真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

問題が続く相撲協会

2007年09月30日 | Weblog
朝青龍のサッカー事件がまだ片付いていないうちに、新たな事件が起きた。こう事件が続くと、TV番組の~~事件簿になってしまうではないか。朝青龍のことも協会は放りっぱなしって感じだし、今回の対応もなんかすっきりしない。朝青龍の事件は部屋の親方に全責任をおっかぶせて結局理事長は逃げただけだ。

そうしたら、今度は部屋での稽古中、弟子が死亡してしまった。事件だったのかどうかはまだ判明していないのだが、文部科学省までもが乗り出して来て、事件の解明に全力をあげるようにとのお達しを理事長にした。そして、運悪く(?)相撲協会の広報担当が例の朝青龍の部屋の親方だった。

二人とももうすでにある意味有名人だ。毎回TVでマスコミに対応しているこの二人を観るたびに、申し訳ないけど、○○○が悪そうで、何を考えているの?と聴きたいくらいだ。相撲部屋は会社で言えば個人経営だから、きっと各部屋のしきたりや風習、練習のやり方は異なっているのだろう。

言い換えれば、密室で何が行われているかは、その部屋の者にしか分からないということだ。だから、力士を目指している子供が厳しい練習に音をあげて、部屋を飛び出したり家に帰りたいと親に訴えても、親はその実情を知る術をしらないから、子供にただ頑張れとしか言えないのだろう。そして、事件が起きてから、両親はなぜあの時に子供の訴えを聞き入れてあげなかったのかと悲しむ姿が毎回映し出されるのだ。

大切な子供を部屋に預ける時、親方を信頼し部屋に入ってからは親方を本当の親と思って稽古を続けるのだと聞いたことがある。それでなくても力士になりたい日本人の若者は減少するばかりで、新弟子が集まらないというのが部屋の悩みだと言われているが、こういう事件が続けば、ますます力士のなりては減少することは明白だ。

小さいときから相撲しかしてこず、相撲以外の世界を殆ど知らない人たちの集まりの相撲協会は、ある意味特殊な集団だ。そろそろ変わらなければならない時がきているんだと思う。

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希望と安心

2007年09月29日 | Weblog
福田さんのキャッチフレーズは「希望と安心」だそうだ。なんか生命保険会社のキャッチフレーズみたいだ。美しい国日本よりも分かりやすいかなと思う。そう言えば、一時期なんでもなかんでも「可愛い」「美味しい」という言葉で表現していた時もあったけど、結局美しい国日本はなんだったのか分からずじまいだった。

昨日ある人が、今一番の流行語を教えてくれた。「安倍する」だそうだ。安倍するは、途中で投げ出すこと、途中でトンズラすることの意味で使うのだと教えてくれた。ならば、美しく安倍して欲しかったよね。

福田政権は、希望と安心の国日本を目指すということなのだろうが、今日の新聞には、年収200万から300万以下の人が増加した一方で、1000万以上の人も増加しているとあった。つまり収入格差が広がっているってことだ。ちなみに、同僚と給料が毎年減っているような気がすると話したばかりなのだが、やはり新聞によると過去9年間、サラリーマンの給与は上昇しているのに収入は確実に減っているのだ。

ということは、税金なり保険料なりが上昇し、給与から天引きされる額が増えているので、給与が上がった感じがしないのだ。ここ数年、格差が問題になっているけれど、200万以下の若者や非正規雇用が依然として増えているのを見過ごしてはならない。

今の若者は消費もしないし、海外旅行にも出かけないと言われているけれど、不安定雇用の下で年収200万では生活だけでかつかつだろうから、消費どころではないだろう。新しい内閣になっても、代わり映えがしないから国民の政治への期待が低くなり、結局政治家のやりたい放題になるという結末が繰り返されるのだ。

でも、拉致の問題、社会保険庁の問題、特措法のことなど、重要課題が山積みの中、安倍さんは安倍しちゃんたんだということを忘れないようにしないと、また国民は政治家先生にドロ~~ンと煙にまかれちゃいますよ。だって、狸親爺ばかりじゃない。


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日本国家のためではないのでしょうか?

2007年09月28日 | Weblog
安倍首相が突然辞任表明をして入院し、そして自民党総裁選挙が終わり、新たに福田さんが新首相に当選したが、組閣人事は一新せずに安倍さんが約一月前に組閣した大臣たちが殆どそのままその職を引き継いだ。でも不思議なことに内閣支持率が50%以上だから驚く。だって、何も変わってないじゃない。まっ、一月で大臣が交代しているようでは、各省の役人達になめられてしまうのは当たり前で、どうせこの大臣の命は長くはないからとか、どうせすぐに大臣が変わるのだからこの情報は流さないでおこう、などと言うことが当たり前におきてしまうのだ。

ただ、総裁選挙を観ていると、自民党再生のためにとか、ぶっ壊れた自民党を立て直すためにとか、来るべき衆議院選挙に勝つためにと、いう言葉ばかりが自民党の政治家先生達の口から語られる。でもちょっと変じゃないでしょうか?政治家は何が仕事かと言うと、国民の為に、また国家、国益のために政治家先生方は身を粉にしてお仕えしようという高い志しを持って、政治家というお仕事を選ばれたのではないかと思うのだ。

