今週はハワイとカナダから友人が来ている。昨日はカナダからの友人と朝10時から(彼女は朝が早い)会って、ランチとディナーをして、夜8時に溜池のホテルに送って行った。丸1日のアテンドだった。
この友人とも30年くらいの付き合いで、お互いの家族のことも知り尽くしているし、何でも話せる仲だ。友人はカナダに住んで22年くらいになるだろうか?日本に来るたびに会うのだが、話を学校教育と生活上の異文化の話に必ずなる。
昨日は、大学の授業についての話で盛り上がり、カナダの大学の教授と日本の大学に教授の学生に対する考え方が全く違うということで話が大いに盛り上がった。
友人は高校からアメリカに留学し大学までいたのだが、昨日はカナダの大学のことが中心だった。友人がいうには、カナダは移民の国で多文化社会の中で生きなければならないのだという。
カナダで食べる韓国料理、中国料理は、韓国や中国のと同じで、アメリカの様にアメリカ化していないのだそうだ。では和食はどうなの?と聞くと、う〜ん、和食はキャリホルニアロールの様に和食もどきなんだそうだ。
他文化、異文化の中で生きることは、一言で言うと、全てがあな他の自己責任ということだそうだ。だから、大学の授業に遅れて来ようと、途中で教室を出て行こうと、試験ができなくても全てあなたの責任ということで、注意もしないし、教授も気にもしないそうだ。授業の出入りは割合緩やかなんだそうだ。
でも、1年次で6割が落第し、退学していく学生もいるから、入口は緩やかでもすぐに退学しなければならないから、結局真面目に勉強するものだけが生き残れるシステムだ。
友人もカナダに長年住んでいて、だんだんか考え方がカナダ化していていると言っていた。そうか、Who cares! でいいんだなって。自分で責任取れば良いんだから。
日本の学生は、だんだんと幼稚化していて、モンペならぬ、モンスター的な学生がコロナ渦で増えているって言うから、ひょとして、カナダの学生の方が日本の学生よりも大人なのかな?
というわけで、異文化について勉強した次第です。楽しい時間でした。