真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

3度も約束の時間を変えたのに

2019年09月30日 | Weblog
昨日の日曜日は怒涛の1日でした。今アメリカからいらしている栄子先生のセミナーが隔月で行われていて、先週土曜日が4回目だった。今年の3月からセミナーが始まり、このセミナーに出るために、私の今年のスケジュールはこの日程に合わせて海外に出ている。

栄子先生とはイスラエル・ヨルダンに一緒に行ったのが初めてで、イスラエルに16年住んでいらして、イスラエル公認ガイドであり、敬虔なクリスチャンでもあるので、2月の旅行の際に、アテンドしてくださったのだが、その知識量の豊富さに圧倒された。

聖書の中でも、黙示録は難解だと言われているけれど、栄子先生のご説明を聞くととても分かりやすく、それ以来、栄子先生が来日された時には、万難を排して、セミナーに参加している。

日曜日は朝7時から教会アクティビティーに参加しているのだが、殊の外、昨日のスケジュールはタイトだった。以前から元教え子と会う約束をしていたのだが、私の都合で3回もお会いする時間を変更した。

嫌な顔一つせずに、私の都合に合わせてくださった元教え子に感謝し、3時間ほど、彼女の仕事の現状や今後のことなどを話し合った。TOEIC990を取るほどの英語力があるのだが、当人はとても謙虚だ。慌てずに、割合ご自身のペースで物事を進めているように感じる。

お互いに海外に出ていることが多く、日程調整が難しいが、昨日はLCCについて詳細に教えてくれた。私はLCCに乗ったことがないので、荷物について、どのようになっているのか皆目分からないからだ。

たまたま、韓国木浦にある共生園の創立者生誕110周年記念祭にご招待された。共生園には私が支援していた3人の子供たちがお世話になったところで、それぞれが大学を出て、今は看護士、幼稚園お先生、介護士として独立している。

子供たちが共生園から独立するまでは1年位2度は遠く木浦の共生園まで会いに行っていたのだが、、最期に訪れたのは、彼女たちが卒園後、2年半前だった。

こういう機会でも無い限り、木浦に行くことも無いだろうと思って10月16〜19日まで行くことにした。先方から指定してきた飛行機がLCCだっというわけです。



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もうモノが運べない

2019年09月29日 | Weblog
国土交通省によると2007年度に32億3200万個だった宅配便の取扱個数は、2017年度には42億5100万個に増えた。ところが荷量全体でみると、同じ期間で57.8億トンから47.8億トンに減った。つまり、ネット通販の普及などに伴い宅配を中心に、荷物を小口で送る頻度が高まっているからだ。

画一的な荷物を大量に運ぶことを前提としたハブ・アンド・スポーク型の物流網では、小口の荷物が多ければそれだけ、配送現場での搬送や積み下ろしの手間も増える。

配送の依頼が下請けや孫請け、ひ孫請けの配送業者へと流れ、下層にいくほど仕事の単価が下がる「多重下請け」が根付くのが日本の物流業界だ。消費増税前の駆け込み需要など荷物配送量が一時的に急増するケースでは、業界の「割に合わない仕事でも上から振られたら断れないという暗黙の了解」のもと、配送業者らが徹夜で荷さばきするなど現場に負担をかけながら対処してきた。

今の荷主と配送業者のいびつな関係の起点になったのが、1990年に施行された貨物自動車運送事業法だ。配送業への新規参入をしやすくする法律で、これを受けて1990年に約4万社だった配送業者はピークの2007年には約6万3000社へと増えた。

競争が促進された分、配送料金は下がり、少しでも荷主から仕事を得ようと配送業者は荷物の積み下ろしや検品、フォークリフトでの倉庫内の運搬など単なる「貨物の輸送」の枠を越えた仕事を配送料金に含めずに請け負うようになった。

その結果、ドライバーの労働環境はこの30年で過酷になり、荷物の積み下ろしなどで月の拘束時間が400時間を上回ったドライバーもいるそうで、過酷という言葉では言い表せない現状に言葉を逸する。

悲鳴を上げる物流の現状が見て取れるが、中でも、食品業界は賞味期限の管理など検品作業が煩雑で、配送業者から嫌われがちだ。でも、いよいよ、もうモノが運べないという世界が来てしまっているのだ。

高齢化社会の上に、ネット通販での購入が主流になっていく今後の配送業界の前途は多難だ。ドライバーがそのうち、過労死するなんてニュースが流れるんじゃないかと心配だ。


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「外国人雇用に関する企業の意識・実態調査」の結果

2019年09月28日 | Weblog
パーソル総合研究所、「外国人雇用に関する企業の意識・実態調査」の結果を読んだ。調査結果から、外国人と日本人の賃金格差は明らかで、外国人は同じ職種でも平均月収4.6万円も安い結果となった。既に外国人雇用している企業は、約7割が雇用拡大の意向を示し、人材確保策として外国人を優先する意向だ。

本調査は、日本における人口減少や人手不足への対策として外国人材の就労促進を行うために、2019年度から新たな在留資格「特定技能」が始まったことを受け、外国人雇用の実態を明らかにすることを目的に実施した。

賃金格差と離職の関係を見てみると、外国人と日本人の賃金格差が明らかになった。正社員の場合、日本人と同じ職種であっても、外国人の平均月収は4.6万円安い。技能実習生の場合、同じ職務であっても日本人より低水準の給与と回答した雇用主は46.7%にのぼるのだ。

