、未婚者のうち、親と同居する20~50代は約1430万人で、未婚者全体の約7割を占める。この人数は1980年からの35年でおよそ3倍に急増したという。「家を出ない」「結婚しない」子供が社会問題になりつつあるのだ。

「家を出ない」「結婚しない」子供たちの増加なのだが、子供たちは、家なら風呂・飯・Wi-Fi付きで、ひとり暮らしはお金がかかることも、未婚率上昇の一因だ。

背景には経済的な問題が大きいように思えてならない。平成の30年間で非正規社員も増大し、正社員として働いていても、サービス業に従事する人が増えると、当然ながら、勤務時間が長くなる。ブラック企業と思われるギリギリのラインで働いている人も多いのだ。

「飲食業界で働く娘はとにかく激務で、土日も朝から晩まで働くのにお給料はそれほど高くありません。毎晩日付が変わる頃にボロボロになって帰ってくる娘に、『自分でご飯を作りなさい』とか、『洗濯しなさい』なんて、かわいそうでとても言えず、家のなかのことはすべて私がやっています。朝もすっぴんで出て行く娘に、彼氏がいる気配もないため、当然結婚の予定もありません」

まさにこの母親談が現実だと思う。そして、今はまだ親が元気なので生活が成り立っているが、10年後も同じように娘の面倒を見られるかと問われると、「率直に言って自信がない」という。

不思議なもので、『社会人の息子が家を出ない』と悩んでいる親でも、10年くらい経って自分が年を取ると、子供がいる方が便利になる。親と子供が互いに依存し合い、切っても切り離せない関係になる『共依存』に陥りやすいそうだ。

確かに、父が亡くなり、母との二人暮らしになった時、母を置いて一人暮らしをしようとは思わなかった。『共依存』だったかどうかはわからないが、母なのに愛おしかった。


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定年のない国、アメリカ

2019年05月29日 | Weblog
トランプ大統領が来日し、トランプ狂想曲が吹き荒れていたけど、TV画面で見る限り、雅子さまがやっと実力発揮の時が来たのかなと思わせる表情をなさっていたのは、良かったことだと思う。

定年がないアメリカはいつまで働くんだろうか?という疑問がわく。希望する人が70歳まで働ける機会を確保することを企業の努力義務とする方針を日本政府が示したばかりだ。

定年制がない米国は、1967年に「雇用における年齢差別禁止法」が制定された。業務で視力が重要で、安全にかかわっているパイロットや航空管制官などは、65歳定年制だが、一部の例外を除いて、定年を原則禁じている。年齢を理由に解雇することも同様に禁じている。

年齢による解雇は、米国では差別だと捉えるため、採用の募集要項に「何歳まで」などと書くことも許されない。カナダやオーストラリア、英国なども定年を禁じている。定年がない国々では、どういうタイミングで仕事をリタイアするのだろうか?

基本的にはそれぞれ個人の判断で、日本の国民年金にあたる老齢・遺族・障害年金は、雇われて働いている人や自営業者なら62歳から受給できるため、上乗せ年金をもらえない人の中にはこのタイミングで辞める人がいる。要は、年金の支給年齢がリタイアのタイミングに大きく影響している。

米国でも、同じ企業に長く勤めた方がもらえる年金額が多いのも日本と同じだ。違いは、米国では若くても仕事やポストによって高額の給与がもらえるので、若いころから退職後のために蓄財しやすい。

ただし、米国でも公務員は年功序列に近く、長く勤める人がたくさんいる。公務員にも原則として定年が無いので、70歳を超えて正規の職員として働いている人もいる。

この事情を理解すれば、米国の国際線CAが、おばあちゃんと呼ぶに相応しい人が飛んでいるのも納得だ。国際線に若いCAが載っているのを観たことないと昭子に言うと、セニオリオティーシステムだから、国際線に若い子はいないのよと。

そして、パイロットを見ると、あの人達、私より若いのよね〜というのが常だ。見た目では、昭子の方が若く見えるが、いつリタイアしようかな、といつも言っている。

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公的年金だけでは老後不安

2019年05月28日 | Weblog
公的年金だけでは老後不安 国は「自助」求めるけれど、何度この台詞を聞いたことか。実態はどうなっているのかなと思って、総務省の「2018年家計調査報告」から高齢者世帯の貯蓄額の分布と見た。

