ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

福島の原発事故は人災だと元IAEA事務次長が話した

2011-06-14 08:03:09 | 社会・経済

 先日の新聞記事で、元IAEA事務次長が、以前に東電の福島原発を見て、東電に格納容器と建屋を、二重にして水素爆発の防止策を提案した時の、東電の対応は「神のように尊大であった」と、言っております。

 対策費用は最大でも5億円ぐらいですむはずですが、「東電は全てを知っていると思い込み、神様のように尊大に振る舞った。 東電が原子力安全規制当局に提出していた資料は、不正が加えられていた。 これは東電が招いた事故だ」と断じています。

 聞くところによれば、原発の事故に対する安全策の枠を、自民党政権時代の小泉純一郎首相の時に、はずされたということです。 

 私自身は、もともと私達の仲間が反対運動を行なっていた関係から、何かおかしいなあという感じでおりましたが、今回の大震災を通して、4つのプレートが滑り込む上にある日本の国土に、普通以上に安全が求められる原発が存在すること自体が、おかしいものと思います。

 火山は活発に活動し、豊かに湧く温泉があることは、それだけ活発に地球が内部で動いていることになります。 ましてや、いつ日本全国で地震があってもおかしくない国なのですから。

 それにしても、福島の原発事故で働く人々の安全と、事故の早期の収束を願わずにはいられません。


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