真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

池井戸潤さんの「空飛ぶタイヤ」を観て

2018年07月04日 | Weblog
池井戸潤さんの作品を読み始めたのはいつ頃だったか忘れてしまったが、最初に読んだ小説は「ルーズヴェルト・ゲーム」だった。広島出張の時、東京駅構内の本屋さんで平積みされているのを偶然見つけて、数ページ読んで面白そうだと思い、大きくて重かったけど、広島までの新幹線で読むには丁度良いと思って買った。

それ以来、下町ロケット、七つの会議、オレたちバブル入行組、かばん屋の相続、花咲舞が黙ってない、など池井戸さんの本はほぼ読んでいる。昨日は、友人と「空飛ぶタイヤ」が映画化されたので観に行った。

テレビドラマ化もされたらしいのだが、長瀬智也主演で新たに映画化したものだ。昭子が智ちゃんの大ファンなので、アメリカで日本に戻ったら観にいく約束をしたからだ。万引き家族も観たいと思っていたのだが、まずは昭子の智ちゃんを観に行った。

あらすじは、ある日トラックの事故により、1人の主婦が亡くなった。事故を起こした運送会社社長、赤松徳郎が警察から聞かされたのは、走行中のトラックからタイヤが突然外れたという耳を疑う事実だった。整備不良を疑われ、世間からもバッシングを受ける中、トラックの構造自体の欠陥に気づいた。中小企業が大企業へ果敢に挑戦する姿、また大企業の中に内部告発をする人など、勧善懲悪的なストリーの結末は、わかっていても読み終わって、観終わって痛快なのだ。

直木賞作家の池井戸潤さんの“初の映画化”作品となったそうだ。池井戸さんの作品には、通底する「抑圧された人々の大逆転劇」だ。正義は必ず勝つ筋立ては痛快で、読み終わって気分爽快だ。

実際のビジネス社会では、このように正義がそううまく運ぶとは思わないこれど、ビジネスパーソンにとっては、自分では出来ないこと堂々とやってのける構成だ。

出演している俳優さんがTVドラマに出ている今売れっ子の顔だった。でも昭和の往年の大スターのようは俳優は今はいないんだなと感じた。なんとなく全員が小粒な感じだった。

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1 コメント

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Unknown (神崎和幸)
2018-07-04 17:03:35
こんにちは。

「空飛ぶタイヤ」の原作は読みましたよ。
面白かったです。
赤松社長の戦う姿勢に元気づけられました。
そのうえ最後まで飽きることがありませんでしたよ。
映画も観ようと思っています。

池井戸さんの小説はほとんど読みました。
本当に面白いと思いますよ。

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