真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

「ヤバイ」は江戸時代から使われていた?

2023年04月30日 | Weblog

「ヤバい」は若者言葉として定着している言葉の1つだ。 新しい言葉のように思えるかもしれないが、 実は江戸時代から使用されてきた言葉だと知って驚きだ。

「ヤバい」とは危ない状態であることの例えだ。 自分にとって不都合な事態が起こりそうな状況を言う。 中でも何かが発覚すると自分が大変な目に遭うような状況で使用されることが多い。

事実、江戸時代の滑稽本「十返舎一九-東海道中膝栗毛」にも登場するなど、その歴史はかなり古いことがわかっている。

ただ、当時は「やばなこと」のような表現が見られる。しかし、意味合いとしては現代の「ヤバい」とほぼ同じだ。 これらは自分にとって危険な状況となることを言う表現で、 それが徐々に変化しながら、現代にも残ったとされている。

しかし、現代の「ヤバい」は非常に広義な意味で使用されていて、嬉しい感情表現として「ヤバい」を使用することもあれば、楽しい感情表現として「ヤバい」を使用することもあり、現代では特に若者言葉として定着している。

以前学生たちが「ヤバい」を連発していて、私は「今の「ヤバい」はどっちの意味なの?」って良く聞いた。学生たちは、雰囲気でその時の「ヤバい」の意味が分かるのだとも言っていた。

さらに、「マジ」とは真面目をはじめ真剣であることや本気であることを意味する言葉だ。これも江戸時代から使用されてきた言葉の1つで、 中でも当時の芸人の学や言葉として使用されていた。

「びびる」とは、気後れすることや物怖じすることの例えだが、これらはもともと平安時代から使用されてきた言葉の1つだそうだ。 かつて大軍が動く際に鎧が触れ合う音を「びんびん」と表現した。

その「びんびん」と響く音が次第に「びびる音」と表現されるようになったとされ、そこから恐ろしいことが迫るような状況を「ビビる」と表現するようになったのだとか。

新しい言葉として使っている言葉が、その語源を辿ってみると実は、平安時代や江戸時代から使っていたと知ると、使っても良いかなと少し思う。


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老後の住宅難民

2023年04月29日 | Weblog

持ち家に住む年金受給者300名に対し、「老後に持ち家で生活することをおすすめしたいですか」と質問したところ、「とてもそう思う」が28.7%、「ややそう思う」61.0%という結果だった。

約9割が「持ち家での老後生活をおすすめしたい」と思っており、持ち家派の現状の住まいに対する満足度は非常に高いことが明らかとなった。

他方、賃貸に住む年金受給者300名に対し、「老後生活に賃貸住宅で生活することをおすすめしたいですか」と尋ねたところ、「とてもそう思う」が7.7%、「ややそう思う」が50.7%となりました。

約6割が「賃貸住宅で老後生活をおすすめしたい」と思っており、賃貸派の現状の住まいに対する満足度は、持ち家派と比較すると低いことが明らかとなった。

賃貸派の3割以上は、高齢で引っ越しづらい"老後の住宅難民"問題を懸念している。いずれケアホームに入るとしても高齢になって住まいが賃貸だと不安だろうと私は感じるのだ。

賃貸に住む年金受給者300名に「賃貸で懸念していたこと」を質問をしたところ、32.7%が「高齢で契約更新できない可能性があること」、31.0%が「高齢が理由で賃貸契約を断られる可能性があること」を懸念していることがわかった。

さらに、「年齢を理由に賃貸契約を断られた経験はあるか」と聞いたところ、3.3%の人が「ある」と回答した。実際に高齢が理由で引っ越しがしにくい“老後の住宅難民”問題に直面している人がいる。

特に年金生活者で高齢者独身の一人暮らしの場合は、賃貸契約が難しいという声をよく聞く。特に民間のアパートは難しいらしい。

私は持ち家一軒家にしか住んだことがないので、賃貸住宅に住んで契約更新ということを知らないが、2年契約だとあっという間に更新時期が来てしまうだろうと思う。

独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理する賃貸住宅で、全国に約71万戸あるURの賃貸住宅なら、礼金、仲介手数料、香辛料、保証人も無しで借りられると聞いた。

だからか、うちの隣にあるURには、高齢者それも85~90歳くらいの女性の一人暮らしの方たちが多く住んでいる。

とはいうものの、持ち家一軒家を維持するのも相当経費がかかることも事実だ。近年、空き家問題も大きな社会問題でもある。

 

 

 


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Z世代3割離職

2023年04月28日 | Weblog

4月に入り、多くの職場で新人社員を迎えて1ヶ月、25日は初めてのお給料が支給される日だった。ニュースで初任給をどう使うのかというアンケートを実施し、半数以上が貯金と答えていた。堅実だ。

シングルマザーで育った女性は、大学まで出してもらって、母に苦労をかけたので恩返しをしていきたいと答えていた。また、これから銀行に行って入金額をチェックしてから、焼肉を食べにいくと明るくいう女性たちもいた。

インタビューに答えていた男女誰もが、嬉しさいっぱいっぱいの顔で答えていたのは印象的だ。彼らのほとんどは学生時代にアルバイトでお給料を貰っていただろうに、初任給との違いを尋ねたインタビューアーはいなかった。

