鎌倉時代の逸話集で、編者は不明である。
教訓的な話を、十に分類して書かれている。
1、人に恩を施すべき事 2、驕慢を離るべき事 3、人倫を侮らざる事
4、人の上を誡むべき事(プライバシーに踏み込まない) 5、朋友を選ぶべき事
6、忠直を存ずべき事 7、思慮を専らにすべき事 8、諸事を堪忍すべき事
9、懇望を停むべき事 10、才芸を庶幾すべき事
これら10の教訓に、それぞれ数個の逸話が添えられている。
どの教訓も素晴らしいが、なかなか実行できない。
「わかっちゃーいるけど やめられない。」ということである。
脳血栓で入院していた友が、退院した。後遺症は残らなかったらしい。
不幸中の幸いである。
菜根譚・前集・105条 徳を養う三つの心がけ。
「人の小過を責めず 人の陰私を発(あば)かず 人の旧悪を念(おも)わず。
三者は以て徳を養うべく 亦た以て害を遠ざくべし。」
①人の小さな過失を責め立てず ②人のプライバシーをあばかず
③人の過去の悪事をいつまでも覚えていない
この3個の事を守ることは、自分を守ることであり、危害から遠ざかる事になる。
60代の女性は、水泳をし身体を鍛え、自家用車を運転して、家に着いた。
自家用車の位置を直すためバックをした途端、川に飛び込んでしまった。
パトカーや救急車や消防車まで勢ぞろいして、女性を助け救急車で運ぶ。
意識はあったとのことであるが、大きな事故である。
チョットの操作ミスで、鍛えた体も意味をなさない。
ブレーキとアクセルの踏み間違いではないだろうかと想像する。
歳を取るにつれて、すべてが老化する。
老化の早い人と遅い人の差はあるが、いずれ例外なしに老化が起る。
自分も、もう少しの期間運転をしたいので、慎重に落ち着いて自動車に乗ろう。
最近の2~3年、我が友も自分も病気や事故が多い。
無理をすると、てきめん身体の異常が現れる。転倒、脱水、足腰の使い痛み等々である。
”今日が一番若い日”なので、心身をゆっくりと柔らかく使おう。
10年間ぐらい使ったカメラの調子が、イマイチである。
当時、300万画素で欲しいと思って狙っていたが、値段の折り合いがつかなかった。
高値は続かず、19,800円になった途端に購入した。
一緒に何度も、海外旅行に行った。沢山の写真を撮った。
カメラにも老いがあるのか、すべての動作が、ゆっくりになった。
これからの我が健康年齢を考えると、あまり長くはないだろうと予想して、
2万円前後のカメラを求める。パナソニック1200万画素の一眼レフである。
我が家の坊やが、「撮ってみたか?撮ったか?」と煩いので、まだ手を付けていない。
忘れた頃に撮り始める積りである。次回に載せる写真は、新しいカメラで撮る予定である。
ポロの腹水が溜まった。前回腹水を抜いてから、まだ10日間ぐらいである。
食べ物はいくらでも要求するが、動作はゆっくりで、走ることはあまりしない。
そろそろ病院に行かなければいけない。病院通いが激しくなる。