真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

未婚75%とは・・・

2012年08月31日 | Weblog
厚生労働省が30日公表した「平成 22年 社会保障を支える世代に関する意識等調査報告書」によると、非正規労働者の30代男性の未婚率は75%で、他方、正規労働者は30.7%となっており、2.5倍もの差のあることが調査結果で分かった。

非正規労働者の経済的な不安定と、未婚化の進行が強く結びついている現状が明らかになった、と分析しているがこんなこと当たり前の事だ。さらに、男性非正規労働者の急激な未婚・晩婚化は40代でも進んでおり、前回の25.3%から45.7%と半分近くに達している。正規労働者は30代で30.7%と5ポイント程度上昇したが、40代は前回並みの15.1%だった。

一方、女性は正規の方が未婚割合が高く、30代は前回並みの46.5%、40代は9ポイント近く上昇して22.3%だった。この結果からは、女性が働きながら結婚・子育てをする環境が十分整っていないでことが分かる。正規従業員が子どもを持つためには、保育サービスが充実しなければ、到底子どもを産み・育てる気にはなれないだろうと思う。

婚姻の状況をみると、男性の未婚者の割合は、20 歳代 78.9%、30 歳代 38.3%、40 歳代 19.8%、50~64 歳 8.7%、女性の未婚者の割合は、20 歳代 76.5%、30 歳代 23.9%、40 歳代 11.1%、50~64 歳 4.7%という結果だった。

就業状況別に婚姻の状況をみると、男性は正規就業者の方が未婚の割合が低く、女性は逆に正規 就業者の方が未婚の割合が高くなっている。特に 30 歳代は男性の正規就業者の未婚割合が 30.7% であるのに対して、非正規就業者は 75.6%となっており、女性は正規就業者の未婚割合が 46.5% であるのに対して、非正規就業者は 22.4%となっている。

つまり、経済的裏付けがない男性は未婚率が高く、逆に経済的裏付けが不安定な女性は結婚に走るということだけど、この調査結果を観る限り、少子化は絶望的だ。何より、若い世代に経済的な安定があってこそ、子どもも持てるというものだ。

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BMI 3O超えが30%の国

2012年08月30日 | Weblog
BMI(体格指数。体重÷身長の2乗で、20~24が標準とされる)が30を超える人は全人口のほぼ30%を占めているのは、言うまでも無くアメリカで、アメリカは経済大国と同時に肥満大国でもある。3人に1人は太りすぎで、肥満によって発生するコスト(医療費、生産性低下など)は推定2700億ドルという金額になっている。

一般論として、肥満は食べすぎと運動不足が原因だが、調査では、昔と比べ、職場で身体を動かさなくなったのが肥満の一因だと結論づけている。研究グループは、農業人口が減少したミシシッピ州とウィスコンシン州の肥満率が高いことに注目し、労働における運動量と肥満の関連性の調査を行った。

1960年から2008年にかけての、さまざまな職種における運動量とカロリー消費量を調査したところ、製造業の低迷に伴い、カロリー消費量が大幅に減少していることが判明した。1960年代には約50%を占めた“中程度の身体的な活動を必要とする仕事”が現在ではわずか20%に減少し、残り80%は“ほとんど身体を動かす必要がない仕事”であることがわかった。

今回の調査結果を受け、雇用者側には今後“従業員に対するなんらかの働きかけ”が求められるようになるかもしれない、と言い、たとえば「スポーツジム加入者に補助金を出す」「公共交通機関の利用を推奨する」など、実際一部の職場では、座らずに立って仕事をするスペースを設けたり、トレッドミル(ランニングマシーン)がついた机を導入したりしている例もあるのだそうだ。

日本でもメタボリック症候群対策や高血圧や糖尿病などの成人病が言われているけれど、アメリカとは比較にならないと思う。アメリカ人が一回食べる食事量は多すぎるし、高カロリー食ばかりだし、ファストフードが中心の食生活で、太るなと言う方が無茶な話しだと思う。

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ドライアイスが足りない

2012年08月29日 | Weblog
ドライアイではなく、ドライアイスが足りないのだそうだ。猛暑が続いているので、利用量が格段にアップしたと言う事だけではなく不足している理由は、以外な所にあった。

ドライアイスがCO2から作られているのは知っているけど、どのようにして作られているかを知っている人は少ないと思う。知って驚いた。CO2は、メーカーの工場から排出される二酸化炭素を集めて作るのだそうだ。

