鎌倉時代の逸話集で、編者は不明である。
教訓的な話を、十に分類して書かれている。
1、人に恩を施すべき事 2、驕慢を離るべき事 3、人倫を侮らざる事
4、人の上を誡むべき事(プライバシーに踏み込まない) 5、朋友を選ぶべき事
6、忠直を存ずべき事 7、思慮を専らにすべき事 8、諸事を堪忍すべき事
9、懇望を停むべき事 10、才芸を庶幾すべき事
これら10の教訓に、それぞれ数個の逸話が添えられている。
どの教訓も素晴らしいが、なかなか実行できない。
「わかっちゃーいるけど やめられない。」ということである。
脳血栓で入院していた友が、退院した。後遺症は残らなかったらしい。
不幸中の幸いである。
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