ワクワク系の小阪裕司先生の新刊はビジネス絵本です。
日本では子どもの時から、「同調圧力」を受けまくります。「協調性を持て」「空気を読め」と言われ続け、異端になれない環境に置かれています。つまり、「なぜ?」と考えるよりも、時代の流れに乗っかることを奨められ、既存の価値観だけが大手を振って闊歩します。
また、効率化の重視一辺倒で、寄り道、みちくさはご法度になり、五感を活かすゆとりや空間が損なわれています。
しかし、モノが有り余るこの時代、常識や慣習に囚われない、自由な感性を活かした変人がビジネスを動かしていることを、ワクワク系ビジネス実践会の実例を挙げて報告しています。
そこで小阪さんが掲げた指標は 「変差値」 です。ものごとの本質を徹底的に考え、抽象的な概念を練り上げ、実行に移す、変人を目指そうと訴えています。
と同じく、変人で何よ!という意気込みで生きていきましょう! 中高生に読んでもらいたい1冊ですね。
『発動せよ!変人(かぶきもの)感性』(小阪裕司著、ぼくら社、本体価格1,800円)
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