ところが、グローバル経済に伴い、工場の海外移転が進んでいて、国内は空洞化が起きているのは誰もが知っているけれど、そのため、二酸化炭素が思う様に集まらないため、ドライアイスが作れないという構図が出来ているそうだ。

ドライアイスは気化してしまうので作りおきができないから毎年作らなければならないのだ。昨年は韓国から通常の1.5倍の二酸化炭素を輸入したそうなのだが、このまま行くと品不足で、値上がりするかもしれないのだ。

ドライアイスが品付則案ら保冷剤をもっと開発して使うより他ないだろう。保冷剤は何度も使えるし、環境にも優しいと思うのだけど、コストがどれくらいなのかは分からない。

冷蔵庫が無い時代、食べ物はその日使う分だけ買って消費していた時代から、大量に買い込んで冷蔵・冷凍して消費する時代に変わってきた。今でもケーキなどを買って家に持って返る時などはドライアイスは必要だ。

ドライアイスが値上がりすると、料金がかかるようになりケーキ代+ドライアイス代がケーキ1個分くらいになるかもしれない。ビジネスが何処でどのように結びついているか知らないことが多すぎる。

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運転経歴証明書

2012年08月28日 | Weblog
今年の4月から発行されている運転経歴証明書の発行数は4月から6月の3ヶ月間で約3万1千件(暫定値)になり、過去に最多だった20110年の約2万9200件を上回ったそうだ。経歴証明書は、金融機関での口座開設や携帯電話を買う時などに、公的な身分証明書として使える。

警察庁によると今年1月から6月迄の自主的な免許返納は、約5万2700件だったそうで、過去10年では返納者の9割前後が65歳以上が占めていて、今年の返納者の大半が高齢者とみられる。

身分証明書となるものは、車の免許証、パスポートなどだろうけど、高齢者になると持っていないことが多くなる。そのため身分証明書の代わりとして、免許やパスポートを持っている人もいることはいるが、パスポーとは最長10年だし車の免許の方が便利ではある。

高齢になればなるほど、車が必要になると思うのだけれど、都心部にお住まいの方は公共交通機関があるので、そうそう問題にはならないかも知れない。でも、都心部でも買い物難民と言われている高齢者もいるし、地方に行けば、マイカーが無ければ生活出来ない方々も多いはずだ。

高齢になれば、事故率は高くなるのは分かるけど、さりとて、『足』がなければが買い物、病院にも行けないのだから、昭和の時代のように、「ご用聞き」が、各家を回って注文取りをするようにすれば良いのにと思う。

誰もがコンビニやスーパーが直ぐ側にある所に済んでいるとは限らない。独居暮しの方も多くなっているし、こういうところにもっときめ細かなサービスを提供してくれるビジネスが出てくると良いと思う。急速に高齢化社会になっているのが分かる。



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何処もかしこも親爺だらけ

2012年08月27日 | Weblog
最近何処に行っても、定年退職をしたのだろうと思われるまだ爺様と言うには若い、親爺たちが本当に何処にいても出没している。初老の親爺たちが今は、昼日中からあちこちに出向き生活している現状に驚く。

まず、一番驚いたのは、夕方8時近くのスーパーい大勢の親爺がいることだ。今、私は母の病院を7時に出て、家の近所のスーパーに行くのだが、女性は殆ど見かけないが、初老、歳の頃60歳以上だろうと思われる男性が買い物かごを片手に買い物をしている。

さらに、朝、やはり母の病院帰りの8時半頃に、24時間のスーパーに行っても、そこには女性の姿は無く、メモを片手の爺様たちが、色々品定めしながら、買い物をしているのだ。

今日はもっと驚いた。朝8時半に行きつけのクリニックに行った所、既に4人の親爺が並んで折り、9時迄に並んだ人は私以外総て、初老の親爺たちだった。やはり、女性は誰もいなかった。

朝8時半頃は女性は家事で忙しいのかも知れないが、以前はこういう光景は全く観られず、いわゆる団塊世代が定年を迎え、家に居る人たちが増えたと言う事なのかも知れないと思った。

団塊世代は数の上では凄く多い。この様子を観て、10年後の日本は一体どうなってしまうのかと考えた。どこもかしこも老人だらけになってしまう。シンガポールは国策として、少子化に取り組む事が最重要課題だと先頃言った。

日本、韓国、シンガポールの少子化は深刻で、さらに台湾なども少子化傾向にあり、アジア諸国は先進国いりしようとする過程で、少子化問題に出くわしている。大阪維新の会の橋下大阪市長が衆議院議員の定数を半数にすると公言したのだが、そこに少子化対策は入っているのだろうか?

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