講演「幸せ脳に育てるヒント」

　脳学者　黒川伊保子氏の講演があった。一講座６０万円の講演である。
しかし、キャリアネット広島との共催であるから、資金面は問題がなかった。
宣伝文では、”目からうろこ”の大げさなものであった。
内容は、頭に叩き込んでいる事柄ばかりである。

脳の発達から考えるに、親が子供にすることは２つだけである。
一つ目は、子供の育つ力を邪魔しないで見守る。
二つ目は、４つのホルモンを出す生活習慣を作ってやる。
そのホルモンとは、メラトニン・セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンである。
これらのホルモンを出すことにより、天才脳・幸せ脳になれる。
好奇心旺盛で、失敗にもめげず、小さな事にも感激しやすい脳が、幸せ脳である。

幸せ脳にするホルモンを出す生活習慣とは、我々知っている、又実行していることである。
すなわち、”早寝　早起き　朝ごはん　読書　適度な運動”である。

人間の脳としての完成時（脳のピーク時）は、５５歳とのことである。
これも”人間らしくなるのは５０歳から”と言われている通りである。

脳の発達に付いての話があったが、７０歳以上は自由に生きなさいとのことである。