今の若者は生まれてからずっと、日本経済が低迷期だった。失われた10年から始まって、今は失われた30年とまで言われるようになっている。

だから彼らの不安は経済的要因がとても強くて、金銭的にとてもシビアーだし堅実だ。ブランド品には殆ど興味を示さない。ユニクロの服でさえ高いという。

そういう社会を作ってきたのは、私たち大人たちの責任でもあるから、若者を非難することはできないと思う。

最近、職場が明らかに変容し、「 ゆるい職場」が登場している。例えば、大手企業の早期離職率(新卒3年未満の離職)は、2009年の20.5%から、2017年は26.5%にまで上昇している。ちなみに厚労省データによれば、「大手」の条件を外すと3年後離職率は平均30%以上だ。この数値はすでに15年前以上から続いている。

若者雇用促進法の施行や、働き方改革による労働時間の制限により労働環境は改善しているのに、なぜ早期離職が増えるのか。

離職の理由が「不満」ではなく、「この会社でしかメシを喰えなくなる」という「不安」に変わり、学生時代のインターンの経験が当たり前になり「入社前の社会的経験」が影響しているらしい。

情報過多による「ありのままで」症候群や「なにかになりたい」自分の存在認識や、職場における年長者のロールモデルの不在、喪失。インターネット、SNSの登場、失われた30年など、思考を巡らせると、複合的要素が存在している。

 


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本当にくだらない社会だ

2023年04月27日 | Weblog

韓国の会社員匿名コミュニティ「ブラインド」に最近、名門・延世(ヨンセ)大学出身の大手企業社員が「地方大学出身の先輩に敬意を払えない」と投稿し、批判が集中している、という記事を読んだ

タイトルは「先輩の出身大学を知ってから大変だ」。 投稿者は延世大学を卒業後、大学院に行かずに大手企業に就職し、3カ月がたった。ある日、会社の先輩から「私立S大学の出身」と知らされてから“仕事に身が入らなくなった”という。

「S大学を無視するつもりはない。だが、率直に言って、レベルが違いすぎる。(私は)何か間違って、ここに来てしまったような気がする」 「先輩の言うことが、すべてつまらなく聞こえてしまう。私が変なのはわかる。それでも仕方ない。大学院に行って、もう一度、将来のことを考えた方がいいだろうか」 「今の仕事は自分に適していると思うが、もうやる気が出ない」

これに対し、ネットユーザーからはお叱りの声が相次いだ。 「むしろ、S大学を出てから大手企業に入ったので、大したもんじゃないか。無視すべきじゃない。社会に出れば、能力の尺度は年俸だ」 「同じ会社に勤めているわけだろう? それを言えば、天に向かって唾を吐くに等しい」 「お前は延世大学を出てS大出身者と同じ会社に来たのだから、お前の能力が足りないのか、それとも先輩が大したものなのか、ではないか」。あっぱれな意見だ!

お叱りの言葉を読むと、韓国にもまともな人たちがいるんだなと少し安心する。韓国は凄まじい競争社会で、「地縁、血縁、学歴」さらに男性には軍歴も加わって、社会人として評価される。

若者たちは就職難でもあるし、大学を出たからと言って就職できるわけでもない。さらに大手企業は少ないから就職のためにスペックなるものをつけるためにしのぎを削っている。こういう若者の意識が、差別社会を産んでいるんだと思う。


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品がないように思うけど

2023年04月26日 | Weblog

韓国の料理のお店で鍋料理を注文するとアルミの鍋を直接テーブルに持ってくる。韓国ドラマの中でも、作ったお料理をテーブルの上に、鍋ごとドーンと置く場面を見る。

韓国のラーメンはインスタント麺だ。韓国では、インスタントラーメンや汁物を鍋で作り、お皿によそわずにそのままテーブルの中央に置いて、各自のスプーンを鍋に直接入れて食べる。このらーめんの食べ方は今や日本でも周知の事実だ。日本ではこういうことはないので「鍋ごと置いちゃうの?!」とびっくりする。今は慣れたけど初めはびっくりでした。

有名な辛ラーメンのCMでも、鍋から直接ラーメンを食べている。CMでも鍋から食べるくらいなので、韓国人にとっては当たり前の光景だ。

日本でラーメンを鍋から直接食べる人がいたとすれば、それは独身の若者の男性というイメージだけど、今は韓国の影響で、若者の間ではちょっと流行らしい。

さらに、韓国でのインスタントラーメンの食べ方では、お鍋の蓋をお皿代わりにして食べる。韓国では、日本のように個別に取り皿に取り分けて食べるスタイルではなく、ラーメン以外でもみんなでひとつの鍋から直接食べることが多い。

韓国式の食べ方は、料理が冷めにくかったり、洗い物を減らせたりするメリットがあるかもしれないが、ちょっと不潔だと思うのだ。特にパンデミックになってからは、注意が必要だと思う。

韓国料理に共通して言えるのは、とにかくどの料理にもニンニクがふんだんに使われていて、そして、とにかく材料をなんでも混ぜる。混ぜすぎて素の味も素材の良さもわからない時がある。

ニンニクは世界のお料理に欠かせないものだが、基本的に日本料理には以前はニンニクは使われなかった。韓国料理のレシピには、だいたいの料理にニンニクが使われている。

韓国には大量のニンニクの皮を1つずつ手作業で向くアルバイトもあると聞いた。スーパーにいくと皮むきしてある状態のものが売られているのは、皮むきは手が荒れたり、臭いがついたりするからだ。

韓国料理にはニンニクが欠かせないので、皮むき済みのニンニクをそのまま冷凍保存したり、ミキサーで細かく砕いたものを小分けにして冷凍保存するのが一般的だ。でも最近の若者はあまりニンニクを食べなくなったと聞くし、キムチも然りだ。

 


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