我々国民の税金から高い給与を支払って政治家先生方を雇っているのだから、もっと目線が国民に向いていなければおかしいではないか。政治家先生方はどこを向いてお仕事をしているのかと思う。雇用主である国民を無視して、仲間うちの方ばかり観ているようでは、国民は救われない。

そう言えば、前回の衆議院選挙は確か郵政解散選挙だったと記憶しているが、その際に小泉チルドレンと呼ばれる政治家先生が沢山当選したっけ。中でも異彩を放っていたのが、杉○タイ○先生だった。当選当日インタビューに答えて「えっ、こんなに給料が貰えるの!外車でも買おうかな」と一人大はしゃぎしている様子がTVで何度も流され、自民党のお偉いさんから大目玉を食らったのは記憶に新しい。

こういう時は普通なら、これからの政治家としての活動の豊富などを答えるのだと思うのだが、なんとも能天気な人だなという印象を持った。次回のこの手の政治家が国民から選ばれるのか注目したい。同時に、この人は国民のために何をしてくれているのだろうか?今時は、教員だって学生から授業を評価される時代なんだから、政治家先生も国民が評価しなくちゃね。

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真面目な学生(?)

2007年09月27日 | Weblog
先週末、山中湖に1泊で合宿に行ってきた。今回は自分のゼミではなく、ある授業のサポート合宿にゲストとして参加したのだが、3連休だったので、学生達は新宿からの高速バスが渋滞にはまり往復大変な思いをしたようだった。

合宿の楽しみと言えば、勉強もさることながら、友達と共に過ごす時間だ。合宿の楽しい思いでが、学生時代の思いでとして一番記憶に残っているし、消灯後も夜通し頭をくっつけて皆で語り合ったことが、昨日のように思い出される。だから、私はなるべく合宿に行くようにしているのだ。私たちもバーベキューや卓球、花火、トランプなど定番の遊びで夜を楽しく過ごしたのだけれど、まだ未成年の学生なのでお酒類は絶対禁止ということにしてあった。

バーベキューの時、飲み物はソフトドリンクスが用意されていたのだが、私は幹事をそっと呼んで、酒類を内緒で持って来た人は居ないのかと聴いてみた。「先生、誰も持って来ていないんです」というので、「えっ、たいていの場合、禁止されても持って来るのが普通で、合宿なら禁止されていることを少し違反するのも楽しみの一つなんだけど」と私が言うと、「先生、本当に誰も持ってきたいないんですよ」と。

私が学生の頃は、大学生になると未成年でもゼミやコンパなどで当たり前にお酒を飲んでいたし、合宿などでは禁止されていることを違反するのが楽しみで、参加したようなものだった。つまり、今ほどには未成年者がお酒を飲むことにうるさくなかったのだ。

今は、未成年のお酒にはとても厳しくなっているので、ゼミの打ち上げなどでも絶対にお酒は飲ませないようにしているのだが、今回、学生達が禁止されているお酒を持って来なかったのは、大学の寮だったからなのか、あるいは真面目な学生だからなのかは私には分からない。いやいや、ひょっとして合宿くらいは禁酒しようと思っていたのかも知れない。

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高速道路の駐車場

2007年09月26日 | Weblog
高速道路のサービスエリアはいまとても進化しており、各サービスエリアで様々な特徴のあるサービスを提供している。際立ったこととしては、エリア内に温泉があったり、そこでしか買えない限定の食べ物があったりする。例えば、海老名サービスエリア内で売られている様々な「メロンパン」は有名だし、中央高速の上り談合坂はお惣菜が充実している。

旅行の帰りに、その日の夕食の準備をしなくてよい良いようにとの配慮からなのだそうだが、特にこれが主婦には人気だそうだ。旅から帰って、食事の支度をするのは大変だから、これは良いアイディアだと思う。

夏休みや連休があると高速道路は渋滞し、当然ながらサービスエリアも混雑する。比較的広い駐車場も多く、なるべくならトイレやレストラン、お土産売り場等に近いところに誰もが駐車したがる。雨ならなさらだ。

トイレに濡れずに行けるのとお店に近いという理由で、ハンディーキャップ用、中でも車椅子を使用している方用のパーキングを健常者が駐車し不法に占拠している実態が報告されていた。中でも悲惨だなと感じたのは、車椅子使用者だ。下車する際にご自身でドアを一杯に開き、車椅子を降ろさなければならない。つまり、駐車スペースが健常者の車よりも倍近く必要なのだ。だから、町中にあるコインパーキングには駐車できないのだそうで、なぜなら駐車できても下車出来ないからだ。

海外では、車椅子利用者の駐車場に健常者が駐車すると罰金をとられる仕組みになっていて、健常者がそのスペースに停めることは出来ないし、絶対にしない。このことは徹底されている。一つには、車椅子使用者であっても、健常者と全く変わらない生活ができる環境があるからで、車で外出するのが当たり前の社会だからだ。

これに比べると、日本社会ではまだまだ車椅子利用者が健常者と同様な生活が出来る環境が整っているとは言いがたい。ハンディーキャップ用のパーキングを健常者が不法に占拠しても日本では罰則は無く、例え注意しても車の移動もしないし、中には逆切れの実態だった。ハンディーキャップの方が当たり前に普通に暮らせる社会が早く来ると良いと思う。

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