ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

静か 滑らかさ は最低1時間の座禅が必要だと思うのですが

2019-06-08 04:34:33 | 座禅

胡座を組んで意識を長く吐く呼吸のみに集中して行う座禅は、究極的には心身の深層部までも含めた「静か」な状態にすることが大切です。

そのような状態になって初めて、座禅の真髄を自らが感得することになります。

「静か」に近い状態は自分の体験からは、45分ぐらいで体感します。 1時間の座禅は、その「静か」な状態を15分間継続することになります。

私はガンに罹った友人の病気回復を願って、毎晩3時間の座禅を継続的に行ったことがありますが、ひとつの信念がなければ、なかなか出来ることではありません。

継続的に毎日行うには、自分の生活サイクルに合わせて、最低1時間の座禅で良いのではと思っております。

深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸を行なっていると、誰もが体の中に流れる気を感じるようになります。

その気の流れは、はじめは硬い感じですが、次第に時間の経過とともに、滑らかになってきます。 その時間が45分後ぐらいになって体感することになります。

究極的には気の流れも、滑らかさを通り越して「静か」な状態に達します。 「静か」な状態になった時には、日常的なストレスから解放され、セクシャルなエクスタシーを遙かに越える、崇高な至福感を感得することになります。

私自身は、はじめからそのような状態を目指した訳ではなく、毎晩 継続的に行った1時間の座禅を通して感得したものなのですが。