厚生労働省が30日公表した「平成 22年 社会保障を支える世代に関する意識等調査報告書」によると、非正規労働者の30代男性の未婚率は75%で、他方、正規労働者は30.7%となっており、2.5倍もの差のあることが調査結果で分かった。
非正規労働者の経済的な不安定と、未婚化の進行が強く結びついている現状が明らかになった、と分析しているがこんなこと当たり前の事だ。さらに、男性非正規労働者の急激な未婚・晩婚化は40代でも進んでおり、前回の25.3%から45.7%と半分近くに達している。正規労働者は30代で30.7%と5ポイント程度上昇したが、40代は前回並みの15.1%だった。
一方、女性は正規の方が未婚割合が高く、30代は前回並みの46.5%、40代は9ポイント近く上昇して22.3%だった。この結果からは、女性が働きながら結婚・子育てをする環境が十分整っていないでことが分かる。正規従業員が子どもを持つためには、保育サービスが充実しなければ、到底子どもを産み・育てる気にはなれないだろうと思う。
婚姻の状況をみると、男性の未婚者の割合は、20 歳代 78.9%、30 歳代 38.3%、40 歳代 19.8%、50~64 歳 8.7%、女性の未婚者の割合は、20 歳代 76.5%、30 歳代 23.9%、40 歳代 11.1%、50~64 歳 4.7%という結果だった。
就業状況別に婚姻の状況をみると、男性は正規就業者の方が未婚の割合が低く、女性は逆に正規 就業者の方が未婚の割合が高くなっている。特に 30 歳代は男性の正規就業者の未婚割合が 30.7% であるのに対して、非正規就業者は 75.6%となっており、女性は正規就業者の未婚割合が 46.5% であるのに対して、非正規就業者は 22.4%となっている。
つまり、経済的裏付けがない男性は未婚率が高く、逆に経済的裏付けが不安定な女性は結婚に走るということだけど、この調査結果を観る限り、少子化は絶望的だ。何より、若い世代に経済的な安定があってこそ、子どもも持てるというものだ。
非正規労働者の経済的な不安定と、未婚化の進行が強く結びついている現状が明らかになった、と分析しているがこんなこと当たり前の事だ。さらに、男性非正規労働者の急激な未婚・晩婚化は40代でも進んでおり、前回の25.3%から45.7%と半分近くに達している。正規労働者は30代で30.7%と5ポイント程度上昇したが、40代は前回並みの15.1%だった。
一方、女性は正規の方が未婚割合が高く、30代は前回並みの46.5%、40代は9ポイント近く上昇して22.3%だった。この結果からは、女性が働きながら結婚・子育てをする環境が十分整っていないでことが分かる。正規従業員が子どもを持つためには、保育サービスが充実しなければ、到底子どもを産み・育てる気にはなれないだろうと思う。
婚姻の状況をみると、男性の未婚者の割合は、20 歳代 78.9%、30 歳代 38.3%、40 歳代 19.8%、50~64 歳 8.7%、女性の未婚者の割合は、20 歳代 76.5%、30 歳代 23.9%、40 歳代 11.1%、50~64 歳 4.7%という結果だった。
就業状況別に婚姻の状況をみると、男性は正規就業者の方が未婚の割合が低く、女性は逆に正規 就業者の方が未婚の割合が高くなっている。特に 30 歳代は男性の正規就業者の未婚割合が 30.7% であるのに対して、非正規就業者は 75.6%となっており、女性は正規就業者の未婚割合が 46.5% であるのに対して、非正規就業者は 22.4%となっている。
つまり、経済的裏付けがない男性は未婚率が高く、逆に経済的裏付けが不安定な女性は結婚に走るということだけど、この調査結果を観る限り、少子化は絶望的だ。何より、若い世代に経済的な安定があってこそ、子どもも持てるというものだ。