日本人正社員の離職率に比べて外国人正社員の離職率が高いか低いかで企業群を分けた場合、外国人の離職率の方が高い企業群では、日本人より外国人の方が平均月収で10.6万円安かった。他方、低い企業群では外国人の方が平均月収で1.9万円の安さにとどまった。全体平均は月給4.6万円の格差であった。同じ仕事をしているのに、日本人と給与の差があっては、より良い職場環境、中でも給与の良い職場へと移動するのは当然のことだ。

外国人雇用の意向としては、「すでに外国人を雇用している企業」では、外国人雇用をさらに拡大する意向が約7割だった。数年も前から、外国人を雇用しなければ仕事が回らないと言われていた。

2019年4月の改正入管法施行により、14業種では新しい在留資格「特定技能」で外国人を雇用できるようになったのだが、しかし、特定技能の雇用について14業種に属する企業に聞いたところ、「検討していない」45.2%、「よく知らない」18.4%となり、計63.6%の企業が消極的だった。すでに特定技能で雇用しているのは2.4%。検討しているのは34.0%だ。

同一労働同一賃金が当たり前なのに、外国人をまだこのように給与で差別しているという実態に唖然だ。これでは、日本を働き先として選ばないと思う。



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広告業界が言う「F3層」

2019年09月27日 | Weblog
「F3層」とは、主に広告業界で使われる用語で、具体的には、広告のターゲット層を指す。「F」は「女性」を意味する「FEMALE」を略しており、「F1」が20歳から34歳、「F2」が35歳から49歳、そして「F3」は50歳以上という分類だ。

どうでもいいことなんでけど、「小泉進次郎・滝川クリステルの夫婦は人気が長続きしなかったのか」、の記事を読んだ。今、テレビの視聴率と世論調査を動かしているのは、F3層だからだと言う。どうも結婚当初の祝福ムードは、早くも雲散霧消しつつあるようで、視聴率を見れば、世論は一目瞭然なんだそうだ。

独身だった頃の小泉進次郎さんは、F3層から人気があり、その進次郎さんを奪った滝川クリステルさんが許せないということらしい。滝川さんの人気は男性が支えていて、具体的には、M2層(35歳から49歳の男性)とM3層(50歳以上の男性)だ。

F3層が進次郎さんの妻になってほしかった女性は、『おしとやかで、出しゃばりすぎない、和風の、ちょっと不美人』だったはず、と読んで、なんともファンというのは身勝手な人たちだなと思うと同時に、ファンの心は移ろいやすい。揺るぎのないものに心を預けなくちゃと思う。

いくら言論の自由が保障されている日本であっても、SNSで発信されるコメントには目を覆うものもあるし、見ず知らずの人たちに言いたい放題揶揄されたら、どんな気持ちなんだろうと思う。小泉夫妻の前途は多難のようで――と、あったけど、ご夫妻にとっては大きなお世話ってとこかしらん。

政治家も人気商売のうちと思えば、どんなコメントも甘んじて受け入れるということかもしれないが、確かに小泉進次郎さんの発言が何を言っているのかわからないことは確かだ。

「#進次郎さんにキリッと朗読してほしいコメント」のハッシュタグで、◆「赤を上げて、白を下げないとどうなると思いますか? そう、赤と白が、上がるんです」◆「年末年始。年の瀬。師走。こういう言葉を聞くたびにね、いつもこう思ってきました。もうすぐ新年だな、と」、笑えるし、頭悪いよね。


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グレタ・トゥーンベリさんの演説

2019年09月26日 | Weblog
9月23日にニューヨークの国連本部で行ったグレタ・トゥーンベリさんの演説が、大きな反響を呼んでいる。涙ながらに地球温暖化について訴えた演説は、日本の環境大臣小泉進次郎氏の言葉を持ってすれば、「会場の全員が感動した」というくらいの演説だった。

他方、小泉環境大臣は、外国人記者から2酸化炭素を減らす具体的な方策について問われ、トンチンカンな返答、こういふうに問われることが話題になると応えていた。つまり具体的な案が全くないことをまた露呈した。

TVニュースで流されるものは、同じ部分が繰り返し放映されるので彼女がどのようは感情で演説したのかは、わらかない。グレタ・トゥーンベリさんはアスペルガーのようだ。グレタさんは、アスペルガー症候群と強迫性障害、選択的無言症であることを公表してる。

アスペルガー症候群とは、知的障害を伴わない自閉症のことで、対人コミュニケーションが苦手、興味の対象が限定的、などが主な症状だという。

しかし、グレタさんは言う。「アスペルガーは病気ではなく、1つの才能。アスペルガーでなかったら、こうして立ち上がることはなかったでしょう」と、本人のFacebookに投稿している。

「アスペルガーだからこそ、人とは違った視点で世界が見れるのです。もし私がアスペルガーでなかったら、そんな風に世界を『外側から』見れなかったでしょう。私のようなアスペルガーの人間にとっては、ほとんど全てのことが白黒どちらかなのです。私たちは嘘をつくのがあまり上手ではありません」

しかし、彼女を動かしているのは、温暖化問題への人々の関心や行動だけではない。その強い意思と行動力は、「障がいとは何なのか」という問いを全世界に投げかけている。グレタさんは、その地球温暖化対策を訴える行動が評価され、2018年3月にはノーベル平和賞にノミネートもされた。

「私にとって地球温暖化は白か黒かの問題です。生き残りの問題となればグレーな部分はありません」とグレタさんは訴えているのだ。そうね、私たち大人たちは、社会には白か黒かの問題はそう多くは無いと思って生きているってことです。


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