人生100年時代といわれる超高齢化社会を迎えるなか、老後のお金の備えをどうするかは、全国民の関心事に違いない。金融庁は報告書案で資産形成の必要性など国民の「自助」を訴えたが、手数料稼ぎを優先する販売姿勢など、利用者が抱く金融機関への不信感の払拭も大きな課題になる。

金融庁が高齢化社会で個人の資産形成を訴える背景には、公的年金の縮小や支給延期が将来避けられない現状があると思う。企業に対して、定年を70歳まで引き上げるように要請したり、65歳以降に他企業へに就職斡旋を促したりと、先般7つの指針が発表されたばかりだ。

要は、高齢者が増える一方で、働く世代が今後急減するわけで、さらに雇用破壊起こっており、非正規社員で働く人が増えている現状と、過去5年以上、給与の支給が横ばいか減額になっている現状態では、将来は真っ暗だなと誰もが思うのはたり前のような気がする。

報告書案は「公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある」と公助の限界を認めている。「2018年家計調査報告」から高齢者世帯の貯蓄額の分布を見ると、4000万以上が17%、2000万~4000万が23%、1000~2000万円が22%, 500万〜1000万が15%,、500万未満が23%となっていて、驚くべきは、貯蓄0という人たちもいた。

貯蓄0という人たちの中には、現役時代に相当額の収入があったのだが、現役時代の生活レベルを下げる事が出来ずに貯蓄が0という人たちがいるそうだ。現役時代の収入から年金収入になった時の驚きは、本当にビックリだった。でもそれが現実だと認識するのに2〜3年かかったように思う。

調査からわかる事は、45%が1000万から4000万の貯蓄を持っているのだが、振り幅は大きい。一般的に老後資金は3000万必要と言われている。

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まるで属国見たいだ

2019年05月27日 | Weblog
土曜日から来日しているトランプ大統領夫妻のために、都内にはあれれと思うくらい、警察官が出没している。土曜日に吉祥寺駅から大久保駅まで電車に乗ったらぷらっとほーみ城にも警察官がいたのには、ちょっとビックリだった。日本国中から集められた警察官なんでしょうね。

TVをつければ、全てトランプ大統領の一挙手一投足が放映され、トランプトランプだ。昨日はいつも通りに朝8時に家を出て教会に向かう途中、いつも降りる首都高速の神宮前の出口が閉鎖されていて、慌てて新宿で降りる羽目になった。迷惑〜。

そして、昨日、トランプ大統領夫妻は、東京・両国国技館での大相撲夏場所千秋楽を観戦した。次週開催される学会の発表原稿の最終詰めを家でしていたのだが、どうなっているのかと思って見てみた。最後の一番だったから、優勝した朝乃山が負けたと後で知った。

トランプ氏は表彰式で優勝した朝乃山へトランプ大統領杯を贈呈した。高齢者は記憶していると思うけど、1961年夏場所から1991年夏場所までパンアメリカン航空の元極東地区広報担当支配人だった故デビッド・ジョーンズさんが「パンアメリカン航空賞」を贈呈する際に、毎場所、「ヒョーショージョー」のセリフは、千秋楽の表彰式の名物として高い人気だった。館内からヤンヤの声援が起こったものだ。

私もこの独特の言い回し「ヒョーショージョー」を聞くのを楽しみにしていたものだ。でも、昨日のトランプさんは、自分のアピールの様だったし、英語でdは、アメリカ向けのパホーマンスだったのであろうと思う。

国技館を席巻した“トランプ狂騒曲”は力士にも影響を与え、警備の関係で「ルーティンを壊された」と嘆く力士がいたそうだ。またトランプ大統領が到着、安倍首相と升席に着くまで間が空き、直後は優勝力士の朝乃山-御嶽海戦だった。

表彰式を見ていて気がついたのだが、あれ、知った顔ばかりが写っていた。つまり政治家先生方が大挙して千秋楽の相撲見物に来ていたのだ。これって、政治家特権?って思いながら見ていた。トランプなのにハートがなくて、ダイヤのカードばかりって、言い得て妙だ。協奏曲を見ていると、日本はアメリカの属国みたいだな〜。

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